2018/7/25、高級化が進むミラーレス一眼カメラ市場に、新たな製品がニコンから加わりました。その名は、Z。
基本情報
- 2018年09月:「Z 7」、初値393,653円、2018年11月:「Z 6」、初値245,430円
- 2019/5、Ver.2.0 瞳AF搭載
- 2021/4、Ver.3.4 [オートエリア AF]の瞳検出の性能向上、フォーカスポイントの更新速度向上、別売スピードライト使用時の瞳AF/顔検出AF性能、被写体の視認性向上
- 2022/10、[カスタムボタンの機能]で割り当てられる機能に[フォーカス位置の登録]と[フォーカス位置の呼び出し]を追加
- 2020年08月:「Z 5」、初値164,339円
- [ローライト AF]で低輝度時のAF検出速度向上
- 2021/4、別売スピードライト使用時の瞳AF/顔検出AF性能、被写体の視認性向上
- 2023/2、動画撮影時の瞳AF機能追加および[オートエリア AF]の瞳検出の性能向上
- 2020年11月:「Z 6II」、初値241,556円
- [動画撮影ボタン]に割り当てられる機能として[音声メモ]を追加
- [動画撮影メニュー]に[人物印象調整]機能を追加
- [セットアップメニュー]に[フォーカス位置の記憶]を追加
- [カスタムメニュー]に[Lv に撮影設定を反映]の[する]に[フラッシュ使用時を含む]と[フラッシュ使用時を含まない]、[赤色画面表示]、[画面枠表示]、[動画撮影中の赤枠表示]を追加
- 2020年12月:「Z 7II」、初値358,380円
- [オートエリア AF(人物)]と[ワイドエリア AF(L-人物)]の瞳検出の性能向上
- 瞳AF/顔検出AFおよびターゲット追尾AF中にライブビュー表示するフォーカスポイントの更新速度向上
- 2021/4、別売スピードライト使用時の瞳AF/顔検出AF性能、被写体の視認性向上
- [カスタムメニュー]に[Lv に撮影設定を反映]の[する]に[フラッシュ使用時を含む]と[フラッシュ使用時を含まない]、[赤色画面表示]、[画面枠表示]、[動画撮影中の赤枠表示]を追加
- 2021年12月:「Z 9」、初値628,650円
- Ver.4.0 →圧巻の更新内容。詳細はこちら。以下、代表的な機能追加のみ掲載。
- 静止画および動画撮影メニューに[オートキャプチャー]を追加
- [3D- トラッキング]において、[AF 時の被写体検出設定]で[オート]、[人物]、[動物]、[乗り物]を選択し、かつ被写体が検出できていない場合における小さく動きの速い被写体の捕捉精度を向上
- Ver.4.1、静止画撮影メニューおよび動画撮影メニューの[AF 時の被写体検出設定]に[鳥]、[飛行機]を追加
- 2023年05月:「Z 8」、初値539,550円
- Ver.2.0 →充実の更新内容。詳細はこちら。
- 2023年10月:「Z f」、初値269,280円
- スローモーション動画機能を追加
- 2024年「Z 7III」, 「Z 6III」?
