43デジカメ*ラボ: ギズモンのトイレンズ「GIZMON Utulens」購入

これはやばいとしか言いようがない、ギズモンの新製品「GIZMON Utulens」を購入しました。

※ミニチュアストラップは付属しません

GIZMON Utulensとは

「写ルンです」のレンズが移植されたレンズユニットと、L39マウントアダプター（各ミラーレス用）がセットになった商品です。富士フイルムの「写ルンです」は昔から親しみがあるし、人気商品のレンズを手頃な値段でミラーレスカメラで使用できるとあって、早速注文となりました。

主な仕様

焦点距離：32mm
絞り：F16 (絞り固定)
フォーカスレンジ：1m ~ ∞
サイズ：縦60mm × 横15mm (マウントにより若干異なる)
重さ：約46g

OM-Dなどローパスフィルターレスのカメラに付けると、フレアが出やすい傾向があります。レンズユニットが紙のような質感でとても軽い。いい意味で「写ルンです」っぽい。

基本情報

製品名：GIZMON Utulens
価　格：4,980円
発売日：2017年10月19日（木）
Amazon
ヨドバシカメラ

複数マウントを所有されている方は、「L39マウントアダプター」のみを追加で購入すればOKです。マイクロフォーサーズ用は画角が少しだけ望遠寄りになります。それでも発売日の23時頃には完売してました。

使用上の注意事項

本体に強い衝撃を与えないこと
水などの液体に触れないようにすること
レンズ部分に直接手で触れないこと
LUMIXカメラは「レンズなしレリーズ」をONにして使用する
撮影モードはAモードまたはMモード
強い光源に向けたときに出るフレアはレンズ上に手をかざして防げる
レンズ本体のねじを緩めると近接撮影できる

スキンシール

スキンシールが4種類付属しています。型紙も商品サイトでダウンロードできます。自作のスクラップブックのような面白さがあり、この着せ替えはアイデア賞ですね。下の写真は、写ルンですの外箱を円切りカッターでカットして貼り付けてみました。オリジナルスキンシールは、ギズモショップで購入できるようになるそうです。

円切りカッター | Amazon

レンズキャップは49mmのものがくっついたが、フィルター用の溝が無いので油断すると無くしそう。　→2018年以降に2型が発売されて、フィルター溝が追加されました。

自作の張り革シート | Amazon

試写

まずはOM-D E-M1 Mark IIで曇天の写真から。アスペクト比は、3:2にしました。おそらく、購入者のほとんどの人が「写ルンですやるなぁ」と思うのでは？Natural仕上げにしてもヴィンテージ風に写るレンズです。自分の場合は、人物を撮ったとき「そうそうこれこれ！」みたいな感覚になりました。

※ISO3200固定、高感度ノイズ低減OFFにしてます。

何も考えず撮るのが楽しい

部屋で触っている時は、専用フードやレンズキャップを付けられるフィルター用の溝や、遠近スイッチなどの必要性を感じたが、実際撮影してみるとUtulensの１型は写ルンですらしく、シンプルなままでいいかもしれない。

オリンパスのボディキャップレンズ「BCL-1580」と比較すると、Utulensはじゃじゃ馬レンズって印象です。マイクロフォーサーズで換算64mmは意外と普段のスナップに使えそうです。後日、パンフォーカスにするために、マウントアダプターの調整も行いました。

当初、マイクロフォーサーズのボディは、最軽量のGM1Sが一番使いやすいと予想していたが、実際使ってみると絞りがF16なので手ぶれ写真を連発。手ぶれ補正のあるOM-DやPENの方が撮影は楽ちんでした。

夕暮れ時は勝手に流し撮りに（笑）

販売状況

本家ギズモショップの売れ行きを１ヶ月ウォッチしていたが、全マウント即日完売は12月にようやく落ち着いた様子。SNSのまとめページやスキンシールが登場するなど盤石の状態になりました。

2017年10月19日（木）、即日完売
2017年10月27日（金）、即日完売
2017年11月06日（水）、即日完売
2017年11月21日（火）、翌日完売
2017年12月06日（火）〜

2017年11月30日（木）、セレクトショップ「on and on」で販売開始
2017年12月15日（水）、ヨドバシカメラで販売開始
2018年 3月15日（木）、Amazon で販売開始
2018年 6月 1日（金）、Amazonでスキンシールの販売開始

ギズモンのトイレンズ「GIZMON Utulens」購入