2020年2月12日水曜日

野鳥撮影:近所メジロの傾向と対策

2月になるとメジロやヒヨドリが河津桜の花の蜜を吸いにやってきます。



家の近所にもそんな場所が4箇所あるのですが、これまでの傾向として一度こちらの存在に気づかれてしまうと、その場所にはしばらく戻ってこないという印象がありました。なので逃げられたあとは、AからB、BからC、CからDと順番に移動して撮影していた。特にBとDが、よくメジロやヒヨドリを見ることができる場所です。

  • 河津桜A
  • 河津桜B
  • 河津桜C 
  • 河津桜D



A〜Dまで順番に回ったあとの帰り道。Bのベンチで休憩していると、なんと「チー、チー」と鳴き声が聞こえてきた。 撮影せずに様子を眺めていると、かならず2羽で河津桜にやって来て、食事を終えると近くの木の茂みに帰っていくことを突き止めた。それを何度も繰り返している。

メジロの生態を調べてみると、一年中、同じ場所に留まるつがいのメジロを「留鳥(りゅうちょう)」、渡り鳥のメジロを「漂鳥(ひょうちょう)」と呼ぶようだ。群れで行動して警戒心が強いAとCが「漂鳥」のメジロ、頻繁につがいのメジロを見ることができるBとDが「留鳥」のメジロなのだろうか。

  • 河津桜A 漂鳥のメジロ
  • 河津桜B 留鳥のメジロ
  • 河津桜C 漂鳥のメジロ
  • 河津桜D 留鳥のメジロ



「漂鳥」のメジロは警戒心が強いので、MC-14またはMC-20の併用が無難です。「留鳥」のメジロは人間に慣れているから、テレコンなしで撮影できることが多い。最初は「留鳥」のメジロから撮影をスタートして、慣れてきたら「漂鳥」のメジロを狙うという撮影ルートも面白いかもしれない。



メジロは甘党?


3月に入って葉桜になると、ヒヨドリやメジロは河津桜に寄り付かなくなる。あんなに2月は夢中になって蜜を吸っていたのに。留鳥のメジロは河津桜の木にやってくるが、すぐ飛び立ってしまう。

だから私は「この時期の花蜜はあまりおいしくないのかな?」と思った。 甘党なのかな?