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手持ち長秒チャレンジのフィードバック
場所は、横浜中華街近くの交差点。横断歩道が青になると中華街と駅に向かう大勢の人達と、それを見守る交通整理のオジサンの対比が面白いかなと撮影を開始。撮影機材はE-M1 Mark IIとZUIKO AUTO-S 40mm F2。モードダイヤルはSモード。MFレンズなのでF値と露出補正を手動で調整しながら1/6秒、5秒、10秒と時間を増やしていった。SS 1/6秒 |
SS 5秒 |
SS 10秒 |
花火大会は突然に...
交差点近くの手すりにもたれかかり、バリアングル液晶を使ってローアングル撮影。SS 10秒は歩留まりがガクッと落ちた。無我の境地で「私は地蔵」と何も考えないようにするんだけど、体が時々揺れてしまいます。すると突然、ドーーーン!という大きな爆発音が地鳴りと共に聞こえてきた。え?今日は花火大会あるんだΣ(゚Д゚) |
40mmでは花火と鑑賞する人達を一緒に撮れない。慌ててレンズを17mm F1.8に交換してSモードで撮影開始。歩道の支柱に座り、フォーカスクラッチでMFに切替えてピーキングで花火にピント合わせ。シャッタースピードは5秒に固定して、撮影結果を確認しながら露出補正を調整しました。SSは途中で10秒に切り替えたりもしたが、あまり動かない人達が大きく被写体ぶれして目立つので、花火とのバランス的に5秒がちょうど良いかも。
撮影していた歩道は、中華街へ向かう人達で大変混雑していた。もし仮に三脚を置いたらE-M1 Mark IIごと倒されてしまったことでしょう。こうして写真をみると往来する人達は殆ど消えているんだけど、ときどき立ち止まる人達が重なって撮れていたりと、花火と長秒撮影はハプニング性があって楽しめました。花火大会が終わると、街中の動くものと動かないものを探すようになっていて、、、
長秒撮影は面白い(・∀・)! |
花火写真家の金武武氏によると、シャッタースピードは「中型の4号玉の単発打上花火だと4〜6秒程度、大きな尺玉だと8〜10秒間、三尺玉になると20〜30秒間」とあります。F値はF7〜14の間だったので、オリンパスのレンズでは7-14mm F2.8 PRO、12-40mm F2.8 PROまたは手ぶれ最強となる12-100mm F4が楽しめそうです。パナソニックのレンズは、7-14mm F4と8-18mm F2.8-F4が相性良さげな気がする。
横浜の花火。E-M1 Mark II + 17mm F1.8 SS5秒 F7~14 ISO200— 456 (@43DC_Lab) 2017年7月16日
最後のスターマインだけはみんな感動して動かなくなる😅#手持ち長秒チャレンジ pic.twitter.com/rXh4Gf0Fui
ということで、E-M1 Mark IIとシンクロ手ぶれ補正対応レンズだけが手持ち長秒の恩恵を受けると思っていましたが、このカメラに関してはどんなレンズでも従来の計算式は通用しない感じです。是非、この不思議な「手持ち長秒チャレンジ」を体験することをお勧めします。
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