2016年12月31日土曜日 更新:

GMに取り憑かれた男の末路、14mm F2.5 II シルバー購入

Panasonic LUMIX G 14mm F2.5IIを購入しました。ヨドバシのショーケースで一目惚れ。口コミは地味に評価が高いマイクロフォーサーズの単焦点レンズで、購入から1年後のレビューです。

主な仕様

  • レンズ構成:5群6枚(非球面レンズ x3枚, MTF
  • 防滴処理:なし
  • 手ぶれ補正:なし
  • 最短撮影距離:0.18m
  • フィルター径:46mm
  • 最大径x全長:Ø55.5x20.5 mm
  • 質量:55g
 
パンケーキレンズ「M.17mm F2.8」の最薄超えを達成! 

 

 

基本情報

  • 製品名:LUMIX G 14mm F2.5 II ASPH.(35mm判換算28mm相当)
  • 希望小売価格:52,250円(税込)、初値36,928円
  • 発売日:1型 2010年10月23日(土)、2型 2014年10月23日(木)
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外観

 


I型とII型の違いは外装のみだが、シルバーが欲しくなってしまった人は II型しか選択肢はありません。中古の商品写真がわかりにくい場合の新旧の見分け方は、14のフォントの色が違います。
左:I型、右:II型



競合レンズ

GM1Sとの写りはLUMIX G 12-32mmと同等。LUMIX G 20mm F1.7よりAFが速く軽快です。広角歪みでブツ撮りが難しいのと、マイクロフォーサーズの古いボディだと逆光時のフレアが少々目立つのが欠点。類似するレンズにOLYMPUS 12mm F2.0やLUMIX LEICA 15mm F1.7があるが、ポケットに入るサイズにこだわった。




実は動画撮影向きのレンズ

手放せないレンズとして我が家の評価が一変したのが、E-M1 Mark IIとの組み合わせです。友人と三崎港まで95kmのツーリングで500枚以上撮影したのですが、サイズがコンパクトになり、ポーチから取り出してテンポよく撮影できました。そして、何気なく撮影した夕日の動画が、やたら綺麗に撮れてしまった。これは、E-M1 Mark IIの画像センサーカバーに施されたARコートが、古いレンズや低コストレンズの画質向上に貢献している模様。これがキッカケで、家族を4K動画で定期的に撮影するようになりました。



静音設計のステッピングモーターを採用しているため、動画撮影時にレンズ動作音を気にせず撮影できるのが特徴。また、このレンズは威圧感がないので、子供たちの自然体の生き生きとした様子を記録できます。いつも、家族のイベントの時はミニ三脚PIXI付きカメラをテーブルの上にポンと置いて撮影しています。



写真の評価もじわじわと上がる

最初は残念だった周辺光量落ちは、LUMIX LEICAを使い始めてからは味として楽しめるようになり、自分の中で欠点がプラスに変わっていきました。このコンパクトさでこの解像力。LUMIX G 20mm F1.7といい、パナソニックには絶対にパンケーキ職人がいるとまで考えるようになった。





ということで、GM1S用に直径55.5mmのレンズをコンプリートしたら、E-M1 Mark IIにも有効活用できたというお話でした。重量が55gですので、望遠レンズメインの時に保険で持ち歩くことも多いです。





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フードはETSUMIのメタルインナーフードを愛用していましたが、現在はX-CAP2です。