2024年10月5日土曜日 更新:

Amazonで購入できる外部HDRディスプレイ

ということでApple MacBook Pro/Airで使えるHDR対応の外部ディスプレイをチェックです。

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前提条件と噂

  • 外部ディスプレイは、VESAが定めたHDR認証規格「DisplayHDR」対応の製品を中心にリストアップした。スタンダードの400、ミドルレンジの600、ハイエンドの1400が主流だ。

  • 理想的にはDisplayHDR 1400であれば、OM/パナソニックの12, 14bit RAWデータを最大限に活かせる。

  • iPad Pro 12.9インチ 第5世代 以降 および iPhone15以降のHDRディスプレイ性能は非常に高く、「解像度2556 x 1179(約3.8MP)ピーク輝度1600ニト」という数値を公表しています。これをHDR表示モニターとして使う手もある。10月発表との噂のiPad miniのHDR性能に注目だ。
    解像度2266 x 1488(3.3MP)、輝度500ニト

  • MabBook Pro/Air 及び 従来のiPhone用としては、DisplayHDR 600 クラスに抑える事で、HDRの視覚的な差異を最小限にする考え方もある。

  • HDR画像を外部ディスプレイに表示するためには「Appleシリコン搭載モデル」が必要です。

 

MacBook Pro/Airの技術仕様

  • 10億色対応
  • M1 Air 400ニト
  • M2/M3 Air、M1/M2 Pro 500ニト
  • M3 Pro 600ニト
  • 広色域(P3)
  • True Toneテクノロジー

  

VESA DisplayHDR 1400


VESA DisplayHDR 600

 

[参考]VESA DisplayHDR 400

 

※従来のSDR液晶ディスプレイの輝度が300〜400cd/m2であるため、DisplayHDR 400は視覚的に大きな差が出ない可能性がある。


実際に見てきました♪

事前に用意しておいたHEIFファイルを使用して「Apple Studio Display」に表示してみる。写真の細部まで高解像度に表示されることに感動します。OM-1≒E-M1 Mark II>E-M5の順で満足度が高く、内蔵HDRディスプレイやSDR外部ディスプレイでは気づけなかった高画素機と高感度センサーの性能差が分かるようになりそう。「Apple Studio Display」は5120 x 2880ピクセルで、約14.7MP以上のデジタルカメラで撮影した写真であればフルスクリーンで楽しめる。

また、RAW編集によってエッジや色収差などを強調し過ぎた場合でも、大画面であれば簡単に気づくことができる。RAW現像するときに、いくつかカラープロファイル設定を切り替えて、写真を確認するきっかけにもなった。
 
「Apple Studio Display」の写真アプリにはサンプルが多数保存されている。おそらく、販促用の厳選された写真を採用しているとは思うが、iPhone16フュージョンカメラ>iPhone 16/15超広角レンズの順で解像度の差があった。特にフュージョンの風景写真はE-M5 HEIC並に高解像度です。(10/14)

 

優先順位

現在、MFTマウント規格で14bit RAW記録に対応するデジタルカメラは、Panasonic GH5SとOM-1 Mark IIのハイレゾショットのみ。出力先がミドルレンジのHDRディスプレイ環境では、12bitとサンプルの14bitの差は分からず。14bitはデータが重厚すぎるところもストレージがひっ迫しそうで気になる。もし子供達がまだ小さかったら、あのきめ細かな肌の質感まで14bit RAWでも記録して残してあげたいと思ったかもしれないが、、、

フィルムのHDRデジタルデュープを試したところ、12bit RAWでもゴミや粒状感が悪目立ちし始めたので、14bit RAWによって細部が強調される心配も出てきた。

HDR環境では8mm Fisheyeや12-40mm F2.8で撮影された写真の描写に唸る機会が多く、どちらかというとカメラよりも、レンズやHDRディスプレイへの関心が高まりつつあります。