OM-1購入時から「被写体検出した鳥が画面に複数いるときに、どうやって選択するのか」が謎でした。
方法1:マルチセレクターで選ぶ
その答えは、22/8/4に配信されたOMDSのYouTube LIVEで知ることができました。なんと緑の枠を小さくしてマルチセレクターで選ぶ。これにはビックリ。AIにちまちまと「これに注目して」と教えてあげないといけなかったのだ。(この左上のUSBアイコンは消せないのでしょうか) |
→OM-1 Mark IIは、被写体選択ボタンとフロント/リアダイヤルで簡単に選べるようになりました!(24/1/31)
OM-1 Mark II 取扱説明書 P121より |
OM-1の鳥認識AF+「もっと粘る」モード
OM-1で撮影していると「鳥認識AF」がOnの状態のときにC-AF追従感度の「粘る」は無効化されている印象があります。
方法2:ALLでも
AFターゲットモード:ALLでも選べないのかなと調べたらあった。ALLの時は、画面中央に近い被写体に注目する。(OM-1取扱説明書、88ページ)
これはLargeでも同じ動作でした。ただし、緑の枠が小さいと枠外の被写体は検出されにくくなる。
事前準備
- 被写体に合わせて適切な被写体検出モードを選ぶ
- AFターゲット:ALLまたはLargeをセット
- AIが認識できる程度のピントは合っている必要がある
選択方法A
- 画面中央に被写体を置く
- 被写体検出On
- 画面中央に近い被写体の白い枠が2重枠になる
- 被写体検出Offにして1に戻る
選択方法B
- 画面中央に被写体を置く
- 被写体検出On
- 画面中央に近い被写体の白い枠が2重枠になる
- カメラを振って別の被写体を画面中央に置くと2重枠が移動する
- AF方式:C-AFでAF-Onを押し続けて被写体をロックオン
ロックオン状態のときにカメラを強く左右に素早く動かしてしまうと、「C-AF追従感度」の設定よりも「画面中央の被写体」を優先するアルゴリズムが動作してロックオンが外れやすくなる事が分かった。したがって、野鳥の群れの中の一羽を確実に追従させたい時は、被写体検出をOffにした方が無難かもしれない。(Ver.1.2で確認)