2024年11月12日火曜日 更新:

噂: OM-1のメジャーファームウェアアップデートリリースまでXX日

11/12、OM会員限定のOM-1 + 12-40mm F2.8 PRO II へ製品交換キャンペーンがスタートしました!!

お知らせ

  • OM-1をお使いのお客さま、OM-1の購入をご検討されているお客さまに耳寄りな情報です。一部お客さまからのご要望もありました、OM-1専用メンテナンスパッケージを期間限定にて販売を再開いたします。今回は、OM-1ボディとセットでのご購入は会員割引が適用できますのでお得にご購入いただけます。レンズキットとのセット商品は、さらに魅力的な価格となっております。安心・快適を継続的に実感いただけるメンテナンスプランを軸に、お客さまのフォトライフをトータルにサポートします。
    この機会にぜひ、OM-1およびメンテナンスパッケージ S を購入をご検討ください
    」(10/31、OMデジタルソリューションズ
  • キャンペーン期間(2024/11/12~2024/12/2到着分まで)に対象製品を修理センターへ送ると、特別価格にて お好きなOM-1 12-40mm F2.8 PRO II セットと交換できます」 (11/12、OMデジタルソリューションズ

 

製品交換キャンペーン

対象製品はE-M5(2012)、E-M1(2013)、E-M10 Mark III(2017)、E-M5 Mark II(2015)、E-M1 Mark II(2016)

E-M5は私と同じように電源周りが寿命で壊れ始めているのかな?そうなると「E-M5の分解」や部品の交換は半田必須ですごく大変なことになる。

我が家のE-M1とE-M1 Mark IIはまだ元気ですが、先日、E-M1、E-M1 Mark II、OM-1デジタルの3台を持ち出して野鳥撮影したときの感想としては・・・

OM-1の優位性

  1. ISO12800まで使える(OM-1 Mark IIはISO16000?)
  2. E-M1 Mark IIのような撮り方ができて+αで野鳥AI AFが使える 
  3. 色収差の補正機能が優秀

この差はどうしても埋めることができないと感じました。

その他、普段使いとしてぱっと思い浮かんだ利点は以下の2つですが、14bit RAWに興味がある場合はOM-1 Mark IIの方がよいのかもしれません。

  1. ZUIKOオールドレンズの母艦
  2. 山で手持ちハイレゾショット


従来とSの違い

「OM-1専用メンテナンスパッケージ」と「OM-1専用メンテナンスパッケージS」の違いは以下の通りです。

商品名

OM-1専用メンテナンスパッケージ

OM-1 専用メンテナンスパッケージ S

販売期間

2022年2月28日〜2024年3月15日

2024年10月31日〜2025年3月末 ※

金額

49,500円

37,400円

メンテナンス

定期診断 2

リフレッシュ整備 1

定期診断 1

リフレッシュ整備 1

メンテナンス保証

3年間

2年間

専用サポートデスク

最長4年間

最長3年間

購入ページ

販売終了

※予定数量に達した場合、早期に販売を終了する可能性があります。

 

最新ファームウェア情報

8/29、OMデジタルソリューションズは、2024年秋に公開を予定していたOM-1のファームウェアアップデートを公開しました。 

Ver1.6 → 1.7

  • S-AFとC-AFのオールターゲット時の、主要な被写体に対するAF性能を向上しました。
  • 撮影時のゴミ箱ボタンでのメニュー操作に対応し、右手でのメニュー操作を可能にしました。
  • 手持ちハイレゾショットの合成アルゴリズムを改善しました。
  • その他カメラの動作安定性を向上しました。

痒い所に手が届く充実したファームアップ内容ですが、なんと、メジャーアップデートではありませんでした。AF性能向上の詳細については海外ユーザーのDanielさんがOM SYSTEM UKに質問して回答を得ています。

  • このアップデートにより、オールターゲットモードでのS-AFとC-AFの精度が向上し、AFエリアがオールターゲットに設定されている場合に、最も近い被写体ではなく画像の中心が優先されるようになり、主要な被写体を鮮明に捉えやすくなります」(8/29、OM SYSTEM UK
  • オールターゲットモードオートフォーカスの強化:S-AFとC-AFの両方でオールターゲットモードでのAF性能が向上しました。AFエリアがすべてのターゲットに設定されている場合のフォーカス位置の調整が最適化されました」 (8/29、OM SYSTEM US

手持ちハイレゾショットは合成の失敗が多い印象でしたが、かなり成功率が上がったように思います。まだ失敗知らずで素晴らしい改善です。
 

新機能一覧とFW2.0候補

以下、OM-1 Mark IIの新機能をざっと書き出してみました。私の予想は赤字にしました。

ハードウェアのカスタマイズは有償。他社の優れたスチル機能はしっかり追いかける。喉から手が出るバッファメモリや目玉機能の数々は今後も一切サポートは無いと思います。

オーナーズケアプラス/外観カスタマイズサービス(有償)

  • バッファメモリ拡張サービス
  • 前後ダイヤルの交換 →2024年10月31日、OM-1専用メンテナンスパッケージ復活!!

