Garmin vívosmart 5は、Garminが提供する最新のフィットネストラッカーです。このデバイスには、新しい健康追跡機能と、より優れた心拍計が搭載されました。このレビューでは、vívosmart 5の外観や機能、使い勝手についてご紹介します。
主な仕様
:vívosmart 4と同じ
- 画 面:OLED 88 x 154 ピクセル タッチスクリーン
- 防水等級:50m完全防水
- バッテリー:約7日間 (睡眠中の血中酸素トラッキング無効時)
- 内蔵メモリ:アクティビティデータ:7、ライフログデータ:14日間
- 質 量:Lサイズ: 26.5 g
- 時計や各種スコアが見やすくなった
- 物理スイッチによるアクティビティの操作性が向上
- 睡眠スコア化と先進の睡眠モニタリング
- 自身のフィットネスレベルの参考となる呼吸数に対応
- 援助要請や事故検出などのセーフティトラッキング機能
- 気象時刻に合わせてお知らせしてくれるモーニングレポート機能
- タッチスクリーンは汗ばんだ指先にもしっかりと反応
- vivosmart4で対応していた上昇階数は非対応
基本情報
- 製品名:vívosmart 5(ヴィヴォスマート5)
- 希望小売価格:19,800円(税込)
- 発売日:2022年4月22日(金)
- バンドサイズ
- ブラック:S/M、L
- ホワイト:S/M
- ミント:S/M
2018年に発売されたvívosmart 4の新型がついに登場。後継機のvívosmart 6が出るのは2026〜7年ごろ?
外観
vívosmart 5のデザインは、前モデルと比較してディスプレイがやや幅広の外観になりました。有機ELディスプレイで太陽光の下でも読みやすく、タッチスクリーンで直感的な操作が可能で、前機種より時計が読みやすくなったとの声が多数あります。大きさは、単三電池とほぼ一緒。小さくて軽いので、常に装着していても気にならないサイズです。
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| 重さ11g(エネループ26g) |
本当のバッテリーの持ち
7日間 (睡眠中の血中酸素トラッキング無効時) :24 x 7 で 168時間連続して使用できます。一通り機能を試したあとは、次第に活動するときだけ装着するようになり、11hr x 平均4回/週 = 44hr/週になりました。つまり、168 ➗ 44 = 3.8週で、約1ヶ月弱は充電が不要です。とはいえ、登山前は保険でフル充電することが多々あります。
異常心拍アラート
運動時に必要な設定は「異常心拍アラート」です。この設定をすると、登山中にペースを落としたり、休憩するタイミングが簡単にわかるようになります。最初はこのアラート機能OFFにして、こまめに画面の❤︎を見ながら、自分の特徴を把握するのもよいと思います。
- Garmin Connect Mobile を開く
- 画面右上の vívosmart 5 アイコンをタップ
- アラートをタップ
- 異常心拍アラートをタップ
- 上限アラートをOn
- 上限アラート閾値をタップ
- 180 - フィットネス年齢 + 20付近を設定
ライフログはMove IQ一択
- Garmin Connect Mobile を開く
- 画面右上の vívosmart 5 アイコンをタップ
- ライフログをタップ
- Move IQをOn
- 自動アクティビティスタートをOff
登山開始から終了までの記録は専用アプリ「YAMAP」などが便利です。登山中にみんなでワイワイできますから。。。今やvívosmart 5のライフログ機能は保険となりました。
弱点(vívosmart 4との比較)
- ウォーク(コネクテッドGPS対応)
- ラン(コネクテッドGPS対応)
- バイク(コネクテッドGPS対応)
3. 作成したコースをデバイスに登録できません(解決済)
Garmin Connect アプリのコース作成機能がやたら優秀で驚きました。ポイントをタップしていくだけで簡単にルートを作成できてしまいます。これは、うっかりアクティビティの記録を忘れてしまっても、登山後に距離と高度の確認ができてしまいます。これまでGPSロガーで一生懸命に記録していた私って一体・・
vívosmart 5は、Garmin Connect アプリで作成したコースを登録することができません。ただし、PC版の「Garmin Connect Web」で作成したコースをgpxやfitファイルに出力できます。アクティビティ中のナビゲーションが必要な人は別のアプリでやってくださいということなのでしょう。
→この問題についても山専用アプリ「YAMAP」などがコース作成から登山計画申請まで一括して管理できるので便利です。
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| アプリの表示内容はカスタマイズできる |
3年前に購入した互換バンドの塗装がハゲてきた。久しぶりにAmazonを覗いてみたらカラバリが豊富で驚きました。互換品なのに付け心地もよく、知らない間にサードパーティ同士で切磋琢磨していた模様です。ありがたや〜
総評
購入から3年後の使用状況をまとめてみました。運動でもっとも重要でコントロールすべき値が心拍数と睡眠の質です。最近はそのからくりが分かってしまったので、必死に記録してストレスになるよりも、自動記録とアラートでスマートに運用することが中心になりました。そうするとバッテリーの持ちもよくなるので一石二鳥です。
デバイスの弱点についてもほぼ解決済ですし、ファームウェアも紆余曲折はあったが最近はとても安定しています。おかしいときはvívosmartを再起動すると直ります。ファーストインプレッションのときは「おすすめのお手軽フィットネストラッカーである」と言いましたが、それは今も代替するものがほぼない状況ですし、今後も愛用していきたいと思います。
更新履歴
- 2023/3/8、「Garmin vívosmart 5 レビュー:最新フィットネストラッカーの実力は?」の記事公開。
- 事故などの緊急時に登録した携帯に自動で通知が届く「セーフティ機能」があったので、家族にもプレゼントしました。
- 純正品は着け心地を良くする裏技を見つけました。それはGARMINの文字が書いてあるバンドループを内側にするだけです。
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- シリコンバンドを手首に装着するときに、バンドループにはバンドが簡単に抜けないようにフックが内側に付いている。これがバンドを通すときに邪魔なので180度回転させました。するとバンドを締めたときに、このフックがあるお陰でバンドループが潰れなくなった。この僅かな隙間によって、手首を圧迫しにくい状態になったようです。ただし、バンドが長すぎる場合は、着け心地よりもバンドループで固定してくれる方が有り難いという家族の意見もありました。お風呂と充電以外は常に外さないようにした結果、購入から10日ほどで着け心地が更にアップしたが、購入から20日ほどで、今度はバンドが抜けやすくなった。手首の状態に合わせて、バンドループの向きを決めるのが良さそうです。
- ウィジェットの登録:
- vívosmart 5は、最大20のウィジェットをディスプレイに表示できる。これらはGarmin Connect アプリでウィジェットを追加または削除する事ができます。
- Garmin Connect Mobile アプリを開きます
- ホーム画面の上部にある「vívosmart 5」アイコンをタップします
- 「表示」をタップします
- 「ウィジェット」をタップします
- ウィジェットを選択して「追加」をタップします
- ウィジェットをリストの上に追加した場合は下にスワイプ、リストの下に追加した場合は上にスワイプで素早くアクセスできる。従って、リスト上位は時計/日付、ステップ数、距離、水分補給、カロリーなどウォーキングに役立つ情報、リスト下位はvívosmart 5の目玉機能である天気、ストレスレベル、睡眠、呼吸、心拍を並べてみました。
- 自動記録が便利:
- Garmin Connect Mobile アプリの心拍をタップすると、登山や自転車通勤の様子が自動で記録されていました。スマートフォンのGPS、加速度計、ジャイロスコープなどのセンサーデータとvívosmart 5の心拍数の変化を組み合わせることで、自動検知することができる「Move IQ」機能が働ききます。
- ストレスレベル:
- 最初に面白いと思った機能で、自分のストレス状態がスコアで分かってしまいます。従来のアンケート形式のストレスチェックでは難しかった、ストレスレベルの見える化をリアルタイムで実現します。
- vívosmart 5は心拍変動(HRV)を測定する機能があります。心拍変動は、心臓が拍動する間隔のばらつきのことで、この変動が大きいほど、自律神経系のバランスが良好であるとされています。Garminのストレスレベル機能は、1日のHRVの変動を分析し、身体的なストレス(運動、疲労)や心理的なストレス(仕事、交通渋滞、家族など)がどの程度影響しているかを算出して、ストレスレベルを表示します。
- Garmin Connectアプリの「ストレス」ウィジェットでは、1週間、1か月、3か月、1年の期間でのストレスレベルのグラフを表示できます。
- また、ストレスレベルは、Garminの「Body Battery」機能と組み合わせて、疲労度合いをより正確に表示するのに役立つとあるが、数値として如実に現れるのが睡眠の質です。
- 仕事のオンとオフを明確にして、毎日運動しようと自分を見つめ直す良いきっかけとなりました。
- ボディバッテリー:
- 「Body Battery|Garminサポートセンター」は、心拍変動、ストレス、アクティビティなどのデータを組み合わせて、一日のエネルギー貯蓄量を推定する機能です。この機能は5から100の数字でユーザーのエネルギーレベルを表示します。
- コロナ禍の3年間は、ほぼ在宅勤務でした。ちょっと重いものを持って体を捻っただけで腰を痛める、懸垂すれば肩の筋を痛める、突発性の片頭痛になるなどの症状がありました。
