2025年2月6日木曜日 更新:

2025 OMのエキサイティングな製品発表の噂 OM-3(仮)まとめ

2025年1月、OMDSの新型カメラ「OM-3(仮)」が話題です。


主な仕様

   :進化
   OM-Mark IIと同じ
後継機:噂はまだありません
  • 有効画素数約2,037万画素 4/3型 裏面照射積層型 LiveCMOSセンサー
  • 画像処理TruePic X
  • 防滴処理防塵防滴機構 IP53
  • 手ぶれ補正:シンクロ7.5段
  • ファインダー:有機EL 約236万ドット
  • 液  晶3.0型約162万ドット(3:2)バリアングルモニター
  • シャッターメカ 1/8000〜60秒、電子 1/32000〜60秒
  • 連  写:メカ 追従6コマ/秒、電子 追従20コマ/秒SH2 追従50コマ/秒
  • 動  画C4K/60p, 4K/60p
  • 記録媒体:SDカード UHS-II スロット x1
  • 電  源7.2V 2,280mAh
  • 外形寸法:139.3 x 88.9 x 45.8 mm
  • 質  量:413g(本体のみ)、496g(バッテリー、SDカード含む)

新型カメラの性能は、OM-1IIとほぼ同じと噂されていました。いくつか劣る部分があるが、SDカード1スロットは薄さにこだわった。ファインダーについては従来機よりも見えやすくなる改善をしてあるとのこと。
 
  • 屋外で輝度差が大きいシチュエーションでも今まで以上により見えやすくなる改善をしてあります。単純に比較はできないがドット数が同じOM-5と比べるとより見やすい。見えやすさは常に研究開発して内部処理を変えています。なかなかスペックとしては表れないので、ぜひお店などでファインダーを覗いてみていただけると嬉しい
  • 屋外での見えやすさは純粋によくなっています。ファインダー倍率はPEN-Fの1.23倍から1.37倍に大きく見えている。よりクリエイティブダイヤルを使った画作りがしやすくなった」(2/6、Gizmomo freaks
 
製品の比較表は、OMのサイトで確認することができます。シンクロ端子はタリーランプに変えたので理解できるが、意外なところでは「OM Capture」が謎の制限で使えません。これは残念。

基本情報

  • 製品名:OM SYSTEM OM-3
  • 希望小売価格:オープン価格、初値237,600円(税込)
  • 発売日2025年3月1日(土)

ブラックモデルについては現時点では発売の計画はないが、強い要望があれば検討しますとのこと。どうしてもすぐ欲しい場合は「3Mラッピングフィルム」の発売を待つべし。OM-3用はサードパーティからすぐ発売されるような気がする。

外観

前面にあるクリエイティブダイヤル(モノクロ/カラープロファイルコントロール)と、従来にはなかった四角のローレット加工が施されたダイヤルがとても印象的です。

OMの小型シリーズはしばらくエンジニアリングプラスチックボディでしたが、ついにマグネシウム合金ボディが復活しました!! とても頑丈なので、PDの「キャプチャー」に装着しても安心でしょう。
 
美しい。。。定番の単焦点レンズ 17mmと25mmが2型で防塵防滴になり、完全アウトドア仕様のコンパクト一眼カメラが誕生しました。もう慌ててリュックにしまう必要はありません!!

 
CP(コンピテーショナルフォトグラフィ)ボタンを初搭載。CPボタンを押しながらフロントダイヤルを回すと、手持ちハイレゾショット/ライブGND/ライブNDといった山での定番機能をクイックに切り替えられる。
 

モードダイヤルのカスタムボタンはC5が新たに追加されました。動画は左肩の静止画/動画/S&Qダイヤルへ。静止画と動画のモード切替で静止画C1〜C5と、動画C1〜C5の最大10個登録できるようになりました。しかもカスタム名を変更できる機能付きです。

 
OM-3はクリエイティブ機能が非常に充実しており、かつてOM-D E-M5が登場したときの衝撃を思い起こさせる。初代E-M5ユーザーが製品開発の中心人物にいたのでしょうか。(๑•̀ㅂ•́)و✧GJ
 
 

先行展示情報

店舗

展示開始日

定休日

OM SYSTEM プラザ

2025年2月06日(木)

火、水

ビックカメラ

2025年2月14日(金)

なし

ヨドバシカメラ

2025年2月14日(金)

なし

カメラのキタムラ

2025年2月14日(金)

なし


公式ページにOM-3の「展示店舗一覧」が公開されました。(2/14)
  • OM-3:426台
  • OM-1 Mark II:359台

実際に見てきました♪

普段OM-1デジタルを使っているので、持った感じは重すぎず軽すぎずちょうどよかった。薄さにこだわったボディを強く握ってみると、クリエイティブダイヤルや三角環が指に刺さって嫌な感じ。縦位置に構えると問題なし。もしかして軽く握るのかとつまんで持つと違和感がなくなる。シャッター音は1シリーズ譲りの静かな音色だが、弾力のあるシャッターボタンでまた違う印象のカメラだ。

with 17mm

 

