2017年7月9日日曜日 更新:

初代E-M5、E-M1とZUIKO AUTO-S 40mm F2 雑感

ZUIKO AUTO-S 40mm F2。当初の目的はOM-1用だったのだが一向にフィルムが消化されない。諸悪の根源はE-M1 Mark IIである。マイクロフォーサーズはFF換算だと焦点距離が2倍。寄れる45mm F1.8みたいなレンズになるので、撮影していて楽しいのです。

Rose



ちょっとお試しでE-M5でも使ってみたら、これがまた良い。元祖ソニーセンサー。ピーキングは無いし、Wi-Fi転送もできないのでこのカメラはお勧めはしませんが。

世代的に苦肉の策だったASATモード。星景写真では暗部を持ち上げるときに役立つんだけど、日中は使わない方がより立体的に撮影できます。

Summer-flowering cosmos / 夏咲きコスモス -2/4
夏咲きのコスモス

初代E-M1のパナソニックセンサーではどうなんだと。使ってみたらピーキングは使えるし、完全無音の電子シャッターがあるので、この組み合わせはストリートスナップ向きかもしれない。この写真は、シャッタースピード1/50s、ISO1600。結構画質に満足してしまって、自分はE-M1 Mark IIを買う必要があったんだろうかと一瞬思ってしまった。古いレンズを使用すると、画質の許容範囲が広がってしまうのだろうか?

藤沢駅北口


最近話題のフリーズの件で色々調べた時に気付いたのですが、バッテリーが持つと言われていたデジタル一眼レフは、多機能化・高性能化して持たなくなっているんですね。ユーザーがバッテリーの不満を持っていない機種は、デジタル一眼レフとミラーレス一眼を合わせても、ほんの一握り。

スマートフォンと同じようにスリープさせたり液晶の明るさを落としたりと、まだまだ人間が気を使いながら撮影しなければいけない。AFを使わないオールドレンズは、現代のカメラに優しいレンズなのかもしれない。