家の近所にもそんな場所が4箇所あるのですが、これまでの傾向として一度こちらの存在に気づかれてしまうと、その場所にはしばらく戻ってこないという印象がありました。なので逃げられたあとは、AからB、BからC、CからDと順番に移動して撮影していた。特にBとDが、よくメジロやヒヨドリを見ることができる場所です。
- 河津桜A
- 河津桜B
- 河津桜C
- 河津桜D
A〜Dまで順番に回ったあとの帰り道。Bのベンチで休憩していると、なんと「チー、チー」と鳴き声が聞こえてきた。 撮影せずに様子を眺めていると、かならず2羽で河津桜にやって来て、食事を終えると近くの木の茂みに帰っていくことを突き止めた。それを何度も繰り返している。
メジロの生態を調べてみると、一年中、同じ場所に留まるつがいのメジロを「留鳥(りゅうちょう)」、渡り鳥のメジロを「漂鳥(ひょうちょう)」と呼ぶようだ。群れで行動して警戒心が強いAとCが「漂鳥」のメジロ、頻繁につがいのメジロを見ることができるBとDが「留鳥」のメジロなのだろうか。
- 河津桜A 漂鳥のメジロ
- 河津桜B 留鳥のメジロ
- 河津桜C 漂鳥のメジロ
- 河津桜D 留鳥のメジロ
メジロは甘党?
3月に入って葉桜になると、ヒヨドリやメジロは河津桜に寄り付かなくなる。あんなに2月は夢中になって蜜を吸っていたのに。留鳥のメジロは河津桜の木にやってくるが、すぐ飛び立ってしまう。
だから私は「この時期の花蜜はあまりおいしくないのかな?」と思った。 甘党なのかな?