2024年6月7日金曜日

OM-1の鳥認識AFでツバメ撮影

今日は大空を縦横無尽に飛び回る燕を「撮影モード1」で撮影しました。

撮影モード

設定の詳細は以下の通りです。


AFターゲット:ALLが進化

OM-1 Ver.1.6で撮影を続けています。特に「AFターゲット:ALL」で俊敏な被写体を撮影すると楽しいです。



以下は、欧米フォーラムに投稿されたAI被写体認識AFに関するコメントです。

  • 最も遠くにいるツバメさえも捕捉される
  • 以前よりもはるかに遠くに飛んでいる小鳥を捉えてより追従するようになった

これまでも遠くを飛んでいる鳥にAFを合わせて撮ることはできていた。けれど燕が急降下したり、変則的な動きをしてもギュン!!と白い枠が追従し続けるのを見たとき、OM-1は本当に何かが変わったのだと実感できました。こちらへ向かってくる燕も、縦位置であれば高確率で撮れます。


4:3トリミング&比較暗合成

 

 
別の日の燕



 

 
 

M.40-150mm F2.8 + MC-14

久しぶりにM.40-150mm F2.8を付けて撮ってみる。初日は全く上手に撮れなかったが、70mmの位置なら画面内に収めることができそうだ。

超トリミング。。。

 

 
 


 
2日目、MC-14テレコンを付けて50mmスタートにしたところ、徐々に大きく撮れて追いかけられるようになってきた。50 x 1.4 で70mm。35mm換算で140mmの画角ならドットサイトなしでツバメを追いかけられるようだ。そこから”くるん”とズームする。
 

 

 
 

ISO10000

軒下の薄暗い場所にある燕の巣。テレコンを外すのが面倒くさくて手抜き撮影。なぜなら、OM-1は「暗くなっても接近できるときは超高感度で撮影した方が良い」と海外で評価されていたからです。ISO10000でも気にせず撮影してみる。現像はOM WorkspaceのAIノイズリダクションで解像度優先、強度:標準のみです。確かに使える印象です。
 
🍚くれ〜
 
 
PureRAW4

 
その後、スンとなる(笑)



Ver.1.2の記録

2022年7月のメモを見ると、昔の自分が燕に苦戦している様子を見ることができる。OM-1のAF性能は元々潜在能力はあったけれど、2年の時を経て、ついに才能が開花したのだ。AFリミッターを駆使して撮影した、あのときの苦労は何だったのか。

時間をかけてやっと撮ったのに(笑)
 



秋のメジャーリリース

今回のアップデートでは、全自動で楽しく野鳥撮影できる可能性を感じました。ただし、すべてが完璧ということではなく、背景と同化しているような小鳥はオールターゲットで捕捉できないことがありました。秋のメジャーアップデートの候補の1つ、AF性能の最適化が搭載される日を楽しみに待ちたいと思います。

  • AF性能:S-AF と C-AF のオールターゲット時に、主要被写体をより捉えやすくする等の一部のAF性能の最適化