2014年2月10日月曜日 更新:

マンフロットのミニ三脚「PIXI」の使い勝手

マンフロットのミニ三脚PIXIを実際に使ってみたので、感想を書いてみたいと思います。一言でいうと、これは値段の割に侮れないミニ三脚です。




PIXI調整方法

  • 三脚部は自由雲台の底にある3つのトルクスネジ(T9H)を回して可動部の強弱を調整できる。全てネジを緩めるとカバーが外れるので、カバーを戻す時は、3つの出っ張りの中で切り欠きが無い部位をボタン側に向けて装着します。
  • 自由雲台はグリスが塗られていないので初期状態は引っ掛かりがある。グリスを所有している人は、塗ってあげると幸せになれます。


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使用カメラ

  • OM-D E-M1 + EC-14 + ZD 70-300mm F4.0-5.6,総重量:1.28kg
  • OM-D E-M5 + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO,総重量:0.8kg
PIXIの耐荷重は1kgのようですが、上記の超望遠レンズ装着時でも自由雲台がおじぎしたりしません。Σ(゚Д゚)


使用例


公園の池の手すりにPIXIをまたがせてE-M1で月を撮影。従来型の三脚と違って、ワンプッシュでカメラの向きを瞬時に固定できるので快適に撮影できました。三脚を使うのだからとISO100にしてみたのが良かったのでしょうか。かなりシャープに撮れたような気がします。




続いてE-M5にPIXIを装着してグリップスタイルで使用。日没後に森から見える月をプロソフトンAワイド越しに撮影してみました。グリップスタイルは長時間カメラを構えていても疲れにくいので、どちらかというと動画撮影時に有効かなと思います。




あとはPIXIを自分の体に固定して撮影することもできるし、手すりなどに固定した時に水平にカメラの向きを変えることもできました。撮影を終えたらバッグのサイドポケットや上着の内ポケットにすっとしまえるので、かなり使い勝手の良い製品だと思います。人気の理由が少し分かりました。おすすめです!(*^^*)