2017年1月29日日曜日 更新:

OM-D E-M1 Mark II とフォーサーズレンズの動作報告

昨年ZD 11-22mmを購入した際に「ZUIKO DIGITALのページはすべて闇に葬り去られてしまった」と書きましたが見つけました!→デジタル一眼カメラ「生産が終了した商品」

ここに入ってしまった製品のファームウェア更新は今後期待できないと思いますが、、、OM-D E-M1 Mark II とフォーサーズレンズの動作報告です。

我が家のフォーサーズレンズ

2012年3月に購入したE-M5でほぼMF撮影を強いられ、イメージャAF対応フォーサーズレンズの動作が改善したのがE-M1ファームウェアVer.1.4の2014年5月。それからマイクロフォーサーズの小型軽量の魅力に気付き、移行完了したところにOM-D E-M1 Mark IIは登場した。
 
E-M1 Mark II フォーサーズ風ドレスアップ^^;
 

ZD 11-22mmを購入したときに”深入りは禁物”と書いたが、こうして正式なものを見ると結構ショックですね。。気を取り直して撮影に行きましょう。

E-M1 Mark IIは、初見で「あ。E-520みたい」と思った




ZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macro

換算100mm。我が家では屋内専用レンズで、こうして屋外で使うのは久しぶりでした。HGレンズの写りは別格。クラスター表示とC-AF連写でトビに食いつく状態を確認できた時は、あまりの衝撃に笑ってしまいました。1.4テレコン付けてまたリス園に行ってみようか。

OM-D E-M1 MarkII + ZD ED 50mm F2.0 Macro


こちらは色消しテレコンを付けて。Aモード、開放でC-AF連写。ブツ撮りでは、完全に人間の目を超えていると良く思うのだが野鳥に使っても繊細な描写に惚れます。2月のメジロは近づいても逃げない。蜜を吸うのに夢中です。

OM-D E-M1 Mark II + ZD 50mm F2.0 Macro
河津桜とメジロ


このレンズは開放で色収差が目立つ傾向があるので、日中は暗部を持ち上げる階調オートは使用禁止。標準/Hi/Lowとコントラスト±調整をこまめに切り替えて使用するようになりました。



ZUIKO DIGITAL 70-300mm F4.0-5.6

M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO購入後は出番が無くなっていたレンズ。70−200mmの範囲で使えばまだまだ現役。615gだがグリップのお陰か振り回しても重さをあまり感じません。

フォーサーズの頃から、一度ピントが外れるとゆっくりとしたAFスキャン動作で待たされるのが欠点だったが、E-M1 Mark IIのAFリミッター機能(5〜999.9mなど)をONにすると改善できます。


200mm以上の使用をあまりお勧めしないのは、大気の揺らぎの影響を受けやすいんです。フォーサーズユーザーは、最初から地球の大気&手ぶれ地獄と戦っていると言えるかと(笑) なので、テレマクロで近接撮影だったら300mmをガンガン使えます。



ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5

換算22mmのパースペクティブが超気持ちいい。風景好きなら損しないレンズです。星景写真で多用しているプリセットMFはM.ZUIKOレンズでは問題ないが、このレンズだとちょっと甘め。最後にMFできちんと星にピントを合わせた方が良さそう。

OM-D E-M1 Mark II + ZD 11-22mm F2.8-3.5


オリンパスサポートから話を聞いたり実際に撮影して思うのは、フォーサーズレンズ、マイクロフォーサーズレンズに関わらず、レンズ毎に最適なAFスキャンとAFリミッターの組み合わせがあるようです。→野鳥撮影の記事に追記しました。

P1280502





ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8

一番最初に購入したパンケーキレンズ。写真は、F値を16まで絞って光芒を伸ばしてみました。E-M5では暗がりでAFが途中で止まるケースがありましたが、E-M1 Mark IIではそういったこともなく。「普通に使えるよね」と、昔の仲間に教えてあげたい^^;    我が家では激戦区の焦点距離だが、今後の稼働率を上げていきたい筆頭レンズ。

OM-D E-M1 Mark II + ZD 25mm F2.8