Z567(EXPEED 6世代)は、動画撮影と瞳AF/顔検出AFの性能向上に非常に熱心です。2019/12より、RAW動画出力機能の有償設定サービスを開始しました。料金33,000円。
Z89f(EXPEED 7世代)は、「デュアルEXPEED6比で約10倍」と性能が飛躍的に向上。ZfはZシリーズ最高のボティ内手ぶれ補正8段を実現。今後もAI被写体検出AF関連の性能向上が期待できそう。
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軽快フルサイズ。ニコン Z 5
ニコン初のフルサイズミラーレスカメラ「Z 7」「Z 6」の登場から約2年。ニコンは、軽快フルサイズの「Z 5」を2020年8月28日に発売します。
更新履歴
- 2018/7/25、高級化が進むミラーレス一眼カメラ市場に、新たな製品がニコンから加わりました。その名は、Z。第一弾は高画素モデルの「Z 7」が2018年9月28日、続いて高感度オールラウンドモデルの「Z 6」が2018年11月23日に発売されます。
- 「Z 7」「Z 6」のデザイン:所有している「New FM2」を進化させたようなデザインを期待していたので、第一印象はあまり良くなかった。これが不思議なもので、しばらく様々な角度からの写真を見ているうちに見慣れてきました。
- 「Z 6」の製品特徴:気になるのは大ヒット中の「α7 III」対抗モデルの「Z 6」でしょう。両者の優位点を並べてみると、、、
- α7 III:追従連写コマ数、瞳AF、SDカードダブルスロット、4K HDR、スマホ連動位置記録、BIONZ X
- Z 6:防塵防滴設計、EVF・液晶モニター解像度、カメラ内RAW現像、6K タイムラプス、EXPEED 6
- 最近のカメラは、超高感度の技術進化が凄まじい。
MFTマウントからもGH5Sが様々な技術を駆使して常用ISO6400〜12800を実現したのは記憶に新しいところ。「Z 7」45MP→「Z
6」24MPで画素セルサイズ拡大のメリットと、新画像処理エンジンでセンサー回路から高感度ノイズを低減する。
α7S IIGH5Sα7 IIIZ 6EOS RMP12.2010.2824.2024.5030.30Focus area169225693273143M-SS1/8000-30s1/8000-60s1/8000-30s1/8000-30s1/8000-30sISO50-102,40080-204,80050-204,80050-204,80050-102,400EVF2,359K-dot3,680K-dot2,359K-dot3,690K-dot3,690K-dotVF0.78x0.76x0.78x0.80x0.71xBattery7.2V 1,020mAh7.2V1,860mAh7.2V2,280mAh7.2V1,900mAh7.2V1,800mAhSize (mm)127 x 96 x 60139 x 98 x 87129 x 95.6 x 62.7134 x 100.5 x 67.5135.8 x98.3 x 84.4Weight (g)627660650675660 - 不安視されているバッテリーはD850と同じ大容量の7.2V 1900mAhを採用しており、CIPA基準の枚数より多く撮影できるという報告が既に出ているようです。ざっと見た感じは、使い勝手を重視したスペックのようなので、登山やキャンプなどアウトドアモデルとして期待できる内容。
- DxOMarkのテスト結果参考情報として「OM-D E-M1 Mark II」は、日中は許容できるノイズ量の基準値を30dB以上とした場合ISO200〜1250、長秒は少し基準を下げて25dB前後のISO3200で運用中。「Z 6」は日中でISO1600まで。長秒はISO6400と1段高く設定が可能か。
- 未来を見据えた先進の完全電子マウントとは:永遠に続くと思っていたFマウント。なので「New FM2」を購入したのだが、あっさり過去のものとなってしまった。
- ニコンの測定基準で、所有カメラのマウント内径を実測した結果は以下の通り。キヤノンEFマウントの内径は54mmで、Zマウントとほぼ同じ。APS-CモデルのEOS-Mマウントは、ソニーのEマウントとほぼ同じ大きさ。キヤノンのフルサイズミラーレスカメラは、どちらのマウントを採用するのか気になるところ。→EOS Rは54mm!
Mount内径(mm)ニコンZ55キヤノンEF54OM47.5ニコンF474/347ソニーE46MFT42
- NIKKOR Z レンズ ロードマップ
f/4ズームセット
2018: 24-70mm f/4 S(9/28発売)
2019: 14-30mm f/4
f/2.8ズームセット
2019: 24-70mm f/2.8
2020: 14-24mm f/2.8 - ビックカメラ売り場の様子:近年で、これほど本気の売り場は記憶にありません。カメラ量販店にとっても、今回は一大イベントなんですね。
- ニコンファンミーティング2018の日程
- 9/ 1(土), 2(日) 10:00- 18:00 東京、ベルサール渋谷ファースト
- 9/15(土), 16(日) 10:00- 18:00 大阪、堂島リバーフォーラム ホール
- 9/22(土), 23(日) 10:00- 18:00 名古屋コンベンションホール
- 10/ 6(土) 10:00- 18:00 サッポロファクトリーホール
- 10/28(土) 10:00- 18:00 広島県立広島産業会館
- 11/ 4(土) 10:00- 18:00 福岡、エルガーラホール
- 11/10(土) 10:00- 18:00 仙台国際センター
- 2018年8月28日(火)、2018年9月発売予定製品のお届け遅延お知らせを発表。既に初回予約組の一部で、発売日当日にお届けできない可能性があるとのこと。
- Z 7
- Z 7 24-70 レンズキット
- Z 7 FTZマウントアダプターキット
- Z 7 24-70+FTZマウントアダプターキット
- NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
- AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR