2021年2月8日月曜日

OM-D用 LEDリングライトの作成

前回、デスクワークの俯瞰(ふかん)撮影用に購入した「LEDリングライト」ですが、ライトの取り付け位置をレンズの先端側に移動してみました。


LEDリングライトの取り付け位置がここじゃない感・・

実際にOM-Dで俯瞰撮影をはじめてみて、すぐに違和感があったのがLEDリングライトの取り付け位置です。元々スマートフォン用に作られているライトなので、カメラ本体に固定されてしまうのは仕方がないのかもしれませんが。


3色モード 10段階調光付き LEDリングライト | Amazon

 

取り外しもすごく面倒・・

カメラやLEDリングライトは、俯瞰撮影だけに使用する訳ではありません。できるだけ簡単にアームから取り外せる方が望ましい。この自由雲台を積み重ねて固定する方法は、とても煩雑で面倒です。


LEDリングライトをアームから取り外して小物にかざしてみると、レンズの先端付近にライトがあると綺麗に撮れるようだ。そういえば、市販されているマクロ撮影用のリングフラッシュは、レンズ前面に装着する商品が多い。どうにかして、この位置にライトを固定できないだろうか。

ふと、LEDリングライトを180度回転してみる。このままカメラのホットシューに装着するのはどうだろう。これがビンゴでした。

 

 

TASCAMのノイズアイソレーションアーム

5年前に購入したTASCAMの外付けマイク「TM-2X」に付属していた「ノイズアイソレーションアーム」を流用してみました。Amazonで単品でも販売しているみたい。


 



⑥のコードホルダーが便利

 

LEDリングライトとアームは、1/4インチのボルトネジと丸ワッシャーで固定できました。また、アーム側面に手持ち不可の注意書きがあったので、コールドシューの止めネジを4つ外して、ネジ穴周りを耐衝撃アロンアルファで補強しました。



完成図

これで、カメラの「イメージセンサー位置表示」マークから約12cm離れた位置に「LEDリングライト」を取り付けできました。脱着もしやすく便利になった。てっぺんのネジ穴にコールドシューアダプターを取り付ければ、外付けマイクを付けることもできる。

完成〜〜 \(^^)/

 

E-M1 Mark IIとM.ZUIKO 12-40mm F2.8 PROをマルチアングルアームに取り付けたあと、LEDリングライトをホットシューに恐る恐る装着してみると、、、ガタつきもなくしっかり固定できた。「よかった」と、ホッと一安心。

 

 

強度

ホットシューに乗せると強度的に問題ないかという声があったので調べてみました。

  • LEDライト + アームの重さ = 314g

ホットシューに装着するオリンパス純正のフラッシュFL-900Rの382gより軽く、ATOMOSのNINJA Vの320gとほぼ同じ重さでした。

245gのLEDライトをカメラの前方に約15cm突き出した状態ですが、カメラを横置きまたは下向きに変えても重さは変わらず。カメラを振り回してもアームがしなることもなく、不安にならない軽さです。

カメラメーカーは公表していませんが、プロ用のデジタル一眼カメラのホットシューの耐荷重は1kg程度、三脚ねじの強度は5kg程度と言われています。どうしても気になる場合は、動画専用カメラケージにアームを装着するとよいかもしれませんね。