2014年11月30日日曜日

M.ZUIKO 40−150mm F2.8 PRO購入

11月29日、ついにオリンパスからM.ZUIKO 40-150mm F2.8が発売されました。

主な仕様

  • レンズ構成:10群16枚(レンズ構成図&MTFチャート
  • 防滴処理:防塵防滴機構
  • 最短撮影距離:0.7m
  • フィルター径:72mm
  • 最大径x全長:Ø79.4×160mm
  • 質量:760g


基本情報

  • 製品名:M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
  • 希望小売価格:203,500円(税込)→2020年1月、価格改定228,800円(税込)、初値143,853円
  • 発売日:2014年11月29日(土)
  • 同梱品:レンズキャップ(LC-72C)、レンズリアキャップ(LR-2)、レンズフード(LH-76)、レンズケース(LSC-1120)

レンズキャップ(LC-72C)は外・内側フック対応の新型です。レンズケース(LSC-1120)は丈が長いので、OM-Dのボディまで入ります。望遠撮影で必須のレンズフードはスライド式でクイックに使えるし、場面に応じて位置を自由に調整できるのが素晴らしい。 →2020年9月に「軽量タイプ」が発売されました。

因みに12-40mm付属のレンズキャップ「LC62D」は、内側フックのみで苦情が多かったのか、外・内側フックに対応している「25mm F1.2用レンズキャップ@Amazon」 が発売されました。 

唯一、40-150mm用のアクセサリーに不足しているのは、三脚座を外した時にむき出しになってしまう金具部分を隠す化粧カバーでしょうか。40-150mmオーナーからの要望はかなりありそう。→発売されました!


外観

フォーサーズ時代、憧れの存在だったZUIKO DIGITAL 50-200mm F2.8-3.5 SWD。そのマイクロフォーサーズ版と言えるレンズで、しかもスーパーハイグレード級のスペックになって生まれ変わりました。「この機会を逃すと、もう手を出さないだろう」と思い切って購入を決めました。

我が家にも無事到着!




化粧カバーやMC-14は購入すべき?(2020年更新)

焦点距離が1.4倍となる「MC-14」は、100-400mm F5-6.3、300mm F4 IS PROやZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macroなどをお持ちでしたらおすすめします。40-150mmにおすすめしたいのは「MC-20」の方で、装着すると80-300mm F5.6の超望遠ズームレンズとして生まれ変わります。

化粧カバー「DR-66」は色々と使えるので、個人的にはマストアイテムです。


試写

29日の午前中に届いたので、午後の子供の発表会に間に合いました。三脚座の外し方が分からなくてちょっと焦りました。

10m離れた位置から発表会の舞台を狙うという状態でしたが、全域F2.8の撮影が楽なこと楽なこと。アルバムを見返してみると40mmから150mmまで万遍なく使用していて、「買って良かった」と思いました。

その日の夜は月がとても綺麗だったので、テレコンMC-14を付けて手持ちで撮影した写真がこちらです。

OM-D E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 + MC-14 at 1/30 210mm F11 ISO100


翌日、子供たちと近所の浜辺へ。前半はE-M1、後半はE-M5に40−150を付けて撮影しました。OM-D E-M1、E-M5と40-150mmの組み合わせはどちらも全く問題なし。お好きな方をご自由に。(※最新のファームウェアに上げておく必要があります)

個人的にE-M5は、片手撮影が出来るようにグリップを付けた状態が好きです。

E-M1

OM-D E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 + MC-14 at 1/1600 56mm F2.8 ISO200


E-M1

 

E-M1


飛翔モノは ZUIKO DIGITAL 70−300mm F4.0-5.6で染み付いてしまった撮影テクニックで。C-AF + 連写Lを試すのをすっかり忘れてました(^^ゞ あらゆる被写体を繊細にどこまでもシャープに。どの写真もそうですが、ある程度トリミングしても画質が劣化しないのが凄い。

E-M1

OM-D E-M5 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 at 1/3200 150mm F2.8 ISO200

後日、夕暮れ時の何気ない風景を切り取った1枚。「この写真はノイズが少なくて綺麗に解像してるなぁ」とEXIFを見て、ぞくっとしました。なんとISO LOWに固定していたことを忘れて撮った写真だったのです。更に調べてみると、1/15 210mm F8  ISO100という写真もありました。OM-Dとこの望遠レンズの組み合わせには日々驚かされる毎日です。

OM-D E-M1 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO + MC-14 at 1/80 210mm F4 ISO 100 手持ち、低振動モード0秒ON


OM-Dと40−150mm F2.8の使い勝手は上々で、現時点のオリンパスの技術の粋を集めた最新レンズであることは間違いないようです。



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