E-M1 Mark IIでポジフィルムをハイレゾショット。 | 43デジカメ*ラボ 43デジカメ*ラボ : E-M1 Mark IIでポジフィルムをハイレゾショット。

2017-09-21

E-M1 Mark IIでポジフィルムをハイレゾショット。

ネガフィルムのデジタルコピーが一通り落ち着いたので、ポジフィルムのデジタルコピーを始めています。デジタル一眼の写真とは異なる美しさを持つリバーサルフィルム。m4/3のカメラを使って、可能な限りダイレクトにデジタルに保存する方法を考えてみました。



◆ベルビアシリーズの性能・特長


使用したポジフィルムは、富士フイルムのベルビア100です。このフィルムを選んだ理由は、、、山岳写真におすすめとラボ店の人に教えてもらったからです。^^; OM-1+ZUIKO AUTO-S 40mm F2にポジフィルムをセットして、適正露出(針は常に真ん中!)を心がけて北アルプスを撮影しました。

リバーサルフィルム : ベルビアシリーズの性能・特長 | 富士フイルム

◆現像


最初にマウントまたはスリーブにしますか?と質問されて、「はい?」とキョトンとなりました(笑)で、97%の人はスリーブを選択する、後でマウント可能と言われて、素直にスリーブを選択しました。現像は、富士フイルムの調布事業所に依頼するということで、納期は1週間でした。


◆スライドマウント


前回ご紹介したスリーブのフィルムを自作マウントに差し込む方法。これで、一部のポジフィルムにキズを付けてしまった。横着してES-1から外さずに無理やり引っ張ったときかもしれない。また、スリーブだと微妙に歪曲するのでF値をF8以上にしたくなります。そうすると、絞れば絞るほど埃が山ほど写り込んでしまうという悪循環に陥りやすい。スリーブの視認性はメリット大だが、今後、お気に入りポジ写真は現像後すぐにスライドマウント化しようと思っています。

43デジカメ*ラボ : E-M1 Mark IIでネガフィルムをデジタルコピー。

ポジフィルム用の撮影設定


美しいポジフィルムを眺めていると、とにかく自然に正確に複製したいという気持ちが強く芽生えます。WBはワンタッチWB。仕上げはNaturalに。余計な補正は一切なしです。それが、後々のRAW現像でも効率UPに繋がります。

ISO:Low
WB:ワンタッチWB
測光:ESP
階調:Normal
AF方式:MF&ピーキングOn
アスペクト:3:2
仕上がり:Natural
コントラスト:0
シャープネス:0
彩度:0
ハイライト:0
シャドウ:0
中間部:0

オリンパス ハウツーグッドピクチャー[機能解説 仕上がり]


◆埃を取りまくる


撮影後に見つけるとダメージ大なので、エアダスターやブロアーを使って、機材とスライドマウントの埃を落としておきます。ポジフィルムのデジタルコピーは、埃がかなり目立ちます。特にES-1の白いカバー部分が盲点で、見逃しやすいので注意です。※画像を等倍で確認したときの話です。



◆ハイレゾショット


AF動作でフレームが揺れないように、必ずMFで撮影します。シャッターボタンは、タイマーでもブレるので使用禁止です。リモートレリーズか、液晶モニターをチョンと触るタッチシャッターで撮影します。水平に差し込んだつもりでも少し傾いてしまうとやり直しになるので、液晶モニターのガイド線表示は方眼が良いかもしれません。

43デジカメ*ラボ : OM-D E-M1 Mark II でハイレゾショット。


◆デジタルコピーのサンプル


今回は、ハイレゾショットをRAW現像したので80MPです。E-M1 Mark IIとZD ED 50mm F2.0 Macroで、ダイレクトに複製したベルビア100の写真です。

大天井岳を目指して


燕岳

北アルプスの山々

大天井岳の朝日



◆最後に・・・


ポジフィルムがこんなに綺麗に撮れるとは知らず、現像に出したくて後半適当に撮影してしまった自分は、本当に馬鹿だったなと思う。じっくり考えて撮影した36枚が、スリーブで仕上がってきたら最高でしょうね。また、プロ品質も知る必要があると思い、富士フイルムのダイレクトプリントを注文しました。結果は、、、

フジクロームRPプリントネオ | 富士フイルム

→E-M1 MarkIIのデジタルコピーとほぼ同じ仕上がりでした!※照明の種類や角度によってプリント写真の印象が大きく変わるので、鑑賞する環境を整えることも重要。

プリント依頼の失敗談としては、フィルムは枠の英数字が読める方が表とすぐ分かるのですが、スライドマウントは無地なので表裏が分かりにくい。特に表裏の説明をしなかったこと、依頼した3枚全て山の写真だったので気付いてもらえず、全部反転された状態で印刷されてしまいました。とほほ。何も説明が無いと、ラボの人はスライドマウントの切り欠きがある方を表と判断するようです。仕上がりが良かっただけに_| ̄|○ ガックシ

こっちが表なのね。。。

ダイレクトプリントサービスは、本当にリバーサルフィルムを直接プリントしているように見えます。家庭用のインクジェットと比較すると、RPプリントネオの方が圧倒的に高精細。(L版なのに岩山のゴツゴツや森林のモコモコ感まで分かるほど)

基本情報を整理すると、、、
  • リバーサルフィルムをスキャンし、デジタル露光で銀塩印画紙にプリントする方式→△時間がかかる
  • ラボのプリントマンによる手焼き品質のプリント→◎
  • よりフィルム原板に近い色と階調でシャープな画質→◎
  • 濃度、色調の調整、トリミングの指示が可能→◯ダイレクトプリントは調整・トリミング不可だが、デジタルコピーとほぼ同じように印刷できる

リバーサルフィルムの価格高騰で、プリントサービスを楽しむ人は激減しているとのこと。お気に入りの写真を、プロラボに頼んで家に飾るのも悪くないかなって思い始めています。

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