- 4月に夏の登山に向けて自転車通勤を再開したところ、仕事を終えて帰る頃にはふらふらだったのが、約1か月で「今日は急坂のあるコースで帰ろうかな」と思うほど体力が回復しました。坂道はギアを軽くして、無理をせずのんびりと走っていただけなので、この体調の変化にとても驚きました。
- 「Body Battery」のグラフを見ると、平均値は40程度だったのに対して直近は60に底上げされており、数値にも改善した結果が現れるようになりました。
- 高強度な運動はより早くBatteryを消耗させるが、定期的なエクササイズ、アクティビティ、そして充分な睡眠によるリカバリーによって、徐々にスタミナと回復力を増やすとのことです。したがって、夜中に頻繁に目が覚める人は、「Body Battery」と相性が悪いかもしれません。
- 実際に登山で試してみると・・
- アクティビティの記録方式は自動と手動があります。実際に登山で試したところ、自動アクティビティの記録は活動を開始してから5分後(ランは1分後)に活動開始まで遡って記録される。しかし、GPS記録の精度が乱れやすく、休憩や昼食などは自動で記録が停止されてアクティビティの記録が細かく分割されてしまう問題が見つかった。
- 従って、登山やハイキングの高度記録は手動で「ウォーキング」を選んだ方が良さそう。長時間の記録の際は、事前準備とバッテリーの消費を抑えるためのテクニックがいくつか見つかったので、一連の手順を以下に纏めました。
- 事前準備
- スマートフォンの「低電力モード」は有効にしない(有効にするとGPS接続が切れる)
- スマートフォンの「Bluetooth」をオンにする
- スマートフォンの「機内モード」をオンにする(バッテリーの消費を抑える)
- vívosmart 5の「バッテリーを長持ちする設定」を有効にする
- Garmin Connect アプリのマイデバイス>アクティビティ>ウォーキング>「スマートフォンのGPS」をオンにしておく
- アクティビティの記録
- Garmin Connect Mobile アプリを開く
- vívosmart 5のボタンを押す
- アクティビティ/ウォークをタップ
- コネクテッドGPSとスマートフォンが自動で接続される(繋がらない場合はアプリを開く直す)
- 開始をタップして登山を開始する
- ボタンの長押しで最大1分半の一時停止が可能です
- 記録再開は下にスワイプして▶をタップ。一時停止のまま放置すると強制終了となるため、xをタップしてオートセーブをスキップできる
- ✔をタップして記録を終了する
- PC版の「Garmin Connect Web」でGarminアカウントを新規登録すれば、記録したアクティビティのより詳細な情報を見ることもできます。ウォーキングをハイキングに切り替えると、ピクトグラムのアイコンとステップ数のグラフの色が変わります。
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| これは山ロガーとしても必要十分 |
- アクティビティ記録中の時計表示:
- アクティビティの記録が開始されると、時計が見れません。「これは最悪だ」と、しばらく落ち込んでいましたが、ある日、アクティビティ中にタッチパネルを上にスワイプすると、時計表示に切り替えられることが判明しました。ああ、良かった。
- 振動でお知らせ:
- 仕事中に左手がブルッと鳴る。何だろうとvívosmart 5を見ると「動きましょう」、「ストレッチしましょう」、「水分補給しましょう」とお知らせしてくれる。これはズボラな私にぴったり。買ってよかったと思う機能です。
- vívosmart 5は、特に健康管理に関するアドバイスを表示する機能が充実しています。長時間座りっぱなしでいるときにメッセージを通知してくれる「Move Bar」機能、定期的にストレッチすることを促す「ストレッチ リマインダー」、適切な水分補給を促す「水分リマインダー」機能が搭載されています。
- 交換バンド購入:
- 「これはどっちのvívosmart 5 ?」と、家族と揉めることが増えたので、2023年8月に交換バンドを追加しました。私はグレー、家族はミントグリーン。Amazonのおすすめ品で1,000円。機能的には全く問題なくとても気に入ったのですが、サイズを間違えてS/Mサイズを購入してしまいました。ギリギリ止められたが、次回は気をつけよう。
- ファーストインプレッション:
- これまではiPhoneのヘルスケアアプリのみで管理していたが、日々のアクティビティを登録する手間が省けるようになった。スマートフォンを常に身につける必要がなくなり快適です。日々の歩数も500歩ほど取りこぼしがありました。
- また、自転車通勤や登山時のアクティビティ記録は、高度と心拍数やペースを重ねて確認できますし、Garmin Connectアプリでコースを作成して傾向と対策を楽しめるようになりました。個人的には必要十分の機能を搭載しているvívosmart 5は、日常から旅の記録までを卒なくこなす、お手軽派のためのフィットネストラッカーと言えそうだ。





