キヤノンの電子式フィルムカメラ「EOS Kiss III」を購入しました。ボディとバッテリーパックBP-200の組み合わせで1,500円でした。
|
キヤノン EOS Kiss III + ZUIKO 28mm F3.5 |
キヤノン EOS Kiss III の主な仕様
- レンズマウント:EFマウント
- シャッター:縦走りフォーカルプレーン式全速電子制御シャッター 1/2000~30秒(1/2段制御)、B、X=1/90秒
- 露出制御:インテリジェントプログラムAE(シフト可能)、シャッター優先AE、絞り優先AE、オートDEP、全自動(インテリジェントプログラムAE/シフト不可)、イメージセレクトプログラムAE(ポートレート/風景/クローズアップ/スポーツ/夜景)
- 電池:3Vリチウム電池CR2型 x2
- 大きさ:140x90x58.5mm
- 質量:355g
基本情報
- 製品名:35mmフォーカルプレーンシャッター式マルチモードAF一眼レフカメラ「EOS Kiss III」
- 希望小売価格:64,000円
- 発売日:1999年4月
フィルムカメラのEOS Kissシリーズは、リサイクルショップで山積みされている可哀想なカメラでして、程度の良いボディが300〜500円で大量に売られています。・゚・(つД`)・゚・ 実は最初に
初代EOS Kissを300円で購入したのですが、使用電池のCR123A型(x2個)が1,000〜1,500円することが判明。ランニングコストが高くなりそうなので、バッテリーパック「BP-200」装着でエネループが使用できる「EOS Kiss III」に切り替えました。
|
日付の電池はここ |
フィルムは前回と同じKodak GOLD200。レンズは発売から常に気になっていた「
EF 40mm F2.8 STM」を入手すべきか迷いましたが、最終的にOM-EOSマウントアダプター(1,500円)で所有するOMレンズを流用することにしました。
OM-1登場から20年後のカメラということで、フィルムのセットが超カンタンです。フィルムをカメラにセットして裏ぶたを閉めると、フィルムを一気に巻き上げます。そして、シャッターを切ると空のパトローネ内に巻き戻すというプリワインド式を採用しています。つまり、うっかり途中で蓋を開けてしまっても撮影済の写真は現像できるというメリットがあります。
撮影は、非常にテンポよく出来ました。露出設定は自動で判断されるので被写体にピントを合わせるだけで良いのです。オートフォーカス対応なので、キヤノンのパンケーキレンズであればもっと簡単だったでしょう。そして、シャッターを切るとフィルムも自動で巻き上がります。
キヤノン快進撃のきっかけとなったEOS Kissシリーズを体験できました。子供にKissに偽りなしで、動き回る子供達もたくさん撮れました。でも、人物写真は「フジカラーSUPERIA X-TRA400」の色合いの方が良かったかもしれません。
OM-1、New FM2、EOS Kiss IIIとフィルム時代を10年単位で追いかけてみたのですが、車と一緒で撮影中ワクワクできるのは機械式、撮影に集中できるのは電子式ですね。ソニー、リコー、富士フイルムなどのカメラもちょっと使ってみたいような気もします(^^;;
近代インターナショナル製
格安のOM-EOSマウントアダプターだと、OMレンズの取り外しが固くて大変なので、近代インターナショナル製に移行しました。目が点になるほど簡単に、OMレンズを取り外すことができます。