ただし、OM-1 Mark IIのゴムダイヤル交換サービスは無し。

OM-1 Mark II 目玉機能
  • ライブGND(萩原史郎氏考案、OM Workspaceで提供?
  • 人物のAl被写体認識
  • 8.5段のボディ内手ぶれ補正
  • 手前に枝かぶりしてもより粘るアルゴリズム  →2024年8月29日、Ver.1.7で対応済み
  • 複数の被写体検出の選択 
  • スーパーコンパネから検出被写体を選択
  • 手持ち/三脚ハイレゾショットの14ビットRAW対応
  • SH2に秒間12.5コマと16.7コマ追加
  • ライブND128追加

他社対策

  • AWB改善
  • ゴミ箱ボタンが「MENUの呼出/戻る」を併用できる  →2024年8月29日、Ver.1.7で対応済み
  • MENUタブのタッチ操作可能
  • C-AF+TRロックオン
  • C-AF+TRターゲットエリア指定
  • 縦位置動画
  • UVC対応
  • OM CaptureのWi-Fi接続ライブビュー対応

ライブGNDを開発したOM濱田氏によると、2倍に拡張したメモリを最大限に利用して開発したため、OM-1に搭載することはできないとのことです。

今後発売されるであろうOM-5 Mark IIにも搭載できないように聞こえますが、OM-1 Mark IIユーザーからの評判が良ければ、もしかしたら機能を制限したものが5シリーズに搭載されるかもしれません。

CP+2024 開発者クロストークより


OM-1 Mark IIに搭載された人物AIと鳥AIは、マスク姿の人やクチバシが見えない状態の鳥でも逃さないといった追尾AFの強みがあります。欧米向けのファームアップ計画の発表によると、こういったMark IIの優れたAF性能の一部はMark I に提供されるが、Mark IIには及ばないとのこと。
 

更新履歴

  • 24/2/8、Camera Betaは、OM-1 Mark IIの一部機能をOM-1に移植するという噂を入手しました。(スクショ
  • 24/2/10、欧米のフォーラムでは、長年のユーザーから今回のやり方に失望したという意見もありますが、OMDSは欧米向けのサイトに
  • At OM SYSTEM, we're committed to keeping the technology in your camera on the cutting edge. We offer regular, robust firmware updates to protect your investment. After all, we know you're always shooting for perfection. We are too.

    OM SYSTEMは、お客様のカメラを常に最新鋭の技術で保つことに尽力しています。私たちは定期的にお客様の投資を守るために堅牢なファームウェアアップデートを提供します。私達はお客様が常に完璧なショットを目指していることを理解しており、私たちも同じ気持ちです
  • と、明記しているのにも関わらず、OMDS担当者が今後OM-1のファームアップの計画はないと回答した事にご立腹な方が多い印象です。



  • 2/11、OM-1 Mark IIに対応させた最新のOM Workspace(Mac版)はクラッシュを続けていて使い物になりません。私だけの問題かと思ったら、mu-43.comでも報告されていました。
  • 「ライブGND」は、Luminar AIの「ローカルマスキング」やSILKYPIXの「部分補正ツール」で撮影後にRAW現像することができます。もしかしたら既存ユーザー向けにOM Workspaceで「部分補正ツール」機能が提供されるかもしれません。ですので、このクラッシュをなんとか2/23の発売日までに解決して欲しいところです。  →2/20、Mac版OM Workspace v2.3.1でクラッシュする不具合が改善されました!!
  • もしもM.150-600mm/M.300mm/M.150-400mmを購入してくれるユーザーが一人でも増えたら、OMDSはとっても嬉しいはずです。そういう事なら喜んで旧機種にもアップデートを提供してくれるでしょう。

  • しかし、OM-1 Mark IIが発売されると、FW担当者は非常に忙しくなります。旧機種のFWは簡単には出てこない。仕事量が2倍になってしまうし、OLYMPUS OM-1と名付けた事が今回の騒動につながっていると分かったので、もう余計な事はしないでしょう。いまさら会社の方針は変えられる訳がないですし。やはり、この噂はまぼろしでしょうか
  • 2/21、OMDSはOM-1 Mark IIの一部機能をOM-1に移植すると発表しました。

  • OM-1に対する新しいファームウェアの公開を今年の秋頃に予定しています。 以下の項目のアップデートを計画しています
    • AF性能:S-AF と C-AF のオールターゲット時に、主要被写体をより捉えやすくする等の一部のAF 性能の最適化
    • 操作性: 撮影時のゴミ箱ボタンでのメニュー操作に対応し、右手でのメニュー操作を可能にする操作性の向上
    詳細の内容は変更となる場合があります」とのこと。

  • AWB改善の仕様を同じにしないとOM-1 Mark IとMark IIを併用する人が混乱しそう。
  • 被写体検出は、AFを合わせる技術、追尾する技術などにそれぞれ分割して、各技術ごとに最適化をしたあと、ふたたび1つにパッケージングして、今回のMark II用という形で提供している。今回の発表ではオールターゲットとあるので、C-AF+TRの暴れるAFの不具合修正かと思いきやS-AFも含まれています。また、良く読むと”等”と書いてあります。
  • Mark IIの新ファームに不具合が見つかるかもしれないし、改善点がユーザーからフィードバックされるかもしれません。そういった対応が落ち着いたら、安定した一部のアルゴリズムのみがMark I に移植されるのでしょう。
  • これはE-M1X発売→E-M1 Mark II Ver.3.0と同じ流れを感じます。だって、当時E-M1Xのアルゴリズムって凄え!!となって感謝の気持ちが芽生えましたから。で、サンヨンを買ってしまった。
     
  • 10/31、OMデジタルソリューションズは、OM-1専用メンテナンスパッケージを期間限定で復活しました!!
  •  11/12、OM会員限定のOM-1 + 12-40mm F2.8 PRO II へ製品交換キャンペーンがスタートしました!!