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2026年10月10日土曜日 更新:

ソニーの新型 FE 400mm F4.5 GM と FE 600mm F6.3 GM:まったく異なる2つの印象

10/10、XでMagnus Winbjork Photoの動画が話題になっていたので整理してみました。 


 

元動画

要約すると・・・

  • 近距離では、400mm F4.5+1.4TC が 600mm F6.3 より高画質
  • 600mm F4 は別格だが、価格・重量は4〜5倍(※実際は3倍)
  • 1本だけ選ぶなら、テレコン付きの 400mm F4.5(動画の結論)

 

主な仕様

項目 FE 400mm F4.5 GM OSS FE 600mm F6.3 GM OSS
型名SEL400F45GMSEL600F63GM
発売日2026年10月9日(金)
価格(税込)オープン価格
市場想定 約50万円前後
オープン価格
市場想定 約70万円前後
レンズ構成16群22枚17群24枚
絞り羽根11枚(円形絞り)
最短撮影距離2.5m
最大撮影倍率0.18倍0.25倍
フィルター径95mm
最大径×長さ108×242mm108×263mm
質量(三脚座除く)約994g約995g
手ブレ補正レンズ内手ブレ補正(OSS)
対応テレコンSEL14TC(1.4x)/SEL20TC(2.0x)
テレコン装着時1.4x:560mm F6.3
2.0x:800mm F9
1.4x:840mm F9
2.0x:1200mm F13
フード丸形バヨネット式
 
 

動画に登場するレンズとの重量比較

  • FE 400mm F4.5 GM OSS:約994g
  • FE 600mm F6.3 GM OSS:約995g
  • FE 300mm F2.8 GM OSS:約1,470g
  • FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS:約2,115g
  • FE 400-800mm F6.3-8 G OSS:約2,475g
  • FE 600mm F4 GM OSS:約3,040g

 

導入

  • 「あなたに合うのはどちらでしょうか? ソニーが2本の新しい超望遠単焦点レンズを発売しました。これほど小さく軽いレンズが作れるとは想像もしていませんでした。残念ながら、この2本を手元に置けるのは1日だけです。そこで今日は、2本を持ち出して撮影し、お互いを比較します。友人にも協力してもらい、300mm F2.8 との比較にも全力で取り組みます。

    人気の望遠ズーム 200-600mm、少し新しい 400-800mm ズーム、そして王者である 600mm F4 GM とも比べます。さらに、より複雑に、そして面白くするために、2種類のテレコンバーターを使った組み合わせも試します
    」

 

天候

  • 「今日は曇りで、レンズのテストには最適な天気です。リスや鳥のいる場所に行くので、退屈気味なフクロウの友達ばかり撮ることにはなりません。このテストの写真をまとめるのに、ほぼ徹夜しました。伝えたいことが山ほどあり、大きな驚きもありました」

 

近距離での比較

  • 「まず、今回の主題は、新しい 400mm F4.5 と 600mm F6.3 の比較であり、特に600mm相当の焦点距離に到達する方法に注目します。最初は古い GM の 600mm F4、大きくて重くて非常に高価なレンズです。新しい 600mm F6.3 と比べると、はるかに小さく軽く、価格もずっと安いレンズです。近距離で被写体を撮ると、最大の違いは背景のボケ、つまり背景の柔らかさだとわかります。全体として、新しい 600mm F6.3 は高画質でよい仕事をしています。2枚をクロップして 600mm F4 と新しい F6.3 を比べると、もちろん差はあります。価格が4〜5倍で、はるかに大きく重いレンズですから、差があって当然です。その差が、お金と重さとサイズに見合うかどうかは別の話です。

    人気の 200-600mm ズームでは、600mm側で画角が少し違います。目で見ると 550〜560mm くらいに感じられ、差は最短撮影距離付近で最も大きくなります。全体としては 200-600mm もよい仕事をしますし、400-800mm も非常に良好な画質です。しかし、クロップして比べるとより興味深くなります。4本を大きくクロップして比べると、やはり 600mm F4 が他のレンズに対して優位です。200-600mm は他のレンズに比べて少し平坦な印象もあります
    。

    次に、600mm F6.3 を、600mm前後になる他の組み合わせと比べます。左が 600mm F6.3 で、それを 400mm F4.5 + 1.4倍テレコンと比べます。正確には 600mm ではなく 560mm になりますが、差はそれほど大きくありません。ただ、私が非常に驚いたのは、これだけクロップすると、少なくとも私の目には、400mm + 1.4倍テレコンが非常に優れた結果に見えることです。さらに 300mm + 2倍テレコンとも比べました。2倍テレコンのせいでかなり甘くなります。300mm + 1.4倍テレコンと少しのクロップも比べましたが、これも非常に良好な画質です。ここでの最大の驚きは、400mm F4.5 + 1.4倍テレコンのほうが、テレコンなしの 600mm より画質が良いことです。もう少しクロップすると、テレコンを付けた 400mm のほうがコントラスト、質感、クリア感が高いことがはっきりわかります。ただし、これはかなり極端なクロップです。普段こんなクロップはまずしません。あくまでテストのためです
    」


少し離れた距離での比較(10〜15m)

