2023年9月13日水曜日 更新:

2023 LUMIXのエキサイティングな製品発表の噂

2023年9月13日(水)、パナソニックから位相差AFを搭載したスチルフラッグシップのG9 PRO II が発表されました。

 

主な仕様

   :進化
   
S5IIと同じ
 

  • 有効画素数2520万画素 像面位相差AFDFD AF
  • 画像処理ヴィーナスエンジン 2023、独ライカカメラと共同開発
  • 防滴処理防塵防滴構造
  • 手ぶれ補正8段
  • ファインダー有機EL 368万ドット
  • 液  晶3インチ 184万ドット
  • シャッターメカ 1/8,000〜60秒、電子 1/32,000〜60秒、動画1/25,000〜1/25秒
  • 連  写メカ 追従10コマ/秒、電子 追従60コマ/秒、過去に遡れる「プリ連写機能」付き
  • 動  画:C4K/4K 60p 4:2:2 10bit, C4K/4K 10bit 120p/100p(S5II: 6K30P、空冷ファン内蔵)
  • 記録媒体SDカード Dual UHS-II x2
  • 電  源7.2V 2200mAh(DMW-BLK22)
  • 外径寸法134.3 x 102.3 x 90.1 mm
  • 質  量658g(S5II: 740g)(バッテリー、SDメモリーカード含む)

 

2022年3月発売のGH6と同じく光学ローパスフィルターレス設計。撮像センサーに779点の像面位相差AFを搭載。GH6では動画限定の機能だった「ダイナミックレンジブースト」をスチルに適用することで、写真撮影時にRAWデータの暗部階調が豊かになる効果が得られるようになりました。(2023、Panasonic

海外のレビューによると、GH6のスチル撮影で問題となっていた低ISO感度撮影時のノイズは改善したと報告されています。

  • 同じ構図をG9 IIとGH6の両方で、それぞれのカメラの内部RAW処理を使って処理した。今回のテストサンプルはプリプロダクションのため、G9 IIがこの問題を解決したと断定することはできないが、G9 IIはISO感度がベースから800までの画質が著しく向上している」(2023、PetaPixel

 

バッファメモリーの拡張、プリ連写、手ぶれ補正8段、リアルタイム認識AFの刷新など、OM-1に対抗する性能だけでなく、リアルタイムLUTやLEICAモノクロームといった、今後の小型機に搭載してくれたら嬉しい新機能が詰まった製品となっています。

 

 

基本情報

  • 製品名LUMIX DC-G9M2
  • 希望小売価格:オープン価格、初値230,670円
  • 発売日:2023年10月27日(金)

 

 

外観

耐久性のある堅牢なマグネシウム合金フレーム。防塵・防滴性能に配慮した構造。-10℃の寒冷地での撮影も可能です。

ヒット商品S5IIに瓜二つ

 


 



 


 

DMW-BG1はG9II/S5II対応


2つのレンズが同時発表されました。1つは、35-100mmのリニューアルでGレンズからLEICA銘となり、もう一つは人気のLEICA 100-400mmの機能性を向上させた2型として進化します。

 

 

LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 

  • 製品名:LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm / F2.8 / POWER O.I.S.(H-ES35100)
  • 希望小売価格:154,000円(税込)
  • 発売日:2023年10月27日(金)


ナノサーフェスコーティングをレンズ表面に施し、ゴーストやフレアを軽減

 

25mm F1.4 IIや12-35mm F2.8 IIなど、ナノサーフェスコーティングコーティングのリニューアルが続いています。次はLEICA 45mm F2.8でしょうか。

ぜひナノサーフェスコーティングに対応した20mm F1.7の3型や、登山向け小型望遠レンズとして防塵防滴とDual IS 2に対応させた45-175mm 2型のリニューアルもお願いしたいところです。( ;∀;)タノムヨー 

 

LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 II

  • 製品名:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 II ASPH. / POWER O.I.S.(H-RSA100400)
  • 希望小売価格:220,000円(税込)
  • 発売日:2023年10月27日(金)

 

100-400mmは、新たにズームリミットスイッチを搭載しました。旧型のズーム操作は硬いことで有名ですが、ズームリングの操作感が改善したようです。また、ズーム時のフォーカス追従性能も向上したとのこと。


新型はズームリミットスイッチ付き


 

別売りの2倍テレコン(型名:DMW-TC20A)もリニューアルしました。こちらは、新たに100-400mmに対応させるためで、光学的な変更の情報はありません。35mm判換算で1600mmの撮影が可能となりました。※F値も2倍になります。

 


 

  • 製品名:デジタルカメラ交換レンズ用テレコンバーター DMW-TC20A
  • 希望小売価格:オープン価格
  • 発売日:2023年10月27日(金)

 

 

大きさ比較

  • OMS 100-400mm F5-6.3:全長 約20cm、1.120kg
  • LUMIX 100-400 F4-6.3 II:全長 約17cm、0.985kg
  • OMS 300mm F4:全長 約22cm、1.27kg

 


OM-1に装着したイメージ


 

 

2倍テレコン作例

 



更新履歴

  • 23/9/7、パナソニックからテザーが登場。位相差AFを搭載したフラッグシップ級のMFT写真機がまもなく発表されます。

     


  • 製品発表
    • 海外2023年9月12日(火)23:00 JST
    • 国内:2023年9月13日(水)10:00 JST

  • OM-1 Ver.2.0のリリース日の噂は、今年初めが夏頃、最近になって今年中と変わりました。これがOM SYSTEM OM-1の対抗機となると後者が優勢となりそうです。

 

 

関連記事