2025年5月6日火曜日 更新:

Anker セキュリティカメラ「Eufy SoloCam S340」購入

25/5/5、Ankerのセキュリティカメラ「Eufy(ユーフィ)SoloCam S340」を購入しました。

主な仕様

  • 搭載レンズ:広角467万画素、望遠:278万画素
  • 夜間撮影:カラー/モノクロ対応
  • 防滴仕様:IP65 ※OM-1はIP53
  • 稼働範囲:水平360度、垂直70度
  • 動作検知:人物、車両、その他すべての動体
  • フレームレート:15fps
  • ワイヤレス:2.4GHz
  • 記憶媒体:内蔵メモリー8GB ※
  • 電  源:内蔵10000mAh 約90日連続使用可能 USB-Cソーラーパネル付属(型名:T8705)
  • 外形寸法:約87 × 87 × 120mm
  • 質  量:約710g (取り付けブラケットを除く)  

※記憶媒体の容量が一杯になった場合は、古いデータから順に上書き保存されます。重要な検知動画は「Eufy Security」アプリからスマートフォンにダウンロードできます。

「Eufy Security」アプリの初期設定の際に、QRコードおよびSNによるデバイス登録が失敗するバグがあるが、Battery Camera > SoloCam S340 もしくはデバイス検索欄で「S340」 を指定して回避できます。


基本情報

  • 製品名:セキュリティカメラ「Anker Eufy SoloCam S340」
  • 希望小売価格:オープン価格、初値24,990円
  • 発売日:2024年10月3日 
  • コメント:Amazonで定期的に2割引セール(¥19,990)があります。



外観

自作の「ワイヤレスライブカメラ」の運用から5年、とうとう専用品を導入です。近隣で何か問題があった訳ではありませんが、備えあれば憂いなしということで。

丸っこい愛嬌のある形状ですが、夜間撮影はもちろん、広角・望遠レンズ搭載、AIトラッキング、スポットライト、マイクで外の人と会話までできる。外出先でも閲覧可能です。自作を遥かに超えた性能・機能が盛り沢山で、これはもう、未来の番犬ロボットです。

 

こりゃ凄い

設置手順

Eufy(ユーフィ)SoloCam S340の「取扱説明書(PDF)」の手順通りに組み立てます。我が家は、2階の窓にある手すりの縦格子から真下にある1階の駐車場を監視しています。

  1. S340の取り付けマウントを木板(23x12 x 4 cm)に付属のネジで止めます

  2. S340本体にソーラーパネルを装着します。ブラケットの上カバーをすこし緩めると、ネジを回して強く締めることができる
  3. ソーラーパネルは、ベランダの手すりの縦格子に固定するまで一旦水平にしておきます
    ※設置後に45度の角度を付けます

  4. 木板を90度上にして、ソーラーパネルを先にベランダの手すりの縦格子の間を通す
  5. 木板を元に戻してS340と木板を手すりに挟んで設置完了です

 

S340用のマウントのオプション品は色々あるので、上記の設置方法が適合しない場合は「S340 マウント」で検索してみてください。ソーラー充電重視の場合は、「雨樋用|Google」が一番実用的かも。我が家の手すりの縦格子に設置は、屋内の電源を併用する場合に強みありです。

あと絶対にやってはいけない設置方法があります。実は、最初に説明書を読まず、下図のように設置してしまったのですが、Wi-Fiの受信感度がかなり悪くなる原因になります。

リモート操作が不安定で最悪でした。正しく取り付けましょう(;・∀・)ハハハ

 

バッテリーの持ち

まだ購入したばかりで心配なところもあるのですが、YouTubeにレビュー動画がありました。S340のソーラーパネルは非常に優秀のようです。安心しました。ただ、2階の手すりから簡単に取りはずせますし、USB-Cの延長ケーブルが付属しているので、梅雨や冬季に日照不足で困ったら、さっと満充電にしようと思います。 →感度を1段下げると数日で急速に回復する。

 

機能拡張

  • Eufy HomeBase S380:取扱説明書(PDF) 内蔵16GBと強化版 AI顔認識機能を追加できる 12,790円
  • レインカバー:「S340 レインカバー」で検索すると色々出てくる。サードパーティ製1,000円〜6,000円

 

AI顔認識

Eufy S340をしばらく運用していると、家に頻繁に出入りしている人物は、Eufyに家族や知人と認識される。イベントには人物マークが付くのですぐ分かるようになります。イベントの詳細画面には「Local AIにより検出」が表示され、サムネイルをタップすると写真が拡大される。

運用当初は、設定>動作検知を人物+「その他全ての動体」であってもEufyは何度か見逃していると感じていたが、実はしっかり把握していたようだ。 設定>バッテリー管理>「バッテリー節約モード」はクリップのタイミングはS340任せになる。このアルゴリズムによって、スキップされた可能性もある。

