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2015-01-31

OM-D E-M1の動体AF機能一覧。

 2015年12月4日更新。Ver.4.0対応


前回のC-AFと親指AFのテストで感じたE-M5とE-M1の動体追従性能の差。像面位相差AFとコントラストAFを搭載したE-M1のDUAL FAST AFは、C−AFでどう機能するのか。フォーサーズのE-3から採用されているAFロックオン設定の有無は、C-AFにどんな影響を与えるのか。OM-D E-M5II 発表間近の今、OM-D E-M1の動体AF機能を改めて調べてみました。

OM-D E-M1の動体AF機能


◆C-AF(3DトラッキングAF)


4/3レンズは37点像面位相差AF、m4/3レンズは81点コントラストAFが動作するDUAL FAST AF。それぞれが合焦まで単独で動作するのが大きな特徴だが、m4/3レンズとC-AFを組み合わせた場合のみ像面位相差AFとコントラストAFを併用して動作する。2つのAFを組み合わせることで、従来のOVF機で行っていた前後方向の動体予測に加えて、縦横方向の動体追従性能が大幅に向上。また、レリーズタイムラグを短縮したことで動体予測の精度も向上している。
 
撮像面に位相差AFセンサーを埋め込んだ像面位相差AF方式のカメラは、位相差AFセンサーが独立した一眼レフカメラよりもピント精度に優位性を持つ反面、ドット抜けを補間する画像処理が必要になる。E-M1の画像センサーは、下図のように位相差AFセンサーを右チャンネルと左チャンネルに分離して独自に開発した配列を採用することで、高精度なAF性能を保ちながら広範囲の情報を元に最適な画素補間を実現している。

また、2CPUになりAFと画像処理を並列処理できるため、連写L+C-AF(AF測距点81エリア)で6.5コマ/秒の連続撮影が可能になった。Ver.3.0では、位相差AFのアルゴリズムを見直すことで、AF追従性能が向上。連写H+C-AFで9コマ/秒(AF測距点37エリア)の連続撮影に対応した。Ver.4.0では新たに電子シャッター+連写H/Lと低振動モード+連写Lを追加。C-AFとm4/3レンズであれば、メカ/電子/低震度モードの全機能で位相差AFとコントラストAFが動作する。
位相差AF画素の配列イメージ(白抜き部)

◆C-AF+TR(追尾AF)


最初にピントを合わせた被写体を追尾し続ける機能。画面内をある程度移動する被写体に向いている。被写体の動作が大きく変化して、AFターゲットが緑から赤に変わった時はシャッターを止めてピントの再設定が必要。

◆AFロックオン


C-AFでピントを合わせた被写体から離れた物体が画面中央に来たときに一定時間ピント合わせをしない機能。

OFF :画面中央に来た物体にピントを切り替える
弱 :画面中央に来た物体に約0.5秒後*にピントを合わせる
標準:画面中央に来た物体に約1.0秒後*にピントを合わせる
強 :画面中央に来た物体に約1.5秒後*にピントを合わせる

*テスト時のおおよその印象です。(^^ゞ

◆連写H/L設定

S-AF,C-AFで連続撮影するときに1秒間に撮影する枚数を変更する。連写Hの露出は1コマ目で固定される。

連写モード AFモード 連写速度 連続撮影可能枚数
連写 H S-AF
MF
メカ:最大約10コマ/秒
電子:最大約11コマ/秒
(手ぶれ補正OFF)
RAW: 約 41 コマ
JPEG/LN: 約 95 コマ
C-AF メカ:約9コマ/秒
電子:約6コマ/秒
RAW: 約 41 コマ
JPEG/LN: SDカード容量
連写 L メカ:約6.5コマ/秒
電子:約4.5コマ/秒
低振動:約5コマ/秒
RAW: 約 50 コマ
JPEG/LN: SDカード容量

*電子シャッターは連続撮影可能枚数に達した時にシャッター音で判断することができないためEVFの表示遅延での判断が必要。(アラート表示の改善要望済)

◆ レリーズタイムラグ


シャッター全押しから露光するまでの時間を設定する。ショートを設定すると電池の減りが早くなるが、撮影までのタイムラグを短くすることができる。


◆連写中手ぶれ補正


連写中に手ぶれ補正を動作させるかどうかを設定する。被写体の動きが激しく、手ぶれが発生する心配がある場合はOnを設定する。


◆レリーズ優先C


Onに設定すると、C-AFでピントが合わなくてもシャッターを切ることができるようになる。Offに設定するとピントが合うまでレリーズしなくなる。

◆顔優先AF


カメラが自動的に人物の顔を検出して、ピント合わせやデジタルESP測光の調整を行う。連写中は最初の1コマのみ動作する。AF方式がC-AFの時は瞳検出AFは動作しない。デジタルEPS測光では顔を優先して測光する。

◆AFターゲット設定


画面内で最も手前の被写体にピントを合わせる特徴を持つオールターゲットは、こちらに向かって先頭を走る被写体を狙い続ける際に有効。動きのある被写体の位置がほぼ決まっている場合はグループターゲットを選択する。

参考文献

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