2018年9月2日日曜日 更新:

Panasonic フルサイズミラーレスの噂

2018年9月25日、Panasonicがフルサイズミラーレスカメラを発表するのではないかと噂されています。ソニーの独占状態だったフルサイズミラーレスカメラ市場は、ついにニコンZ、キヤノンEOS R、そしてパナソニックの本気の参入によってカメラ業界は色めき立っている。

  • LUMIX @ photokina 2018 - Workshops & Live Shooting



画像センサー

あの(太陽は沈み また昇る)センサーがついに??パナソニックのニュースルームによると3600万画素とのことだが、直前で42MPセンサーの噂も出てきています。2018年9月25日に発表されるのは・・
  • 新しいパナソニックのフルサイズカメラはソニーセンサーを使用しない?(2018/8/31)
  • ビデオ(4K)とスチルの両方に強い?(高画素センサーを採用) (2018/9/13, 17)
→新開発35mmフルサイズイメージセンサーおよび画像処理エンジン搭載により、高精細で立体感溢れる表現力を実現(有効画素数 S1R:約47MP、S1:約24MP)



    →グローバルシャッターの8K高解像度の製品化は、2020年までに達成することを改めて宣言(2018/9/25)




    発売時期

    • 2018年9月25日にプロトタイプ発表、2019年春発売





    外観・機能

    • テストした人物によるとニコンZの発表と同様に興奮している(2018/8/31)
    • 動画のパフォーマンスが素晴らしい(2018/8/31)

        →以下、開発発表時の情報
        • フルサイズミラーレス一眼カメラとして世界初、4K60p動画撮影対応
        • フルサイズ一眼カメラとして世界初、手振れ補正技術「Dual I.S.」搭載により、暗所や望遠時など、これまで三脚などが必要な場面でも手持ちでの撮影が可能
        • XQDメモリカードとSDメモリカードのダブルスロットを採用。また、堅牢な3軸チルト液晶を搭載するなど、使い勝手にこだわりプロフェッショナルの撮影を支える




        AF

          • 位相差センサーを採用しない代わりに、AI機能を持つDFD Version2に取り組んでいる(2018/9/14)


          マウント

          MFT互換の噂もあったが、直前でLマウント説が復活です。しかもシグマが参画しているとのこと。
          • 自社開発マウント?(2018/9/3)
          • LEICA Lマウント?(2018/9/21)

          →ライカ、パナソニック、シグマの三社による戦略的協業「Lマウントアライアンス」を発表(2018/9/25)
          • ライカカメラ社のLマウント採用により、パートナーシップを構築したライカカメラ社、パナソニックおよびシグマ社のLマウント規格の交換レンズも装着可能。
          • 「LUMIX S」シリーズの交換レンズとして、50 mm/F1.4単焦点レンズ、24-105 mm標準ズームレンズ、70-200 mm望遠ズームレンズの3本を含め、2020年までに合計10本以上の交換レンズを開発し、対応レンズのラインアップを拡充







          ミラーレス市場の再構築

          Greenが各社が採用するフォーマットで、Yellowが売上に影響を与えているメーカーです。近年、MFT・APS-Cミラーレス市場は、MFT陣営と富士フイルムのハイエンドミラーレス戦略で、近隣フォーマットの顧客獲得に成功していました。

          カテゴリ
          SONY
          OLYMPUS
          Panasonic
          Fujifilm
          Canon
          Nikon
          MFT mirrorless

          MFT
          MFT



          APS-C mirrorless
          E


          X
          EF-M

          Full Frame mirrorless
          FE





          Medium mirrorless



          G




          フルサイズミラーレス市場は、ソニーの第3世代フルサイズミラーレスカメラによるデファクトスタンダード化に待ったをかけようと、各社一斉に参入する状況となっています。

          カテゴリ
          SONY
          OLYMPUS
          Panasonic
          Fujifilm
          Canon
          Nikon
          MFT mirrorless

          MFT
          MFT



          APS-C mirrorless
          E


          X
          EF-M

          Full Frame mirrorless
          FE
          FE? L?
          L

          RF
          Z
          Medium mirrorless



          G






          ハイエンドOM-Dの噂のあるオリンパスは、パナソニックと共にこの市場への参入が濃厚か。盟友は共闘するのか、キヤノン、ニコン、ソニー、パナソニックの強豪4社に単独で挑むのか、詳細はまだ分かりません。

          →オリンパスのハイエンドOM-DはMFTセンサーの模様(2018/9/4)
          →シグマからSIGMA SA-L, SIGMA EF-Lマウントアダプターが2019年に発売(2018/9/25)
          →Lマウントアライアンスにオリンパスは参入表明なし(2018/9/25)
          • 自社開発マウントはMFT, EFなど豊富なマウントアダプターを用意する?(2018/9/6)
          • フランジバックを20mm以下にしてMFTマウントアダプターを用意する?(2018/9/6)
          • キヤノンEFなどの他のマウントのレンズ用のマウントアダプターが発売される?(2018/9/10)



          MFT関連情報

          Lマウント採用によってフランジバックが同じMFTアダブター説は消滅。海外のパナソニックユーザーグループを覗いてみると、MFTの今後について以前から活発な議論が行われています。小型のカメラ好きな人達のアイデアとして、スマートフォンともっと融合すべきではないかとか、フルサイズになるとレンズが大型化するので困る等、冷静に分析しています。みなさん"Panny"って愛称でパナソニックのことを呼んでいるようです。

           LマウントはAPS-C互換マウントだが、パナソニックのMFT継続は信じてよさそう。しかし、パナソニックのMFT製品はオリンパス同様にロングライフになっていきそうだ。



          LEICA 10-25mm F1.7の開発発表。フィルター径φ77mm は、オリンパスの300mm F4 PRO, PanasonicのLEICA 200mm F2.8と同じサイズ。設計コンセプトは、GH5Sとの低照度のロケ撮影などの使用を想定している。





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