人体認識機能とは
パナソニックのミラーレス一眼カメラに搭載されている、ディープラーニング技術を用いた動体追従オートフォーカス機能です。スポーツ撮影など動きが激しいシーンでの使用は推奨していませんが、顔・瞳認識AFに加えて横顔や後ろ姿でもAFが追従するので、シャッターチャンスを逃しません。E-M1 Mark II の場合は、ファームウェアVer.3.0で「C-AF中央スタート」が搭載されたことで、全自動の「動体追従クラスター表示」を撮影者がある程度コントロールできるようになり、パナソニックの人体認識機能と似た使い方ができるようになりました。
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人体認識機能を使用してLUMIX G9 PROで魅力的なポートレートを。
E-M1 Mark IIの基本設定
- AF ターゲット:オール
- AF 方式:C-AF+Mode4(親指AF)
- 歯車メニュー/AF/MF/AF ターゲット表示:On2
- C-AF中央スタート:On
- C-AF追従感度:+2
- 顔・瞳優先:Off ※人体認識と併用することも可能だがスナップ用途ではOff
使用方法
最初に追従したい人物を画面中央に配置してAFをスタート。フレーム内の人物が上半身かつ正面を向くと、緑のAF枠は即座に顔または瞳周辺へとチラチラと集まり自動でフォーカスを合わせてくれます。視覚的にもピント位置が分かりやすく、撮影に集中できるメリットがあります。被写体の導入からシャッターを切るまでは3ステップです。
- 人物の全身または上半身をフレーム内の中心に収める
- AEL/AFLボタンを押すと体や顔、目の周りに「クラスター表示」が現れる ※クラスターの表示位置が気に入らない場合はボタンを離して1に戻る
- AEL/AFLボタンを押し続けたまま構図を調整してシャッターを切る
注)車やバイクの場合は、グループターゲット9点または25点とAFターゲットエリア内の中央を優先して追従する「C-AF中央優先」がお勧めとの事です。
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