2017年3月8日水曜日

OM-D E-M1 Mark II でハイレゾショット

遅ればせながらOM-D E-M1 Mark IIでハイレゾショットを使いはじめました。OM-D E-M1 Mark IIで生成できる画像は5000万画素と2500万画素。5000万画素のRAWデータを現像すると8000万画素に出力できる。被写体の動きによる画像の乱れを効果的に抑制できるようになり、従来より実用的になったのが売りのようです。

初Hi-Res Shot^^;
初ハイレゾショット^^; @PCT

準備するもの


  • 三脚(ミニ三脚のPIXIでもOK)
  • レンズはAF/MF/メーカー問わず。オリンパスは高解像度レンズを推奨(M.ZUIKOであればPROまたはPREMIUM、ZUIKO DIGITALはSHGまたはHGレンズ、パナソニックはLEICAまたはXズームレンズなど) 

カメラに振動があるとシャッターが切れない仕組みで、ハイレゾアイコンの警告が消えた時だけシャッターを切れます。レリーズのおすすめは、O.I Shareアプリのリモコンまたは液晶モニターのタッチシャッター。注意事項としては、交流光(蛍光灯など)の下で撮影した場合はフリッカーの影響で解像しません。また、ファイルサイズが大きいので、気に入ったショット以外はこまめに削除していった方が良さそうです。




画像の乱れを効果的に抑制?


この一文が気になったので浜辺でハイレゾショット。浜風の強い場所では三脚のエレベーターは伸ばさない。足は伸ばすとしても1~2段まで。星景写真のノウハウがここで活きてくるとは...。使用レンズはZD 11-22mm F2.8-3.5。下の写真はシャッタースピード1/125sだったが、激しい波の動きのところだけ1/3sで撮影したようなスローシャッターの描写になりました。

Tsujido Beach
8000万画素  RAW

更に暗くなったところで再びハイレゾ撮影。このようなシーンはハイレゾショットの得意分野かも。8枚の写真を合成することによってノイズリダクションが効くのか綺麗に撮れている印象。

Hi-Res Shot Part 2
8000万画素  RAW

ブログで遊んでいる人たちを見つけて、楽しそうなので真似してみました。ナノトラッカーを使って月面をハイレゾショット。アングルプレートを真北に合わせて速度切替スイッチを1倍速、モード切替スイッチでパイロットランプを2回点滅の月追尾モードにすると、液晶画面に月がビタッと貼り付きます。その瞬間をハイレゾショット!

Lunar phase 8, Hi-Res Shot Part 5
ぱっと見、小さい月に見えるが、、、


使用レンズは、ZUIKO 135mm F2.8+テレコン。赤道儀の追尾精度に影響しないように、なるべくシャッタースピードを上げることを重視しました。OM-D E-M1 Mark IIのハイレゾショットは、使い方さえ気をつければ十分アリな新機能ではないでしょうか。下の写真は上の写真をトリミングしたもので、約1400万画素相当になります。

Lunar phase 8, Hi-Res Shot Part 5 Trimming
ドォォォーーン!とな



関連記事