2018年7月16日月曜日 更新:

FUJIFILM X-T2:恵比寿ガーデンプレイスでスナップ撮影

借り物だからこそ純粋に撮影を楽しめたかもしれない。初めて富士フイルムのミラーレスカメラ「X-T2」をレンタルして「恵比寿ガーデンプレイス」をスナップ撮影してきました。



X-T2の主な仕様

  • 有効画素数:約2,430万画素
  • 撮像素子:APS-C X-Trans CMOS IIIセンサー(原色フィルター採用)
  • SS:メカ1/8000〜30秒、電子1/32000〜1秒
  • 連写:14コマ/秒
  • SDカード:ダブルスロット 
  • 電源:7.2V 1200mAh
  • 質量:507g



富士フイルム レンタルサービス概要

富士フイルムスクエアで何を借りるか、かなり悩みました。候補は、X-Pro2>X-T2>X100F。当日、担当の方にいろいろと相談させてもらった結果、大口径レンズ2本とグリップのあるX-T2に決定。レンタル時間は10:00〜18:30まで無料で、それを過ぎると14,000円の追加料金がかかります。手続きには、運転免許証など写真付きの身分証明書とクレジットカード、緊急連絡用に携帯電話の登録が必要です。SDカードの貸出は無いので忘れずに。

レンタルサービスは、東京、名古屋、大阪、福岡の富士フイルムサービスステーションと東京丸の内のFUJIFILM Imaging Plazaで営業中。店舗毎にレンタルできる製品が異なる場合があるので、詳細はリンク先を確認してください。尚、破損、水没させてしまった場合は修理代金、状況によっては全額を支払う必要があります。(・・;)取扱注意!

基本設定


X-T2のメカシャッター音は、初代E-M5系のかなり気分を盛り上げてくれる好きな音です。AF合焦音が、デフォルトはかなりうるさくて音量オフにしたけれど、大中小と三段階に調整できるとは驚いた。猛暑日だったので、大口径レンズとの組み合わせだと便利な「メカ+電子シャッター」自動切換モードを教えてもらいました。デフォルトの電子シャッター音が少し気になったが、これも3種類の音から選べるようです。

積極的にフィルムシミュレーションを楽しむためにJPEG+RAWに設定。しかし、富士のRAW現像はカメラ接続が必須なので、次第にJPEGのみになりやすいとの事。カメラ接続不要な無料のRAW現像ソフトもあるみたいなので、それは撮影後のお楽しみとします。ダイヤル類はすべてAにして、時々絞りを変える感じで撮影しました。



XF56mmF1.2 R(35mm判換算85mm相当)


  • レンズ構成:8群11枚
  • 最短撮影距離:0.7m
  • フィルター径:62mm
  • 最大径x全長:Ø73.2×69.7mm
  • 質量:405g
  • 発売日 2014年2月22日(土)



恵比寿駅を降りて、「恵比寿ガーデンプレイス」まで、てくてくと歩きます。ゴーストタウンとまでは言いませんが、本当に人通りが少なくて寂しい街だと思いました。今日は暑いからかな?なんて思っていたが、恵比寿ガーデンプレイスまで、とても便利な動く歩道(スカイウォーク)があることを後で知りました(笑)

マイクロフォーサーズだとノクチクロン級のレンズでしょうか。こういうレンズじゃないと楽しめなくなってるのは良くないと思うけど、いいものはいいんだから素直になろう。普段撮らない画角だから新鮮で楽しい。
 
















同じ画角とF値で、ボケ味が異なる”APD”というSONYのSTFみたいな化物レンズもあるらしい。ヨドバシのリンク、貼っておきますね。

XF56mmF1.2 R APD 実写レビュー



XF23mmF1.4 R(35mm判換算:35mm相当)

 
  • レンズ構成:8群11枚
  • 最短撮影距離:0.28m
  • フィルター径:62mm
  • 最大径x全長:Ø73×63mm
  • 質量:300g
  • 発売日 2013年10月12日(土)

トゲトゲしてない描写。もしも、LUMIX LEICAに17.5mm F1.2 というレンズがあったら、こんな写りになるのかな。前方にグンと尖った花形フードは初めてです。あぁ、このカメラを返したくない。この手の中に残しておきたい。なんだこの寂しい気持は・・。










 
  
 
背面液晶が時折カクカクするのはブーストで回避?ファームウェア更新で、前後ダイヤルに絞りと露出補正を割り当ててくれたら嬉しい。→X-H1とX-T3は絞り値をカメラ本体で変更可能

カメラは道具なので、出して「ハイ終わり」ではなくて、継続して改善してくれないと困ります。その点、富士フイルムはオリンパスと同じ考え方のメーカーだと思うので好きですね。フィルムシミュレーションを切り換えながらの撮影は、当日返却でも大変楽しめました。



2年後・・