2018年8月31日金曜日

マイクロフォーサーズ10周年おめでとう

2008年8月5日(火)、オリンパスとパナソニックは「マイクロフォーサーズシステム規格」を発表しました。





当時のニュースリリースによると、デジタル一眼レフカメラ市場はデジタルカメラ市場全体のたった7%で、デジタル一眼レフカメラは「操作が難しい」「大きい」「重い」という理由で、コンパクトデジタルカメラを購入する人達が多かった。 そこで、ライブビュー機能やコントラストAFなどコンパクトデジタルカメラの機能をデジタル一眼レフカメラに取り入れ、カメラの使い勝手の向上を目指した「フォーサーズシステム規格」をベースに拡張した「マイクロフォーサーズシステム規格」を新たに策定した。


「マイクロフォーサーズシステム規格」の主な特長 


  1. フランジバック(マウントと撮像素子との間隔)の短縮
  2. マウント径の縮小=「フォーサーズシステム規格」より、外径を約6mm縮小
  3. マウント電気接点数の変更(9点⇒11点)、拡張性・将来性を確保
  4. 広角系レンズや高倍率ズームレンズを小型化できる
  5. 超小型デジタル一眼システムの商品化が可能 
  6. ミラーを入れることは不可能、ミラーレスのシステム
  7. 静止画と動画のボーダレス時代のデジタル一眼を追求



    こうして、オリンパスは「E-410」「E-420」よりも、さらに小型化、薄型化したカメラボディのPENシリーズと防塵防滴、5軸手ぶれ補正搭載のOM-Dシリーズ、パナソニックは超小型デジタル一眼のGM/GFシリーズと静止画と動画をボーダレス化したGシリーズを商品化しました。




    あれから10年、アルバムを見ると室内の手ぶれ写真が格段に減っていて、お陰様でたくさんの子供達の写真を残すことができました。小型のカメラが好きで買い続けたら沢山のマイクロフォーサーズユーザーの皆さんと出会うこともできました。おめでとう、そしてありがとう。




    よくぞブレずにここまできたものです。なるほど、ブレてるのは自分なんじゃないだろうか・・(^_^;





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