2023年1月28日土曜日

M.300mm F4 IS PROファームウェアアップデート(macOS)

2023年01月26日、M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO ファームウェアアップデート Ver.1.6 が公開されました。

更新内容

  • Ver.1.6 (2023/01/26) スリープ復帰動作の安定性を改善しました。
  • Ver.1.5 (2019/06/19) M.ZUIKO DIGITAL 2x Teleconverter MC-20に対応しました。
  • Ver.1.4 (2018/2/28) 手ぶれ補正動作の安定性を向上しました。
  • Ver.1.2 (2017/5/8) E-M1 Mark IIで使用時、レンズのISがONの場合の静音連写性能を改善しました。
  • Ver.1.1 (2016/11/22) AF動作を改善しました。
    • MF撮影時の動作を改善しました。
    • 動画撮影時の動作の安定性を向上しました。
    • E-M1 Mark II 使用時に、連写動作の安定性を向上しました。
    • E-M1 Mark II 使用時の、手ぶれ補正動作の精度を向上しました。


OMSボディによる更新手順

  1. MC-20装着時は取り外す
  2. OMSカメラに「M.300mm F4 IS PRO」を装着する
  3. MacとカメラをUSBケーブルで接続する
  4. カメラの電源をOn、ストレージを選んでカメラのOKボタンを押す
  5. OM Workspaceを起動する
  6. メニューバーのカメラ/アップデートをクリック

 

更新結果

使用したMacは、M2 MacBook Air(Mid2022)ベンチュラ13.2、2分ほどですんなり完了しました。


 

LUMIXボディによる更新手順

ふと「どうやってやるんだろう」と思って調べたらありました。

  1. LUMIXカメラのバッテリーを満充電にする
  2. LUMIXカメラに「M.300mm F4 IS PRO」を装着する
  3. SDカードをLUMIXカメラでフォーマットする
  4. レンズのファームウェアをダウンロードする
    1. OMS
    2. LUMIX(参考)
    3. シグマ(参考)
    4. タムロン(参考)

  5. zipを展開して.binを取り出す(参考)Panasonic製は.linファイル
  6. binファイルをSDカードの直下にコピーする
  7. LUMIXカメラにSDカードを装着して電源ON
  8. 再生ボタンを押す。DC-GH5M2、GH6は以下
    1. MENU/SET
    2. スパナアイコン/バージョン表示
    3. ファームウェアアップデート
  9. バージョンが既に最新の場合は「表示できる画像がありません」、更新が必要な場合は「バージョンアップしますか?」と表示されるので「はい」を選ぶ



ご参考

以下、ファームウェアのアップデートをした方が良さそうなレンズをリストアップしました。

 

  • SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary マイクロフォーサーズ用
    • Ver.1.2 2017年1月31日
    • オリンパス OM-D E-M1 Mark II との組み合わせにおいて、C-AFが作動しない不具合を修正しました。
  • タムロン 14-150mm F/3.5-5.8 Di III [Model C001]
    •  Ver.1.3 2017年7月31日
    • オリンパス株式会社のカメラとの組み合わせで、特定の操作条件でのオートフォーカスの作動の安定性を向上させました。
  • OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
    • Ver.1.4 2020年8月4日
    • 動画撮影時のAF動作の安定性を向上しました。
  • LEICA DGレンズ、一部のLUMIX Gレンズ
    • 2022年3月1日
    • GH6のハイフレームレート動画200.00p設定時のシャッターボタン半押し、またはAF-ONボタンによるAF動作に対応しました。

 

LUMIXカメラの場合、複数のファームウェアをSDカードにコピーすることは推奨されていない。GH6ユーザーでLEICA DGレンズを複数所有している人は、OLYMPUSのカメラが一台あると、レンズのアップデート作業が捗りそうです。