2015年7月30日木曜日 更新:

M.ZUIKO 8mm F1.8 Fisheye Pro雑感

M.ZUIKO 8mm F1.8 Fisheye Proを購入して、早いもので1ヶ月が経ちました。購入前は、特殊レンズということで上手に使いこなせるだろうかと不安がありましたが、自分の好きな構図を見つけてからは、意外と普段使いも問題ないのではないかと思い始めています。



アスペクト比

魚眼レンズは、カメラを水平にして撮影すると歪曲の少ない超広角レンズとして使用できます。また、アスペクト比を16:9で撮影すると、上下がトリムされて被写体が若干クローズアップされた写真になります。特に大勢の人を撮影するときは4:3だと顔の表情が分からなくなってしまうので、16:9や5:8にするのが結構気に入ってます。





広大な風景を画面いっぱいに残したい時は、4:3や3:2も良いです。あとでアスペクト比を変更できるようにRAWで撮影しておくと安心です。
 
 

画角がとにかく新鮮!

魚眼レンズは肉眼よりも広い範囲を切り取るので、画面の隅々まで配置に気を配るようになりました。なにか興奮作用が働くのか、フィッシュアイPROを装着すると撮影枚数がグンと上がる、ということもここに記しておきます。

とにかく画角が新鮮で、夢中になってしまうレンズなのです。




フィッシュアイレンズの歴史

フィッシュアイPROと同じ対角線魚眼レンズを最初に発売したのは旭光学で、1963年のFish-eye Takumar 18mm F11が世界初となります。(p_-)ヘェー

「全天記録装置」として気象庁がニコンに特注した全周魚眼付きカメラが1938年なので、それから25年後に一般撮影用の魚眼レンズが誕生しました。

歴史を知ると、マイクロフォーサーズの対角線魚眼レンズを全部揃えたい衝動に駆られましたが、今のところフィッシュアイPROが最高峰みたいなので、ここはぐっと我慢の子です。




天の川撮影に向けて、少しづつですが準備を始めています。レンズのリアに付けるポリエステルフィルターを購入しました。まずは近所で練習しないといけません。でも夜になると、子供と一緒に寝ちゃうんですよね。





まだまだ続きます。