  • 「次に、同じことを少し長い距離から行いました。ここでもやはり、600mm F4 GM と新しい 6.3 GM には差があり、その差は主に背景にあります。画質の違いを見つけるには、実際にクロップする必要があります。200-600mm は、ここでも良好ですが、600mmで少し焦点距離が足りないように見え、他のレンズより少し平坦です。400-800mm は美しい画質です。左から 600mm F4、600mm F6.3、200-600mm、400-800mm の順に並べて比べました。そして改めて、新しい 600mm F6.3 GM を、600mm前後になる他の組み合わせ、つまり 400mm + 1.4倍テレコン、300mm + 2倍テレコン、300mm + 1.4倍テレコン(少しクロップ)と比べます。ここでもやはり、400mm + 1.4倍テレコンのほうが 600mm より良い画質です。やはり驚きです。被写体から少し離れたので、差は至近距離のときより少し小さくなりました」


離れた距離での比較(40m)

  • 「さらに下がって、約40メートル離れると、被写体から遠いので、600mm F4 と 600mm F6.3 の背景の差はさらに小さくなります。それでももちろん差は見えます。200-600mm と 400-800mm は、ここでも良い仕事をしています。

    次に、非常に強いクロップで並べて比べます。離れた位置から撮っていますが、最初に近くで撮ったときと同じ構図になるようクロップしています。ここでは、600mm F4 が他のレンズに対して圧倒的に有利なことがはっきりわかります。扱える RAW ファイルの画質がずっと良いからです。これだけクロップすると、レンズ設計上の小さな問題や弱点が、すべてはるかに目立ちます。もう一度、600mm F6.3 を600mm前後の他の組み合わせと比べます。クロップが非常に強いので、かなり大きな差が出ます。左の 600mm F6.3 は十分よい仕事をしていますが、クロップが強いのでノイズがかなり目立ちます。400mm + 1.4倍テレコンは、それでも素晴らしい結果です。300mm + 2倍テレコンはかなり甘く見えます。300mm + 1.4倍テレコンは、この強いクロップでも本当によく見えます
    」

 

動画の後半では、かなり離れた距離での比較(60m)や、参考情報としてアップスケールツールを使って画素数を取り戻す実験をされています。

最短撮影距離に近い近距離撮影(鳥やリスなどの小動物)では、「400mm + 1.4倍テレコン」が画質面で大きく優れる。撮影距離が伸びるにつれて画質の差は小さくなり、大型動物を狙うような遠距離撮影では差がほぼなくなる可能性がある。レンズ選びの判断基準は、絞り(F値/明るさ)を最優先する。暗所撮影が多いなら「400mmで撮影してクロップ」し、光量が十分なときだけテレコンを使う運用が効果的で、超望遠(600mm以上)が常に必要で、明るい日中がメインなら「600mm F6.3」も良い選択肢になりえる。

300mm F2.8 GM は傑作だが、他に600mm F4などを所有していない「1本しか持てない状況」では最良の選択になりにくい。結論として、1本だけ選ぶなら「400mm F4.5 + テレコン」の組み合わせが、光量に応じた柔軟な対応ができるため、多くの野生動物撮影者にとって最もおすすめとのこと。

 

勝手に羽毛ランキング(曇天・1/800固定)

動画内では距離ごとに比較していたのでランキング形式にしました。距離があるときは、口径が大きくて、明るくて、長焦点のレンズを選ぶと良いことが分かります。 個人的には上位2本は、神もしくは化け物レンズという印象を受けました。曇り空という条件では、暗いレンズはISO感度が上がって解像度的には不利になる。5位以下は羽毛が甘くなっていく傾向がありました。しかし、4KJPEGでの比較ですので、晴れの日かつAI NRをかけたら化ける可能性はありそうです。

  1. 10-15m SONY 600/f4.0 GM         1/800 f4.0 ISO1250
  2. 10-15m SONY 300/f2.8 GM + 1.4TC 1/800 f4.0 ISO1250
  3. 40m SONY 600/f4.0 GM            1/800 f4.0 ISO1250
  4. 10-15m SONY 400/f4.5 GM + 1.4TC 1/800 f6.3 ISO3200
  5. 40m SONY 300/f2.8 GM + 1.4TC 1/800 f4.0 ISO1250
  6. 40m SONY 400/f4.5 GM + 1.4TC 1/800 f6.3 ISO3200
  7. 10-15m SONY 600/f6.3 GM         1/800 f6.3 ISO3200
  8. 10-15m SONY 300/f2.8 GM + 2.0TC 1/800 f5.6 ISO2500
  9. 10-15m SONY 200-600/f6.3 G      1/800 f6.3 ISO3200
  10. 10-15m SONY 400-800/f6.3-8 G    1/800 f8.0 ISO5000
  11. 40m SONY 600/f6.3 GM         1/800 f6.3 ISO3200
  12. 40m SONY 300/f2.8 GM + 2.0TC 1/800 f5.6 ISO2500
  13. 40m SONY 200-600/f6.3 G      1/800 f6.3 ISO3200
  14. 40m SONY 400-800/f6.3-8 G    1/800 f8.0 ISO5000

© 43デジカメ*ラボ — https://456dslr.blogspot.com/

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