2016年3月14日月曜日 更新:

フォーサーズ用ニッシンDi466の接点復活手順

フォーサーズ時代に購入したニッシンのフラッシュ「Di466」は、構造上ホットシュー部分が接点不良になることが多い。ニッシンのサイトには、無水エタノールによる清掃を推奨しているが、自分の「Di466」はそれでも改善できず別の方法で復活できました。今回は、「Di466」の接点復活まで確認したことをご紹介します。


(1)最新ファームウェアに更新

ニッシンのフラッシュはファームウェア更新が可能で、送料以外は無償で対応してくれます。まず最初に「Di466」に既知の問題がないか確認をしました。今回、CP+のニッシンブースで出張ファームウェア更新サービスを受け付けていたので、この機会にお願いしました。郵送する場合はこちら。今回、v1.1にアップデートしてみたのですが、接点不良とは全く関係ありませんでした。

スタッフさんはとても親切!

(2)フラッシュ取り付け位置の確認

次に、元々フォーサーズ用なので、OM-Dのホットシューの接点とフラッシュの接点がきちんと接触しているか確認しました。「Di466」のマウント部をOM-Dのホットシューの奥まで差し込むと、接点がピッタリ一致する仕様でした。さすがニッシン!これも関係なし(爆)


(3)フラッシュの接点を鉛筆で塗る

フラッシュの接点は、経年劣化で金属表面に凹凸があると点接触になって認識しにくくなります。そこで、フラッシュの接点を鉛筆で塗ると、点接触が面接触に変わり認識するようになるそうです。「Di466」の接点部分を鉛筆で塗り、OM-Dに装着してみたところ、、、

文字の色がグレーから白に!(^^)ヤッタ−

一時は、後継機種の「i40」に更新することも考えましたが、E-M1/E-M5でも普通に認識するようになりました。「Di466」は、まだまだ現役で使えそうだが新製品も気になるところ。今回発表された「i60A」は、無線シンクロに対応した高性能なフラッシュのようですが、なかなか立派なサイズでした。
         
型名i40Di466i60A
GN(105mm)4033不明
FP発光対応未対応対応
質量(g)203240300

フォーサーズ用の発売時期は未定。