さっそくCPボタンを押したままフロントダイヤルを回してみる。これまたOM-1デジタルと位置が異なるので多少の違和感あり。AモードだとライブNDがOffになるので、Sモードに変える必要があります。

with 25mm
 
モードダイヤルやクリエイティブダイヤルなど、ダイヤル・スイッチ類は非常にしっかりとした作り。特に電源スイッチは小型化による強度不足の不安があったが全く問題なかった。賛否ありそうな横長のデザインは銀塩OM-1を踏襲したが、大型バッテリーBLX-1を収納するために必然だったとも言える。
 
OM-5の「8つの懸念事項」をほぼ解決したモデルだ。贅沢な悩みを上げるとすれば望遠レンズを片手で持つための外付けグリップと、カラバリがあったらもっと良かった。これはOMDSの会社の事情がありそうなのでサードパーティに期待しましょう。外付けグリップについては、もしかすると「サムレスト」があれば十分か。
 

 
OM SYSTEMプラザに到着したとき、山の軽装備でOM-3を触っている方がいらっしゃいました。ここでそのような人を見る機会はなかったので最初は度肝を抜かれたが、よくよく考えるとショールームのガラス越しにあるOM SYSTEM OUTDOORのグローブやパーカーなどを見て興味を持ってくれたのかもしれません。
 
OM SYSTEMプラザは、今後アウトドアの店舗のような雰囲気に変えていくのはどうだろうか。木目のフローリングや、ナチュラルな内装が都会の中にあると癒やされますし、一般客への敷居も低くなります。そうすると、展示している写真を自然に観てもらえる機会が増えますし、きっと製品にも興味を持ってくれるでしょう。そんな可能性を感じさせる出来事でした。(2/10)
 
 

更新履歴

以下、噂を時系列でまとめてみました。
  1. OM SYSTEM アンバサダーの やまくっく・やぎちゃん が、「北アルプスの山小屋で年越し【総集編】厳冬期の雪山登山🏔️猛吹雪に挑む!」を公開しました。このチラ見せが本邦初公開の可能性が高いです。(1/5、YouTube

    新型カメラを入手したみたい
    なぜかというとグリップ部分がフラットです

    動画ではボディに光が反射して結構キラキラしてます
    金属?金属なのか!? → マグネシウム合金ボディ!!(2/6)

    シャッター音と共に4:3の写真を多数見ることができます

    OM-3(仮)とM.12-45mm F4 PROで撮影した写真?







  2. OMDSは「新年のご挨拶と2025年の展望」を公開しました。(1/6、OMDS

    以下抜粋です。

    (ビジョンの説明より)プロ写真家のみなさまからも高い評価をいただいているダストリダクションシステムや強力な手ぶれ補正をはじめ、今後も私たちの強みである小型・軽量、防塵・防滴性能、コンピュテーショナル フォトグラフィ機能を軸に、撮影体験価値をさらに広げていきます
    まもなく私たちは、みなさまの期待にお応えすべく、大自然の中での風景写真はもちろん、旅や身近な日常での写真も本格的に楽しんでいただく新しいカメラをラインナップに加えます

  3. OM SYSTEM アンバサダーのJimmy Chengさんは、2月2〜8日に日本へ行くことについて話しています。OMDSから新製品の説明を受けるのでしょうか。(1/8、YouTube

  4. 新しいカメラの発表は、2月上旬 が濃厚な情勢です。
    海外では OM-5 Mark II PEN-F II を期待するコメントが多数ありました。

  5. 43Rumorsは昨年末から噂されているビンテージモデルの名前が OM-3 になるという新情報を入手した模様。仕様は OM-1デジタルとほぼ同じ。ただし未知の情報源のため話半分で聞いてほしいとのこと。(1/8、43Rumors

  6. OM System マレーシアが、うっかりティーザー画像をフライング公開しました。(1/9、Facebook

    新型カメラはフィルム一眼レフの名機「OM-1」と同じ横幅(136mm)
    であることが分かった



    PEN-FとOM-Dが合体したようなデザイン

     
  7. 43Rumorsはフィルム一眼レフ「OM-1」にそっくりな外観のカメラの画像を公開しました。新しいイメージセンサーが搭載されているという噂も入手したようです。(1/10、43Rumors

    初代OM-1の象徴であるデルタカットを再現。大きなダイヤルは、“カメラは小さく、操作部は大きく”をモットーにした「Mシステム」そのもの。

    ロゴは隠されている?


