2024年6月17日月曜日

OM-1で縦両眼視する方法

OM-1専用の縦グリップ「パワーバッテリーホルダー HLD-10」を購入後、野鳥撮影にかなり有効であることが分かったが、サンヨンではドットサイト「EE-1」がないとツバメの空中撮影は無理でした。では、縦位置でドットサイトを使った両眼視をしたいときはどうすればいいのでしょうか。

 

ドットサイトEE-1の位置

「素直にここに装着すればいいのかな」とホットシューに付けてみる。。。ターゲットの向きは真っ直ぐ。左目のターゲットマークと右目のEVFにある被写体が中央の位置になるまでドットサイトのダイヤルで調整を続けていくと、、、なんと見事にシンクロして立体視できました。

あっさり解決


縦位置の撮影の流れ

サンヨンで空中戦を制するにはEE-1が必須です。試行錯誤した結果、縦位置での撮影の流れは以下のようになりました。

  1. EE-1をスイッチOn
  2. 左目のターゲットマークを飛翔する野鳥に合わせる
  3. 少し遅れてEVFに野鳥が表示される(EVFのフレームレート:標準の場合です)
  4. 鳥認識のAF枠が表示されるので「AF-On」してピントを合わせる
  5. シャッターを切る

 

撮れた!!


以前より歩留まりを向上できるようになった。しかし、これはかっこいいという瞬間はなかなか撮れない。なので、❤︎連写は最大の20fpsに切り替えてみました。
 

主な撮影設定

自分はおっちょこちょいなので、空中戦で誤動作の原因となる機能はすべてOFFにしました。 これらをC2に登録しました。

  • AFターゲット:ALL
  • 鳥認識AF:On
  • 手ぶれ補正:IS2
  • AFターゲット表示:Off
  • 顔・瞳認識:Off
  • MFクラッチ:Off
  • L-Fnボタン:Off 


止まりものは、C1に切り替えて撮影します。




今回の件と関係ないけどキジの角髪?ってかわいい



4:3トリミング

3:4で撮影した写真を撮影後に4:3にする楽しみが増えた。Pixelmator Proでトリミングしたあと、画像>イメージサイズ>アルゴリズム: ランチョスで高さ: 5184, 幅3888にしています。

なぜあなたは飛べるのか



アオサギ


カワウ



熱問題

屋外で高速連写を長時間撮影していると、SDカード周りがかなり熱くなった。SDカードがそろそろ寿命?ProGrade Digitalの「Refresh Pro」が無料化されたらしいからテストしてみましょうか。「専用のカードリーダー」が必要みたい。

→直射日光がてっぺんにジリジリと当たり続けて熱くなっているだけでした😅