2018年4月3日火曜日 更新:

DMC-GM1Sを車載カメラにするまでの道のり

「この出っ張りはなんだろな?」すべてはそこから始まりました。マイクロフォーサーズのカメラを車載カメラにすることで、タイムラプスムービーからドライブレコーダーまで色々楽しめます。


DCカプラー対応カメラ

パナソニックのデジタルカメラは、「DCカプラー(Coupler)」というカメラとACアダプターを連結するための専用パーツがあります。電源蓋の小さな切り欠きは、DCカプラーのケーブルを外へ逃がすためのものでした。



(B)がDCカプラー


純正品は、DCカプラーとACアダプターを繋ぐ仕組みです。これでタイムラプスムービーや、パナソニックが得意とする長時間録画を活用している人が多数。これでUSB給電できたら最高なのにとAmazonを調べてみたところ、あっさり互換品でUSBアダプターに対応した製品を発見。(OM-D用も購入しました)

上手く行けば様々な場面で役に立ちそうだと早速注文。商品到着後は、GM1SのSDカードに空きがあれば何時間でもビデオ録画できることを確認しました。

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車載マウンターあれこれ

車に設置すれば、タイムラプスムービーやドライブレコーダーとして使えると分かったので、次は車載マウンター選びです。両面テープでダッシュボードに固定するタイプ、自由雲台付きカーナビ用など購入して使用してみたのですが、現在は「MyArmor 車載カメラホルダー」に落ち着いています。

土台としての大きさがGM1Sに合っているのと、つまみが2つあるので微調整が容易です。カスタマイズは、各つまみの根元にワッシャーを追加して固定力をUPさせました。また、このままでも使用できますが、ベルボンのQHD-21を装着して構図を決めやすくしてます。

使用上の注意点は、マウンター本体を吸盤側に押し付けてからレバーを倒すことで確実に固定できます。適当に設置するとカメラが転げ落ちるので慎重に。吸盤が弱まってきたらお湯に浸して吸着力を戻すべし。車のダッシュボード側は、モバイクスの「QB93 吸盤基台ベース」を導入しました。


MyArmor 車載カメラホルダー | Amazon



車載用電源

GM1SをDCカプラー経由でモバイルバッテリーやカーチャージャーで動作させるためには「Quick Charge 3.0」対応品が推奨です。カーチャージャーは、現在「Anker PowerDrive Speed 2」を試験運用中。車で移動中はDCカプラーを使用することで、バッテリーパック(DMW-BLH7)を温存できるはず?

 

タイムラプス試作

  • カメラ:DMC-GM1S
  • レンズ:LUMIX 14mm F2.5
  • MENU/SET:撮影/インターバル撮影
  • 撮影間隔:2秒
  • 撮影枚数:603枚
  • MP4動画:自動作成
    ※GM1Sの再生ボタンを押すと、インターバル撮影の一時停止/再開が可能。 


    条件によってはAFが暴れるので、AFSのシャッター半押しで無限遠にピントを合わせたあと、MFにレバーを切り替えて撮影を開始した方が良さそう。



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