2025年7月30日水曜日 更新:

世界最小・最軽量のポケッタブル・フルフレーム SIGMA fp2(仮)の噂

7/30、マップカメラがSIGMA fpとfp Lが生産完了と告知しています。

  • Foveonセンサーの開発プロジェクトは米国から日本に移した後、ゼロから再スタートしました。私たちは日本の大学の研究者や教授と一緒に取り組んできました。試作品を作るたびに何らかの問題が見つかり、その都度修正してきました。現在、技術開発はほぼ最終段階に入っています。すべてが完了した後、製品開発に着手します」(4/15、DPReview) 
  • ある情報筋から、シグマ Fp と Fp-L が生産終了になったと聞きました。BHphoto ではまだ十分な在庫があります。しかし、新しいカメラの生産は行われておらず、在庫が切れたら Fp と FP-L だけになります」(5/28、L-rumors
  • いつもご愛顧ありがとうございます #SIGMA「fp」「fp L」「fp L & EVF-11 キット」生産完了 新品で買えるラストチャンスです!」 (7/30、マップカメラ

 

 

いつ?

SIGMA fp2 / fp2 L(仮)の発売日はまだ公式に発表されていません。これまでのモデルのリリースパターンから、2〜4年ごとに新しいモデルが登場しているため、2026年春〜夏あたりに発売される可能性が考えられます。しかし、確定情報が出るまでは予測にとどまります。 

 

  • 2019年10月25日:SIGMA fp 発売
  • 2021年4月16日:SIGMA fp L 発売
  • 2025年2月:フルサイズFoveonセンサーの技術開発は最終段階
  • 2025年4月24日:SIGMA BF 発売
  • 2025年夏頃:fp / fp Lが生産終了?(公式未発表)
  • 2026年春〜夏:SIGMA fp2 / fp2 L(仮)? 
  • 2027年〜2028年:SIGMA BF2 or dpシリーズ?(フルサイズFoveon) 

 

RedditのSIGMA fpユーザーコミュニティでは、fpシリーズの新モデルを待ち望む声が多く見られます。特に、フルサイズFoveonセンサー搭載の期待が高まっています。

しかし、SIGMA fpシリーズは大型ヒートシンク搭載の動画/スチルのハイブリッド機であり、どちららかというとアルミインゴット削り出し(CNCで7時間)で1日最大2台という超低量産の高級スチル機であるSIGMA BFや新dpシリーズの方がフルサイズFoveonとの相性が良さそうだ。

BFとfpシリーズは製品ポジションが大きく異なるため、「カニバリゼーション」の心配はほぼないと考えて良い。つまり、fpシリーズは継続と見るのが自然な流れです。


 

更新履歴

  • 2019/7/11、「フルサイズ・ミラーレス一眼カメラ「SIGMA fp」」の記事公開。 
  • これに興味を持たないって無理(笑)

 
 
  • 主な仕様:
  • 有効画素数:約2,460万画素
  • 撮像センサー:35mmフルサイズ裏面照射型ベイヤーCMOSセンサー
  • レンズマウント:Lマウント
  • シャッター速度:電子1/8,000~30秒
  • RAW:HIGH:6,000×4,000 LOW:3,008x2,000
  • 動画:CinemaDNG(8bit / 10bit/ 12bit) / MOV:H.264 (ALL-I/ GOP)
  • ISO感度:ISO 100-25600、 拡張感度 ISO 6, 12, 25, 50, 51200, 102400
  • 記録媒体:UHS-II SDカード、外部SSD記録対応
  • 電源:7.2V 1200mAh、USB充電対応
  • 大きさ:112.6 x 69.9 x 45.3mm
  • 質量:422g
  • 基本情報:
  • 製品名:SIGMA fp
  • 希望小売価格:オープン価格、初値198,000円
  • 発売日:2019年10月25日
  • 外観:
  • SIGMAのカメラは所有したことがないので、記事を更新しながら少しずつ勉強していこうと思います。カメラボディをパーツ化することで様々な形に変化する、永遠の未完成カメラのようで実は本格的なシネマカメラというのが第一印象です。

MADE IN JAPAN

  • コンセプトムービー:


  • 熱対策:
  • この製品のユニークなところは、防塵防滴構造でありながら外装まで到達した大型のヒートシンクを採用しています。更に筐体はアルミボディ。業務用シネマカメラの放熱板にヒントを得たそうだが、動画撮影中は右手がほんのり温かくなる?素材剥き出しの無骨なデザインに合わせて、アルミリグや専用グリップを装着するカスタマイズが流行りそう。


  • ボディ内手ぶれ補正は?
  • 電子式手ぶれ補正(EIS)機能を搭載。電子シャッターを活用して瞬間的に4コマ(動画では2コマ)を合成することでブレを抑えた静止画・動画が得られるとのこと。GoProやMFTの強力な手ぶれ補正は、小型のセンサーサイズだから実現できているというのがこれまでの共通認識です。パナソニックS1シリーズのようにボディを大型化するのとは対極だが、フルフレームのセンサーでどの程度の効果があるのか気になります。

  • シャッター音:
  • もう一つスチルカメラとして重要な要素の1つがシャッター音。完全無音は撮影者を高揚させテンポを生むことができない。GM1SやX-T2の電子シャッターは撮影者の好みに合わせて三種類の音を選べたが、シャッター音をカスタマイズできたり自由に登録させてくれたら面白そう。

  • 拡張性と3Dデータ公開:
  • ストラップ金具に三脚と共通の1/4ネジを採用。取り外して用途に合わせて拡張することが可能です。レンジファインダースタイルのOVFオプションが純正品で出たら欲しいなーと思う。CADデータを公開予定で、サードパーティからも魅力的なアクセサリーが続々と登場することが期待されます。
  • 会津工場でのfp製造の様子:
  • cinema5Dによるシグマ工場潜入リポート



  • 5/28、L-rumorsはSIGMA fpとfp Lがまもなく生産終了になるという情報を入手しました。



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