オリンパスより「M.ZUIKO DIGITAL 75-300mm F4.8-6.7 II」が正式に発表されました。
主な仕様
- レンズ構成:13群18枚
- 防滴処理:なし
- 手ぶれ補正:なし
- 最短撮影距離:0.9m
- 最大撮影倍率:0.18倍(35mm判換算 0.36倍)
- フィルター径:58mm
- 最大径x全長:Ø69 x 116.5mm
- 質量:423g
基本情報
- 製品名:M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
- 希望小売価格:69,300円、初値47,598円
- 発売日:2013年3月1日(金)
- 別売:レンズフード LH-61E
外観
ゴーストやフレアを徹底的に除去するZEROコーティングとOM-Dに合わせた外観の採用。その他は従来と同じで、防塵防滴は残念ながら不採用のようです。注目は、オリンパスオンラインショップで実質4万円の価格と実写サンプルでしょう。製品紹介の表紙のカワセミといい、自分にドンピシャのレンズすぎて辛い。 (´Д`)ハァ…M.ZD ED 75-300mm F4.8-6.7 II |
実際に見てきました♪
今年もCP+に行って来ました。お目当ては、M.ZD ED 75-300mm F4.8-6.7 IIです。昨年は、OM-Dのタッチ&トライの影響でレンズバーも激混みでしたが、今年はすんなり入れました。さっそく75-300mmをご指名して、自分のOM-Dに装着。そして、ズームリングを回した瞬間に衝撃が走る。「重い」
すかさず担当者に質問したところ「I型は軽すぎてレンズを下に向けると勝手に伸びてしまう問題があったため、少し固くした」との事。うーん。ズームリングはなるべく軽い方が嬉しいんだけど、勝手に伸びちゃうのも困るよねぇ…。
続いて、一緒に連れて行った子供達を被写体にして、AFテスト。MSC機構(Move&Still Compatible) に対応しているということで期待していましたが、デジタル一眼レフと比較してしまうと合焦スピードは普通でしょうか。MMF-3経由の70-300mmより速いのは間違いないと思いますが、実際に外で使わないと性能が分からないというのが正直なところ。
それから、担当者にこのレンズをなぜ防塵防滴にしなかったのか聞いてみました。特に技術的に難しいとかそういうことは無いそうです。これは、一個人の意見に過ぎないけれど、かつて「星景写真ならキヤノン」と言われたように、「山カメラならOM-D」と言われるようにブランドを確立して欲しいと思います。今回、OM-D用にリニューアルしたのなら、防塵防滴にこだわって欲しかった。最後にシルバーの単焦点レンズは、ブラックも出して欲しいと要望を伝えて10分間の レンズバーは終わりました。
75-300mm IIの購入は、もう少し悩もう。。
ズームリング問題
- 「Amazon) 」 (2022/3/30、
先日店頭で久しぶりに75-300mmをお触りしたところ、ズームリングが軽くなっていて驚いた。調べてみるとAmazonに上記のようなコメントがありました。海外のフォーラムではこの固さについてみんな怒っていて、ただI型のみょーんと伸びてしまうよりはマシと言う方が一人いました。
根本対策は、インナーズーム方式を採用した「M.40-150mm F2.8 + MC-20」 があります。しかし、少々大型なのと、2022年7月に値上げしてしまったのでお勧めしずらくなりました。やはり防塵防滴&ズームリングロックを搭載したIII型を出すべきと思いますが、OMDSさん如何でしょうか。
OMDS最新の回答としては「M.40-150mm F4.0」(2022年3月25日発売、テレコン非対応)があります。
左:40-150mm F4.0 PRO 右:40-150mm F2.8 PRO |
更新履歴
- 2013/1/13、43 RumorsにM.ZUIKO DIGITAL 75-300mm F4.8-6.7 IIの画像が公開されました。まだ詳細が分かりませんが、これがもし、防塵防滴であればZD
70-300mmをリプレースしてもいいかなと思います。なにせ昨年の運動会では、突然のお天気雨があったり砂埃が舞ったりして、気を使いながらの撮影でした。更にコンパクトになれば、バッグに入れて出掛ける機会も増えそうです。
43 Rumorsより |
埃まみれのOM-D E-M5 + ZD ED 70-300mm |