2019年7月12日金曜日

新感覚!E-M1 Mark IIの「クラスター表示」でマクロ撮影

OM-D E-M1 Mark IIに搭載された「クラスター表示」がファームウェアVer.3.0で進化しました。この機能を使用したマクロ撮影が想像以上に楽しかったのでご紹介します。




使用カメラとレンズ


  • OM-D E-M1 Mark II
  • M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PROとMC-20 





クラスター表示とは


オリンパス E-M1 Mark IIに搭載された機能で、画面の被写体が動くと追従してフォーカスエリアを矩形表示してくれます。ファームウエアVer.3.0でE-M1XのAFアルゴリズムとC-AF中央スタートが搭載されたことで、動かない被写体でも使用できるようになりました。





クラスター表示の基本設定


  • AF ターゲット:オール
  • AF 方式:C-AF 
  • 歯車メニュー/AF/MF/AF ターゲット表示:On2
  • C-AF中央スタート:On





撮影の流れ


「クラスター表示」はVer.3.0でS-AFでも動作するようになりましたが、おすすめの撮影モードはC-AF+Mode4(親指AF)です。AFをスタートすると、画面内の特徴的な位置に矩形領域がチラチラと動き回り自動でピント合わせしてくれます。

  1. カメラを被写体に向ける
  2. AEL/AFLボタンを押してAFスタート
  3. クローズアップしてAEL/AFLボタンを押し続ける
  4. カメラを移動してクラスター表示を追いかけながら被写体を探す ※AEL/AFLボタンを離して1に戻ってもOK
  5. 気に入った被写体を見つけたら親指を離してAFを止める
  6. 構図を調整してシャッターを切る
  7. 1に戻る



カメラにおすすめの被写体を教えてもらい、気に入ったらシュートするような感じでしょうか。テンポよく撮影できるのが魅力かなと思います。尚、今回使用したレンズは35mm換算600mmの世界なので、シャッターは低振動モード0秒を採用しました。

花から花へ
葉から葉へとピントが移っていくので・・
気に入ったところでAFを止めてシュート!


同じ設定でスナップ撮影しても楽しいかもしれません。ということで、個人的にハマっているチラチラが癖になる、E-M1 Mark IIの「クラスター表示」でマクロ撮影でした。

換算600mm F5.6って猫も撮りやすいかも・・







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