2013年1月13日日曜日

OM-D E-M5ショット数の傾向と対策

デジタル一眼のシャッターユニットは、消耗品と言われている。昨年はOM-Dを使用する機会が多く、どの位撮ったのだろうと気になったので、レリーズ回数(撮影枚数)を確認することにした。オリンパスのデジタル一眼は、カメラ本体で総ショット数を確認することができる。おそらく保守用の隠しコマンドだと思うのだが、ほぼすべての機種が有志の人たちによって解析されている。


OM-D E-M5も例外に漏れずネットに公開されているのだが、以下が最短で確認できる手順だと思うのでご紹介します。

OM-D E-M5ショット数の確認方法


  1. MENUボタンを押しながら電源ON
  2. 有機ELモニタに画面が表示されたらMENUを離し、もう一度MENUを押す
  3. 十字キーを使ってモニタ調整へ移動(最短は上、右、下、下)
  4. OKまたは右を押してモニタ調整へ入り、OKを押すと「OLYMPUS E-M5 01 01 01 01」という画面に変わる。
  5. 十字キーの上、下、左、右、シャッターを押す
  6. 十字キーの右でPAGE2が表示される

    R: シャッター回数
    S: フラッシュ撮影回数
    C: クリーニングモード回数
    U: 超音波ダストリダクション回数
    V: ライブビュー撮影回数(OM-D E-M5未使用項目)
    B: 手ぶれ補正撮影回数

  7. 確認を終えたら電源OFF


で、自分の昨年のショット数は、どうだったのかというと、、、

トータル11,358ショット。フラッシュ撮影が128ショット、手ぶれ補正が8,952ショットでした。撮影の約8割は手ぶれ補正機構に助けてもらっている計算になります。

また、超音波ダストリダクションが1,596回と、OM-Dは毎月180回ほどマメにセンサーを掃除してくれていました。

9ヶ月で1万ショット越え!

 
PAGE 3(十字キー: 下)
 
MCS(メイン基板の製造月4138YMM): 203(2012年3月製)
 
 
D: (十字キー: 左)
 
ダメージコード:3B83、8222
 
 
 
 
 
 
毎月1,200枚近く撮影していることになるので、このまま行くと7年後の2020年には10万ショットに到達することになります。

OM-Dの製品紹介サイトには10万回の作動試験をクリアと謳っていますが、少なくとも2015年には3年保証が無くなるので、2年後の今頃はOLYMPUSにE-M5の総点検をお願いしたいと思います。

ちなみに、E-5は15万回の作動試験をクリアしている。これを他社と比較すると、、、
  • 10万回の作動試験 - E-M5, D5100
  • 15万回の作動試験 - E-5, D600, D7000, X-E1
  • 20万回の作動試験 - D800, α99
各社によって試験項目が異なると思いますが、10~15万回がハイアマチュア向けで、15万回以上がプロ機という位置付けのようです。作動試験の回数がそのカメラの適正価格になっているような気がします。偶然かもしれませんが、面白いですね。