2025年6月24日火曜日 更新:

DMM.makeで作る:ZD ED 50mm F2.0 Macro用フォーカスリング

DMM.makeで作る第2弾は、フォーサーズの名玉であるZD ED 50mm F2.0 Macro用のフォーカスリングです。

主な仕様

  • 素材:TPU|MJF(熱可塑性ポリウレタン) 
  • 耐熱温度約100℃前後
  • 最大径x全長φ70.6 × 15.8mm
  • 質量:※商品の到着待ち
 
今回作った3Dモデル
 
今回の素材選びは相当悩みました。TPUはPA11と比較して耐熱性や耐久性に劣る。しかし、レンズを分解せずに、上から若干広げてから装着することを考慮するとゴム系一択となります。
 
 

基本情報

  • 製品名:FR-ZD5020M
  • 価 格:4,000円
  • 納 期:9〜20日

 

  1. 3Dモデル作成:6/22-24
  2. DMM.make受付:6/25
  3. 製作開始:Not started
  4. 発送:Not started
  5. 商品到着:Not started   

 

昔の記事を読み返してみると、2011年5月に「ZD ED 50mm F2.0 Macro」を購入しました。家族写真、野鳥写真、デジタルデュープに風景スナップまで。本当に長い間、様々な分野で活躍してくれました。だから、2023年10月にボロっとフォーカスリングが剥がれたときは、それはもう我が目を疑いましたw

サードパーティ製のゴム製ラバーリング(キヤノンEF 24-70mm f/2.8L II USMレンズ互換)が使えるというので試してみたが、見た目が全く変わってしまう。あのモコモコ感がないと寂しいのです。レンズを買い替えることも一時期考えたけれど、結局またフォーカスリングが加水分解してダメになると思うと手が出ない。

「これはもう自分で作るしかない!!」と、数日、製品画像とにらめっこしながら似た感じの形状を作りました。純正リングの突起は非常に凝った作りで、驚きと感心を繰り返す日々でした。

6/24、注文完了です。前回は失敗したのでまたミスがあるかもしれません。。しかし、納期9〜20日は長い。首が伸びてしまいそうだ。選んだ素材の精度は大味らしく?製造側としても手間がかかる素材なのかも。1度の出力で決まるかどうか。

AIからは、ゴム製品は内径を実寸より0.3mm小さく作るように提案があり、それが最大径が実際より少し小さい理由です。モノづくりの素人ですから細部に至るまで納得するまでAIと議論した内容がこのパーツに反映されています。さて凶と出るか吉と出るか。

 

海外の3Dモデル 

6/26、なかなか製作が始まりません。TPU特有の「バッチ待ち」の可能性があるという。待っている間、「インターネット上に面白い3Dモデルがないかな。このフォーカスリングも既に公開されていたりして」と物色してみたら普通にありました。この方は、「ZD ED 14-54mm f2.8-3.5 (FT)用フォーカスリング」も作っていますし、「OLYMPUS バリマグニアングルファインダーVA-1をOM SYSTEM OM-1 & OM-1 Mark IIに付けられるアダプター」もありました。

素材は一緒だが寸法が若干異なる。やや小さめに設計している。もっと小さく作るべきだったのか。不安だ(笑)

  • 素材:TPU (MJF)
  • 価格:2,937円
  • 最大径x全長:φ68.99 x 15.50mm 

つづく。