2016年10月9日日曜日

実際に悪魔と魔性な?新PROレンズ2本を見てきた感想

超万能ズームレンズの M.ZUIKO 12-100mm F4 IS PROと、芸術の秋にぴったりの単焦点レンズ M.ZUIKO 25mm F1.2 PRO を実際にオリンパスプラザ東京で見てきました。 →新マクロレンズはこちら

オリンパスプラザでは「秋の文化祭」を開催中

M.ZUIKO 12-100mm F4 IS PRO


  • 最大撮影倍率0.6倍(35mm換算)
  • 最短撮影距離0.15m
  • 高画質、高倍率で小型

フォトキナで正式発表された新レンズ3本の中で、おそらく一番人気でしょう。他社メーカーから「やられた!」というコメントが出ているように、”ありそうでなかった”を実現したレンズ。フォーサーズのZD 12-60mm F2.8-4.0 SWDを愛用している人達からは「これで遂にマイクロフォーサーズレンズに更新か...」という声が漏れるほど。



まずは少し離れた場所にある模型を望遠端にして撮影。模型の中心をクローズアップした写真が撮れました。M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PROと同じ最大撮影倍率なので、ブツ撮り用としても使えます。

OM-D E-M1 at 100mm 1/60s F4.0 ISO200

続いてくりんと回して 38mm で撮影。ちょうどM.ZUIKO 12-40mm F2.8 の望遠端とほぼ同じ画角になり、模型の全景がシャープに撮れました。やるな!

OM-D E-M1 at 38mm 1/50s F4.0 ISO200

更にくりんと回して 12mm で撮影。12-40mm PRO や 12-60mm SWD に大変特徴が似ているレンズで、広角 24mm から 200mm まで同一の画質で撮れるのがこのレンズ最大の強みです。そらみんな買うわ!鏡胴の質感も良かったです。

OM-D E-M1 at 12mm 1/60s F4.0 ISO200




M.ZUIKO 25mm F1.2 PRO


  • 色にじみの少ない美しいボケ
  • 韋駄天AF

M.ZUIKO 12-100mm F4 IS PRO が悪魔のレンズなら、こちらは魔性のレンズでありましょう。75mm F1.8 のようなモノの塊感はありません。高価なレンズがどんどん軽量化されているようで、手に取った時は拍子抜けしました。しかし、出てくる絵は間違いなく一級品です。

MADE IN JAPAN!

まず最短撮影距離が0.3mということで寄りの写真から。これは、ライカの 25mm F1.4 と同スペックです。ライカの25mm って凄く人気のあるレンズですが、このレンズオーナーに出会うと必ず「でも、0.3mですよ?寄れなくて不便ですよ」と釘を刺されます。それで気にするようになったんですが、、、

ウソみたいにきれい


ま、まぁF1.2ですからね。このぐらいは当たり前でしょう。普通に撮ったらどうなのよ、と近くのオブジェをパチリ、、、

めちゃくちゃ好みの絵なんですケド。。


M.ZUIKO 25mm F1.8 の絵とは根本的に何かが違う。。濃厚な発色にノックアウト寸前です。これは液晶プレビューでは分かりませんでした。SDカード持参OKというのは、そういうことだったのか!今、自宅でPCに取り込んでやっとこのレンズの凄さを認識しました。これは参った。

OM-D E-M1 Mark II については「すべての仕様が固まっていない状況で、最終調整中です。特に大きな問題は無いと聞いているので、まもなくお知らせできると思います。なんとか年末までには( ̄ー ̄)ニヤリ 」という感じでした。仕様が固まっていないところって手持ちハイレゾでしょうか。それともキットレンズに12-100mmを付けるかどうか迷ってる?はよ発表してくれ〜

なんちゅうボケ味。。




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