    PEN-Fデジタルの「クリエイティブダイヤル」のようなものが見える

    これらの画像が本物である場合、OMDSは1972年発売の初代OM-1を2025年に現代の技術で蘇らせるプロジェクトを数年前に計画したとみられる。

    横幅136mmだけでなく、“まさに鏡のように”、高さ寸法も83mmにしたかもしれない。「新しいセンサー」は、ボディーの奥行きからm4/3センサーで間違いないだろう。ソニー41MPか、まさかのパナ25MPか。それとも20MPか。

  8. OMオンラインストアはOM SYSTEM OM-1の販売を終了しました。(1/11、OMオンラインストア

  9. OM SYSTEM アンバサダーの やまくっく・やぎちゃん が、「2025年おすすめ山【ベスト10】 絶景の山&辛いけど最高な山を登山女子が語る」を公開しました。(1/11、YouTube)→非公開中

  10. 43addictは、これまでのOM-3(仮)の噂まとめを掲載しました。(1/13、43addict

    - これまでと同じ20MPセンサー
    - 金属製ボディ
    - 価格は約1500ドル
    - 2025年2月のCP+での正式発表が噂されている
    - 富士フイルムのフィルムシミュレーションに似た動画用の様々なカラープロファイル
    - OM-1がベース


  11. 43Rumorsは、噂の新型カメラの背面画像を公開しました。(1/16、43Rumors

    OM-5の背面レイアウトに似ているがボタンが1つ増えている
    ちなみにPEN-Fは「拡大(Fn)ボタン」でした → AF-ONボタン


  12. OM SYSTEM アンバサダーの やまくっく・やぎちゃん が「関東の百名山【上州武尊山】女ふたりで秘境ルートにつっこんでみた!群馬県」を公開しました。(1/18、YouTube

    モ、モザイクが入って見れない・・w


  13. OMSYSTEM.Camerasは、「Are you born to create? Stay tuned for February 6th.」を公開しました。製品発表は 2025年2月6日(木)で確定です。(1/23、YouTube








    大きさは 幅136 mm 高さ88 mm ほど?
    139.3 x 88.9 x 45.8 mm


  14. OMSystem.Globalは、新たなブランドムービー「OM SYSTEM Brand Movie 人生にもっと冒険を」を公開しました。ブランドムービーには、まもなく発表予定の新製品が登場する場面も含まれています。(1/23、YouTube





  15. 43Rumorsは、これまでのOM-3(仮)の噂まとめを掲載しました。(1/24、43Rumors

    - 20MP センサー ( OM-1II と同じ )
    - CMOSセンサーに異なるコーティングを施し、ホコリを防ぎます。
    - 5.76mドット有機EL電子ビューファインダー(OM-1IIと同様)
    - 3.0インチ 1.62m ドット スイベル タッチスクリーン LCD (OM-1II と同じ)
    - PEN-Fと同じフロントダイヤルを搭載
    - 全体的なビルド品質はPEN-Fと同じ
    - 価格は2,000ドル/ユーロあたりかそれをわずかに上回る程度

  16. 43Rumorsは、OM-3(仮)が2025年2月末までに出荷を開始すると噂しています。(1/29、43Rumors

  17. 43Rumorsは、OM-3(仮)の製品画像をリークしました。(2/5、43Rumors

  18. OM SYSTEM マレーシアは、OM-3のマグネシウム合金ボディの写真を掲載しました。(2/8、Facebook


 


 

続いて同時発表が噂されている新レンズ情報です。

 

明るい単焦点レンズ

  • 過酷なアウトドアフィールドで培ってきた防塵・防滴性能を備えた明るい小型の単焦点レンズなどもお届けしたい
  • 発表は、2025年2月上旬 が濃厚な情勢です。
  • 焦点距離は下記の理由から 25mm が有力です。
  • 明るいレンズとあるので、F1.4、F1.8、F2 のいずれかになる?
  • 新型カメラに似合うヘリテージデザインになりそう。

 

OMオンラインストアの25mm F1.8は
「商品を購入するボタン」が消えている…

→1/19、ボタンの復活を確認、焦点距離の予想はふりだしに

  • 「新年のご挨拶と2025年の展望のお知らせ」に添えられている意味深な写真は、小笠原諸島の母島を船の上から防塵防滴性能を備えた新しいカメラと、明るい単焦点レンズのセットで撮影した写真ではないだろうか。

母島とカツオドリ

  • 43Rumorsは、防塵防滴対応、外観と構造が改良された M.17mm F1.8 と、 M.25mm F1.8、5軸シンクロ手ぶれ補正に対応した M.100-400mm レンズがリリースされると噂しています。(1/23、YouTube
     
    明るい単焦点レンズのサイズ感?

 

  • OM System マレーシアは、2つ目のティーザー画像を掲載しました。(1/24、Facebook



  • OM System マレーシアが、3つ目のティーザー画像を掲載。新レンズは 25mm F1.8 で確定しました。(1/30、Facebook


  • M.17mm F1.8 II 71,500円(税込) → 51,480円(税込)
  • M.25mm F1.8 II 60,500円(税込) → 43,560円(税込)
  • M.100-400mm F5.0-6.3 IS Ⅱ 231,000円(税込) → 166,320円(税込

 

中望遠ズームレンズ

  • 長らくお待たせしていましたレンズロードマップにある中望遠ズームレンズも年内の発売に向けて準備を進めています
  • これまでの噂から主な仕様は 50-200mm F2.8 PRO が濃厚な情勢です。 
  • 海外では SIGMA 70-200mm F2.8 DG DN OS | Sports のリバッジではないかと予想している人達がいました。発表されたときに確認できるように レンズ構成図 を置いておきますね。

レンズ構成図

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