ではS380のメリットは?というと、 S380は「BionicMind AI」を搭載しており、人物ごとの顔認識・識別精度が大幅に向上する。より正確な「家族」「知らない人」の判別が可能とのこと。しかし、S340単体の機能で満足しているなら急いで増設する必要はなさそうだ。


カスタマイズモード

監視方法は、3つのモードを選べます。

  1. バッテリー節約モード:録画の長さ20秒
  2. 監視モード:60秒
  3. カスタマイズモード
1はちょっと短すぎるのと、クリップのタイミングはS340にお任せになる。2は長すぎるのでバッテリーの消耗が心配です。最終的に、以下の設定になりました。これで1の不満を解消しつつ、安定したバッテリー運用を継続できます。録画のチェックは長いものだけを見ればよいので簡単になった。
  • 録画の長さ:25秒
  • 再トリガー間隔:5秒
  • 動作が停止した場合に録画を停止する:ON
  • 検知感度:4 

検知感度5はバッテリーをかなり消費するので重点的に監視したいとき限定。検知感度3は数日で急速にバッテリーが回復するため、梅雨や冬場はおすすめの設定です。稀に撮り逃がすケースがあるが、バランスがよいのはデフォルトの4です。(25/6/16)

 


更新履歴

  • 19/5/2、「ワイヤレスライブカメラ自作、運用編」の記事公開。お遊びで設置した自作の吸盤式ワイヤレスライブカメラが家族に好評です。


  • 主な仕様
  • ベースはAIY Vision Kit 
  • 576万画素 (3200x1800, 16:9)
  • OS:「Raspbian Stretch with desktop April 2019
  • ソフトウェア:「Motion 4.2.2
  • スマホ遠隔閲覧対応
  • モーションキャプチャ対応
  • framerate 100、threshold 1500、event_gap 0、pre_capture 3、post_capture 3
  • ※カスタマイズ項目(SFTPサーバー対応、記録画像は時間毎にtar.gzでダウンロード可能、ソフトNDフィルター装備)
  • OSとMotionは2019年版を導入。最新バージョンを体験してみたかったというのが一番の理由です。サーバー用途の場合、AIYはOfficeなど不要ソフトが付属しているため、最新にするメリットがありました。AIボードとMotionソフトウェアの相性がすこぶる悪く、突然Motionがカメラデバイスにアクセスできなくなる不具合が発生。問題の切り分けのために、一旦AIボードとシャッターボタンは取り外しました。
  • Motionのセットアップ手順は、公式サイトのヘルプにすべて記載されています。Raspbianの固有なコマンドの多くは、Qiita.com を参考にしました。感謝!
  • カメラのピント調整
  • 購入したAIYキットには、カメラのピント調整用の治具が付属していません。オプション品のカメラを単体で追加購入すると付属する場合あり。カメラケーブルはB+用とZero用(白とオレンジ)があるので、購入の際は注意が必要です。Raspberry Pi カメラモジュール用 レンズアタッチメント | Amazon
  • 実際にライブ運用してわかったこと: 
  • 時折、地域の家庭ごみが荒らされていたり、放置自転車の問題などを家族から聞いていました。相談していた交番のお巡りさんのご指導のもと、敷地内の駐車場にカメラを向けて設置してみたのだが、我が家にも勝手に入ってきて色々やっていたのでした(苦笑)
  • 様々な気付き: 
  • ライブカメラが防犯に有効なことはすぐに分かった。軒下のライブカメラを継続してみると、どちらかというと我が家とつながりのある人達との交流を埋めるツールであることが見えてきた。
  • 不思議な人の来訪はごく僅か。ゴミ回収がやりにくそうだからケースの位置を変えようかとか回覧板はあの少年だったか今度お礼を言おうとか。真面目に分析すると、日々の改善やコミュニケーションの向上に役立つ。
  • こうして、手軽に設置できて、スマホやPCで簡単に確認できるワイヤレス通信対応のカメラというのは我が家では必須となった。セキュリティカメラは、ドライブレコーダーやアイサイト等の車載カメラの次に一般普及しそうな気がしてきました。
  • 外出先からの閲覧
  • ライブカメラの運用が軌道に乗ったところで、家族からの新たなご所望は外出先からの閲覧です。実家の両親にスマホから「見れるかな?」と紹介しようとしたが見れなかったとのこと。
  • 我が家のルーターは、クライアントの固定IPアドレス割当、ポート変換およびDMZ設置機能が標準装備。MotionはLive stream設定内にBasic認証オプションが用意されており、お試し用途としては設定は簡単でした。暗号化など認証方式の改善の余地はあるものの、外出先から自宅の様子がみれるのはちょっと不思議な感じです。

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