2015年2月21日土曜日

CP+2015:実際にOM-D E-M1 ver.3.0を見てきた感想

進化し続けるオリンパスのフラッグシップ機、OM-D E-M1 ver.3.0(2015年2月24日公開予定)を実際にCP+2015で見てきました。


大規模アップデート

最初に確認したのが、無償の大規模アップデートについて。「社内では賛否あったが、フラッグシップ機を購入したユーザーには長く愛用して欲しいと考えています」とのこと。今後もファームウェアの提供を継続してくれるそうです!首からE-M1をぶら下げた私に、オリンパスの説明員さんは、みんな優しかった。そして、それが何を意味するのか、私はすぐに察知しました(笑)


ver.3.0の中身

さて、気になるver.3.0の中身ですが、今回の更新内容は公式発表の通り2つのみで、その他の新機能や不具合修正などは入っていないそうです。さっそくカメラの前に指を立てて連写H+C-AFを試してみましたが、確かに高速連写しつつピントが合焦し続けてくれます。(*_*; スゲー


ただし、連写H+C-AFは、位相差AFのみで測距点37エリアに限定されます。マイクロフォーサーズレンズ装着時の連写L+C-AFは、測距点81エリアで位相差AFとコントラストAFを切り替えながら動作するので(それはそれで凄すぎる (゚д゚;)、場面に応じて使い分けて欲しいとのこと。個人的には、徒競走のゴールの瞬間など、構図がある程度固定された場面は連写H+C-AF、被写体を追ってパンするような場面では連写L+C-AFが向いているように感じました。


 

OI.Share

もう一つの新機能は、スマホ側でライブビュー画面を見ながらムービー撮影ができるようになる機能で、同時に「OI.Share」をver.2.5に上げる必要があります。現時点では録画スタート/ストップとカメラロールに保存といった機能しかありませんが、自撮りブームやオリンパスのシネマカメラ業界の参入で、ムービー関連は今後さらに機能強化されそうです。

E-M1に搭載される次の新機能は何だろね。