2020年3月22日日曜日 更新:

子供と一緒に野鳥撮影

3連休はすっかり春らしくなりました。家でゴロゴロしている我が子に「カワセミ知ってる?幸せの青い鳥を探しに行こうか?」と誘ってみた。


下準備

意外なことに「OK」の返事。大急ぎでOM-D E-M1 + 40-150mm F2.8 + MC-20を準備した。ストラップは最短に。カメラの収納はリュックにして、バッテリーの予備をリュックの内ポケットに忍ばせた。

C-AF + Mode1、◆低振動モードをセットして半押しとズームの操作を簡単に教えたあと、Siriに「カワセミがいる近くの公園を教えて」と伝える。6.5km先のとある場所を紹介してくれた。ああ、あそこかと出発。




実際に撮影してみると・・

公園に直行してもよかったが、マイスポットの川に寄り道。簡単に近くのものや遠くのものを撮影できることに凄く感激している様子。「あの花を撮ろう」、「川のカモや魚を撮るぞ」とつぶやきがら積極的に撮影を続ける。(その様子をGM1Sでこっそり撮影^^;)

そして、教えていないのに突然「僕は、これ(MFクラッチ)で撮るのが好きかも」と言った。(・・;)おい、マジか よくそれを見つけたね。と話しながら目的地の公園へ。

公園に着くと、早速シジュウカラの群れに遭遇。動きが速いので、MFクラッチを戻して70mmに合わせたあと徐々にズームしていくことを提案。ちょこまかと動き回るシジュウカラ。すると「ヨッシャ、撮れた!」と小さくガッツポーズ。単写で見事にシジュウカラを捉えた。

シジュウカラ@息子撮影(小5)


 白い鳥事件

ドスドス歩く癖があるので、音を立てず歩くようにお願いする。「父さん、白い鳥がいる!!」そして事件は起きた。なんと撮ろうとした矢先にバッテリーが無くなり、予備バッテリーを入れたリュックは車に置いてきてしまった。

どうする?と聞くと、どうしてもあの白い鳥が撮りたいから駐車場へ取りに行く。そして、「これからはこまめに電源を切って電池が切れないように気をつける」と言った。(・・;)おい、マジか Part2

念願の白い鳥@息子撮影(小5)

駐車場でカメラのバッテリーを交換して、急ぎ足で白い鳥のいたところへ。「まだいる!」と狙いを定めてシャッターを切る。その直後に、ダイサギは飛び立っていった。お〜、ラッキー♪

ところが他にも撮影している人達がいたので、自分がシャッターを切ったせいで、逃げてしまったのかなと心配していた。いや、E-M1の◆低振動モードのシャッター音は小さいよ。


この日は、残念ながらカワセミは公園に現れなかった。帰り道、もう一つのマイスポットに寄り道して、ようやく川を高速移動するカワセミに遭遇。2度ほど目の前を横切るカワセミを見て、「あれを撮るのは無理ー!」と言っていた。


次の日。E-M1の再生ボタンを押しては、ピントが合っている写真の度に小さくガッツポーズをしていた。ポケモンのキャラクターを集めるように、野鳥をコレクションするのが楽しいのかも?明日は、庭にくるヒヨドリを狙うとのこと。


その様子を見て、野鳥撮影は人生そのものだなと思った。急いでいるときに遠回りしなければならなかったり、一生懸命に探すけれど実は灯台下暗しだったりすることもある。いろんな失敗を繰り返して成長していくのだが、すべて思い通りにならない。だから野鳥撮影は面白いのかもね。





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バッテリーの減りが早かったの、、、父ちゃんが原因かも(;・∀・)