さぁ、どういう結果になるのか…。 |
さて、唯一不満を上げるとすればタイトルにあるバッテリー...と言いたい所ですが、既にE-M5でモニター調整の明るさを下げると消費電力を抑えられることが分かっているので、購入後すぐにモニター調整の明るさを最小の−7に設定しました。それでもうE-M5と同じように撮影出来ていると感じています。しかし、E-M1のバッテリー特性をもう少し詳しく知っておいた方が後々助かることもあるだろうということで、E-M1のバッテリー消費時間を調べてみました。
検証方法
OM-D E-M1を以下の設定にして、モニター調整の明るさ±0と最小−7の2つをデジタルテスターの9Vバッテリーモードで電圧の減少を測定する。リチウムイオン電池の特性を考慮して、5分間隔で最大20分までの電圧を測定。昨年の実測結果を元に放電終止時間を算出します。
- スリープ時間:Off
- Info off 時間:Hold
- バックライト時間:Hold
- 満充電した直後のバッテリーで測定する
- 設定を変更する際は必ず予備バッテリーで行う
検証結果
下表が測定結果と算出した放電終止時間になります。E-M5のモニターの明るさを最小の−2にした時がトップで、約4時間撮影できます。これに対してE-M1では、モニターの明るさを最小の−7にしたとしても約4時間弱。E-M1とE-M5は同じバッテリーを採用していますが、E-M1は約20分バッテリーが持たないことが分かりました。E-M1でモニターの明るさをデフォルトの±0のまま撮影すると、約3時間半。節電を意識しているE-M5の人とは約40分の撮影時間の差が付くということになります。
E-M5とE-M1にはパワーバッテリーホルダーが用意されているので、一日中撮影するというヘビーユーザーは、パワーバッテリーホルダーを装着して撮影した方が安心だと思います。ちなみに私はポケットに予備電池を常備して撮影していますが、1日1本で済むことが多いです。節電はとにかく無駄に液晶を使用しないことです。最後にE-M1おすすめの省電力設定をご紹介します。
OM-D E-M1おすすめの省電力設定
- セットアップメニューのモニタ調整:明るさ-7 ※EVFでの撮影が中心の人向け
- 同メニューの撮影確認:Off ※確認したい人は0.3-0.5秒までに抑える
- カスタムメニューD.のバックライト時間:8秒
- 同Dのスリープ時間:1分
- 同Dの自動電源Off:任意
※私は4時間の設定で撮影終了時に電源を手動でOffにします。撮影中はシャッター半押しですぐ復帰させたい人なので...