2016年11月21日月曜日

実際にOM-D E-M1 Mark II を見てきた感想

我が家ではNo.1のショット数を誇るOM-D E-M1。ファームウェア更新で最新機能を体験できる稀なカメラでしたが、この後継機であるOM-D E-M1 Mark II を体感フェアで実際に見てきました。

OM-D E-M1 Mark II


右手に吸い付くようなグリップとダイヤル。そして、シャッターを切った瞬間「あぁ、写真を趣味にして良かった」と思えるカメラです。背面のレバースイッチの形状は、従来より上下に切り替えしやすくなっており、ボディの重量はバッテリー込みで約80g増と、少し重くなってますが気になりません。これは触ってる皆さん全員が仰られてました。

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研究し尽くされたグリップ部

毎度お馴染みのカットモデル。E-M1同様に背面部まで覆われた”全面”マグネシウム合金ボディの採用により、軽量性と堅牢性を両立。少し心配だったバリアングル液晶は、しっかりした造りかつスムーズに開閉できて良かった。チルト液晶からの移行は多少不安があるが、実際に使っている経験者によると慣れの問題だそうです。

OM-D E-M1 Mark II 断面図



体感フェアの会場で、異様な盛り上がりをみせたのが「レンズ&アクセサリーコーナー」。私もZD 50mm F2.0 MacroのAF動作を確認したときに思わず声が出てしまった。そして、フォーサーズレンズを試した見ず知らずの者同士が「素晴らしい!」と喜びを分かち合い、「頑張りましたね、お疲れ様」と担当者に労いの言葉をかけるという、この世に楽園はあったのか!(笑) →フォーサーズレンズのスペック一覧はこちら

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ぐわぉっΣ(゚Д゚)

C-AF+親指AFでの試写では、クラスター表示、5点グループターゲットと追従感度設定のコツなど新機能の使いこなしとアルゴリズム完成までの苦労話をAF担当の方にいろいろと聞かせてもらいました。

初代E-M1を購入する前は「連写なんぞ邪道!カメラは、一枚一枚慎重にシャッターを切るものだ」という考えでしたが、所有後はスポーツ写真の楽しさを教えてくれたカメラでした。今後は電子シャッターによる撮影を多用することになり、20万回の耐久性を持つシャッターユニットが数年で疲労することは無いでしょう。


「長秒時ノイズについては問題ありません」と口頭ですが教えてくれました。プリセットMF搭載で、星景写真は益々快適に撮影できるようになりそうです。この日は試せませんでしたが、ハイレゾショット/深度合成の処理速度や所有するレンズの写りなど気になるところは沢山あってキリがない。それは、、、発売してからのお楽しみということで(・・;)


2016年12月30日更新

電源不良、EVF動作不良のハードウェア初期不良品が出ています。下記URL 1-A)にある8日以内の交換品対応は実質機能しておらず持ち込み対応のみとの事です。
https://shop.olympus-imaging.jp/contents/index/cd/guide_legal_info#returns