2023年3月30日木曜日 更新:

中一光学「EF-m43フォーカルレデューサー」購入

EF-m43フォーカルレデューサーレンズと、OM-EOSマウントアダプターの2つの製品を合体させて、40年前のOMレンズを堪能してみました。

主な仕様

  • EFレンズをマイクロフォーサーズカメラに直接装着できます
  • 開放F値を1段上げます
  • MTFが向上します
  • 0.726倍の広角レンズになります
  • 3群4枚の光学設計
 

基本情報

  • 製品名:中一光学 Lens Turbo II EF‑m43
  • 希望小売価格:19,800円(税込)
  • 発売日:2016年6月29日
 

 

外観



Lens Turbo II EF-M43
|Amazon 


EF-OMマウントは近代近代インターナショナル(Rayqual)製にしました


3/30、商品が到着しました。ドキドキしながら近くにあったOM-D E-M1 Mark IIにLTIIを装着する。続いて、OM-EOSアダプターとお気に入りレンズ「ZUIKO AUTO-S 40mm F2」を付けて電源を入れると、私は感嘆の声が漏れた。40mmのとろけるようなボケ味のまま、画角が広がっている!

マウント

型名

従来

LTII

M43

EF-M43

81mm F2

58mm F1.4

APS-C
(Nikon/Sony/Fuji)

EF-NIKON Z
EF-NEX
EF-FX

59mm F2

43mm F1.4

APS-C(Canon)

EF-EOS R 0.71x

62.7mm F2

44.5mm F1.4

M43:焦点距離x0.726x(35/17.3)
NSF:焦点距離x0.726x(35/23.6)
Canon:焦点距離x0.71x(35/22.3)※キヤノンは純正のFRレンズ「EF-EOS R 0.71x」を2020年11月に発売しています。

アダプターの厚みが薄くなったので、見た目が従来品よりかなり良い。「ZUIKO AUTO-W 28mm F3.5」を装着すると、M.ZUIKO 12mm F2 のような姿になって格好いいです。35mm判換算で40mm F2.5という平凡なスペックだが、モノコートなので赤帯びたオールドレンズの写りをするのが佳きです。
 
また、メタボーンズ製では互換性なしにリストされている「ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8」が装着できました。これが中一光学製FRレンズのメリットの1つと言えるでしょう。流通しすぎて格安で取引されているこの標準レンズが、35mm判換算で73.4mm F1.3というお化けレンズに生まれ変わるのは非常に面白い。
 
海外の有志の方によるLTII互換表によると、「ZUIKO AUTO-W 28mm F2.8」についても問題ないようです。
ただし、7年前のLTIIは、組立作業者が適当な仕事をしてしまったのか製造品質が良くない報告があった。
  • LTIIの製造品質には非常に失望しました。レンズの取り付けは非常にきつく、レンズリリースピンは非常に怪しいものでした。レンズを固定する機能を果たさないか、完全に折れてしまうまで長く使えるとは思えない」(2016、Flickr
     

OMDSのOM-1にも付けてみました。レンズ名登録がOM-Dよりも設定しやすく、EVFが綺麗なので撮影が楽しい。OMレンズを付けた姿はとても素敵で、しかも旧製品と同じ名前ですから最高におすすめのボディと言えます。
 

 
 
 

ZUIKO MC AUTO-S 50mm F1.8 試写

マイクロフォーサーズで「36.3mm F1.3」というレンズはこれまで存在しなかった。家猫で試し撮りしたところ刺激しない距離感で、自然な様子をいい感じに仕上げてくれる。雰囲気の良い写真を量産できる可能性を感じたので、翌日に街角スナップでも試してみようとなった。
 
OM-1 + ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 at 1/8000 F1.3 ISO200 -1.7EV
OM-1 + ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 at 1/640 F1.3 ISO200 -1.3EV


結果は、あまりにも相性が良くてビックリです。よく写真は一歩踏み込めと言うが、この焦点距離だと踏み込む必要はなく。琴線に触れたものを見つけたらファインダーを覗くと、いい塩梅でその被写体がクローズアップされている。あとはピントを合わせてシャッターを切るだけです。

OM-1 + ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 at 1/640 F1.3 ISO200 -0.7EV

OM-1 ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 at 1/6400 F1.3 ISO200 -2EV
 
OLYMPUSのHI測光と組み合わせると、ポジフィルムで撮影したような描写になるのは知っていたけれど、更にOMレンズを通すとグリーンフリンジが起きやすいせいか、よりフィルムっぽくなります。

あとは、少しピントをずらして写るんです風に仕上げてもよし、フォーカスピーキングでしっかりピントを合わせてポジフィルム風に仕上げてもよしです。
 
ボケ味はM.ZUIKO 17mm F1.8に似たふんわりボケで、周辺がぐるぐるすることもなく、光があれば綺麗な玉ボケで背景を彩ってくれます。写真って楽しいな、と思い出させてくれるレンズです。

OM-1 ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 at 1/2500 F1.3 ISO200 -2EV
OM-1 + ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 at 1/8000 F1.3 ISO80 -1EV
 
 
OMDSは、自社の歴史ある技術や製品開発の専門知識を最大限に活用することができる。今後も市場で競争力を持ち続けるためには、AFレンズだけでなくFRレンズを開発することで、市場での地位を強化できるのではないか。Lens Turbo II EF-M43は、そのような可能性を感じさせる製品です。


NEXは?

LTII EF-m43に「MFT-NEXアダプター」を追加して使えるかどうか試してみました。結果は、下図のようにケラレてしまった。残念。

NEX-5 + MFT-NEX + LTII EF-m43 + m43-EOS + OMレンズ


m43用とNEX用をよくよく見比べてみると、FRレンズの大きさが全く違います。LTIIは、マウント毎に「専用品@中一光学」を購入する必要がある。しかし、m43用と違ってマウント面とLRレンズの距離が短い。メタボーンズで挙げられている互換性のないレンズは、注意した方が良さそうだ。
LTII EF-NEX | Amazon



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