2015年10月12日月曜日

OM-DとPENで星景写真を撮影しよう! 〜カメラ機材編〜

マイクロフォーサーズのレンズラインナップにF2.8以下の明るい広角レンズが充実してきた。OM-DとPENにはライブコンポジットやLVブーストなど夜間撮影に便利な機能が搭載されていて、気軽に星景写真を楽しめる環境が整いつつある。星景撮影を始めて、色々調べたことや体験したことをご紹介したいと思います。今回は、カメラ機材編です。

◆自由雲台に装着するクランプ購入

Peak DesignのクイックリリースプレートをKTSの自由雲台とPIXIで使えるように大小2つ用意しました。King中型三脚付属のクイックシュー付き自由雲台は、クイックリリースプレート無しでカメラを装着する時に不便で、クランプの存在を知った時は目から鱗でした。PIXIに似合う小さなクランプは結構数が少ないです。このNEEWERのアルミ製クランプType3とスケルトン仕様のDesmond DAC-X1は、Amazonで購入しました。三脚にカメラを簡単に装着できるクイックシューはあると便利でオススメです。



◆暗闇ではヘッドライトが大活躍

キャンプで愛用中のジェントスGTR-931Hを使用してます。撮影現場は真っ暗なのでLEDライトは必須です。特に両手が使えるこのヘッドライトは大変便利で重宝してます。電池は、単3のエネループが使用できます。目が慣れてきたらカメラの背後に置くと、簡易ランタンとして使えます。周囲の人に自分の居場所を知らせて、安心感を与えることができます。また、撮影マナーとして「赤色ライト」が必須です。

GTR-931H 製品マニュアルより

◆リモートケーブルはあると便利

フォーサーズ時代に購入したオリンパスのリモートケーブルRM-UC1を被写体に応じて使用しています。使用するとシャッター時のぶれを軽減できます。三脚にマジックテープで固定できるようにすると、待機中もリモートケーブルがぶらーんとならなくて良いです。適正露出を把握した後にセルフタイマーを使用するという方法もあります。この場合は低振動モード2sや12s(超望遠撮影時)を使用すればシャッターを切るのは最初の1回だけになるので、リモートケーブルは不要になります。




◆最大感度1600以上のカメラを選ぶ

マイクロフォーサーズの高感度性能は日進月歩で、日々進化しています。これから星景写真を始めるのであれば、可動式液晶モニター搭載の新型カメラを選べばOKです。以下のリンクから、高感度に強いマイクロフォーサーズカメラの一覧を見ることができます。現時点では、E-M1 Mark II、PEN-F、OM-D E-M5 Mark IIが最強ということになります。そして、星景撮影を支援するライブコンポジットとLVブースト2搭載のカメラとなるとぐっと数は少なくなって、E-M1 Mark II、PEN-F、E-M5 Mark II、E-M10 Mark IIのみになる。E-M5やPEN Liteで撮影する場合は、LVブースト1をONにします。こちらは事前にピント合わせを練習しておけば問題ありません。次回の実写編で詳しく説明します。



◆F2.8以下の広角レンズを選ぶ

長秒時ノイズは撮影後に消す事はできないので、個人的には常にオンで撮影すべきではないかと思います。その分、撮影時間は2倍になるが、F2.8以下の明るいレンズであれば露出時間は15〜25秒程度なので、その位の時間は待てる感じでした。マイクロフォーサーズの明るい広角レンズは以下の製品があります。ベストチョイスは、1本で様々な広角の画角が楽しめて光害の多い場所では自由に画角を変更できるM.ZD ED 7-14mm F2.8、次点で12-40mm F2.8でしょうか。コンパクト性を重視する場合は、12mm F2.0や8mm F1.8がお勧めです。

・M.ZD ED 7-14mm F2.8 PRO
・M.ZD ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
・M.ZD ED 12mm F2.0
・M.ZD ED 12-40mm F2.8 PRO
・LUMIX GX 12-35mm F2.8
・LUMIX DG 12mm F1.4
・COSINA 10.5mm F0.95
・Kowa 8mm F2.8
・Kowa 12mm F1.8


記念すべき最初の星景写真。

◆レンズヒーターで結露防止

12月深夜23時頃の撮影で外温度が下がった時に、初めてレンズの結露を経験しました。Amazonで1,300円のレンズヒーターを購入。急いで手に入れる必要はないですが、あると安心です。

画面右下が結露



以上です。その他、外気温が0〜4度程度でPROレンズを使用する場合は、鏡胴が大変冷たくなるので、ボタン類の操作に影響しない薄手の手袋があると便利です。

次回は、実写編その1です。