2024年6月2日日曜日

LUMIX S9を実際に見てきた感想

LUMIX BASE TOKYOでLUMIX S9を実際に見てきました。

 

S.26mm F8 MF

S.26mm F8 MFは想像以上に造りがよく、写りもよさそう。実際に触ってみるとまた随分と印象が違うものだ。これを無料でもらってSIGMA fpに付けて遊びたいと思う人が続出しそうです。



ハイブリッドズーム

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6などのAFレンズを装着すると、ハイブリッドズームが有効になる。デフォルトでONになっていて非常に使い勝手がよい。これをG9PROIIや次期GX7 Mark IV?にも載せたら相当危険なカメラになる。欲しくなっちゃう。ずっとS9限定の機能にしておいて欲しい(笑)

 

フロントダイヤル

LUMIX S9の実機を触って一番驚いたのが、シャッターボタンの周りにあるのは土台ではなくフロントダイヤルだったこと。露出補正は、シャッターボタン後ろのボタンを押して呼び出す仕組みです。 



電子シャッター

シャッター音はGMと同じように3種類の音色と音量を選べます。どれも品がある音で、どのカメラをサンプリングしたのかなと思ったり。


 

サムグリップ

S9の背面のサムグリップが結構しっかりしている。もし購入するなら外付けグリップなし&パンケーキレンズのみで使いたい感じ。しかし、流石にS.26mm F8 MFだけだと寂しい。スタッフさんには、マイクロフォーサーズの名玉「L.20mm F1.7」のフルサイズ版をお願いしました。2024年内を目標に開発中のS.18-40mm F5.6-6.3をキットレンズにするかどうかは未定とのこと。

 

外付けビューファインダー

前回の記事では「写ルンですビューファインダー」の勝ちでしたが、LUMIX S9には「OLYMPUS VF-1」の方が良い感じでした。

GIZMON Mierun View Finder

 

VF-1は、外で使うと撮影範囲を示すフレーム枠が反射して光るのが綺麗です。ブライトフレーム式光学ファインダーならではの視認性の良さを再確認。S9は液晶モニターをOFFにできるので外付けOVFとの相性よし。エクステリア面とVF-1がフラットになるように取り付けられると、もっと良かったかもしれない。(実はVF-1のマウント部は改造できそうな作りなのです) 改造しました

 

OLYMPUS VF-1

こちらは展示品です。富士フイルムの「VF-X21」でしょうか。これも似合ってますね。


 

エクステリア

S9は全体的にプラスチックぽさを垣間見るものの、チープ感はありません。評判のダークシルバーよりジェットブラックの方が好みでしょうか。エクステリアは実際にみて決めるのが良さそう。自分好みの張り革にしたり、3Mスキンシールでドレスアップするのも楽しそうだ。




LUMIX BASE TOKYOは、頻繁にお客さんが来ていて大盛況でした。GMと並べているお客さんもいて、みんなGMの兄弟に会いに来ている感じでした。GMっていいよね〜と心の中でつぶやくのであった。
 

大盛況でなかなか触れず!


 

ライカM-Lマウントアダプター

6/3、以前から気になっていたTTArtisanのライカM-Lマウントアダプターですが、焦点工房オンラインストアでの売れ切れを確認。この1年で購入者が急増している(@デジカメWatch)というSIGMA fpの影響もありそう。



GX7 Mark IV?

次期MFT機をスタッフさんと予想談義。とにかく今は、GX7 Mark IIIの後継機を出して欲しいという声が圧倒的とのこと。
 
チルトEVFとチルト液晶でローアングル撮影を楽しまれている方がたくさんいらっしゃるのだ。だからS9と同じボディのGX8IIを出したら「なぜチルトEVFを搭載しないのか」とがっかりされてしまうのかもしれない。ということは、噂の6/5の発表はDC-LX100 IIの後継機、または突如生産終了となったGH6の後継機でしょうか。