iPhoneやiPadの「ヘルスケア」アプリに保存できるオージオグラム機能を使って、AirPodsやAirPods Pro、AirPods Maxを高音質にカスタマイズすることができます。
オージオグラムとは
オージオグラムとは、「ヘルスケア」アプリに保存できる純音聴力検査の結果のことです。iOS14より、この聴力検査の結果を使って、ヘッドフォンのオーディオ設定をカスタマイズできるようになりました。
オージオグラムを選択すると、聴覚に合わせて特定の周波数を調整し、弱い音を増幅してくれます。また、AirPods Pro や AirPods Max は、外部音取り込みモードや会話を強調する機能もオージオグラムに対応しています。
つまり、加齢により高音域が聞こえにくくなる40代以上の人に、オージオグラムは最強のおすすめ設定になります。
対応ヘッドフォン
- AirPods Pro
- AirPods (第2世代以降) ※第1世代は非対応
- AirPods Max
- Apple EarPods (EarPods with 3.5 mm Headphone Plug または EarPods with Lightning Connector)
- Powerbeats
- Powerbeats Pro
- Beats Solo Pro
- Beats Fit Pro
まずは聴力検査
聴力検査は、車内や早朝など静かな場所が必要です。聴力検査アプリは無料の「Mimi Hearing Test」がおすすめです。iPhoneアプリは、以下のページからダウンロードできます。
検査が終わったら右上の終了をタップします。メイン画面の右上の歯車アイコンをタップして「アップルの健康に接続する」>「許可を与える」をタップします。
ヘルスケアアプリが起動するので、聴力検査に以下を許可する項目で「オージオグラム」をオンにして、右上の「許可」をタップしてください。
オージオグラムを設定する(iOS18対応)
- AirPods を iPhoneに接続します
- 設定>アクセシビリティ>オーディオとビジュアルをタップします
- 「ヘッドフォン調整」をタップ>「ヘッドフォン調整」をオンにします
- 「カスタムオーディオ設定」をタップして「続ける」
- 最新のオージオグラムを使用しますか?と聞かれるので「オージオグラムを使用」をタップします
- おすすめの設定で「オージオグラムを使用」をタップします
- 「外部音取り込みモードをカスタマイズ」で「増幅」バーを調整後「完了」をタップします
「オーディオを以下に調整」セクションに「オージオグラム」が追加されたら成功です。それでは皆さん、快適なミュージックライフをお楽しみ下さい!!