山とカメラ好きが映画『エヴェレスト神々の山嶺』を観た後に原作読んで感動した話。 | 43デジカメ*ラボ 43デジカメ*ラボ : 山とカメラ好きが映画『エヴェレスト神々の山嶺』を観た後に原作読んで感動した話。

2016-03-21

山とカメラ好きが映画『エヴェレスト神々の山嶺』を観た後に原作読んで感動した話。

「なぜ人は山嶺(いただき)を目指すのか。」原作の予備知識も無いままカメラと山という組み合わせだけで『エヴェレスト神々の山嶺』を観てきました。岡田 准一、阿部 寛、尾野 真千子 出演。夢枕 獏のベストセラー山岳小説「神々の山嶺」の映画作品です。


毎年この時期は、子供たちと「ドラえもん 」の映画を観に行くのだが、映画館で「お父さん他の映画観てもいい?」と相談したところあっさりOKの返事。昨年観た「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の時にちらりと予告されていた本作を選択しました。


一般人が山頂を目指すのは、純粋に山が好きだからという想いが根底にあると思うが、冬山を命をかけて挑戦するなんてありえない話だ。本作は、G・マロニーの謎を解明して金儲けしようとするカメラマンと、己の名誉のために前人未踏の登攀ルートにこだわり続ける登山家との交流を描いた物語である。自然を前にすると人間最後は「生きる」という本質にたどり着くという話なのだが、なんだか唐突すぎるストーリー展開にスクリーンに向かってツッコミを入れまくる自分。(ノД`)

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で、映画を観たあとにKindle版の原作を購入して読んでみたのだが、小説はカメラマン深町の日本でのカメラマンの仕事や恋人の存在などが詳細に描かれていて、普通に山とカメラを愛する男でした。(しかも、寒冷地仕様のニコンF3所有。Σ(゚Д゚))映画で疑問に思った部分は、次々と小説の中で解消されていく。。また、実在した伝説の登山家達の逸話を映画よりも詳細に読むことができます。作者自身が実際にエベレストのベースキャンプに滞在したり、実際に南西壁から登頂した登山家に話を聞いて小説を書いているため、エベレスト登山のリアリティが半端ない!


小説を愛読してた人達は、この映画を観てどう感じたのでしょう。最後に、今もこの過酷な山に挑戦し続けている日本人はいるのだろうか?と調べたところ、いました栗城史多さん。彼が撮影した映像は、現在のエベレストの真実を映しだしている。


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映画で消化不良だった人におすすめです。